REPLY FORM

以下のフォームから返信を行ってください
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
阿部光里 RES
夏休み課題


1.スピナマラダ
作者 野田サトル

〈あらすじ〉
高い才能を持ちながらも、母の死と共にフィギュアスケートからの撤退を余儀なくされた白川朗が、引越し先の苫小牧でアイスホッケーに出会い、名門勇払高校アイスホッケー部でインターハイを目指して戦い、成長していくスポーツ青春もの。

静止画である漫画でアイスホッケーのスピード感と迫力のある激しい試合運びをリアルに描いており、実際に試合を見ているような盛り上がりを感じられる。主人公をはじめ個性的な人物が多く、内容も少し前のスポコン漫画のようなノリになっていると思った。主人公がスケートはやっていたけど、アイスホッケー初心者ということであまり馴染みのないスポーツだが、ルールの説明や用語、アイスホッケーの雰囲気を学んでいく過程を読者も共有して一緒に学べるようになっている。

2.ドッグスレッド
作者 野田サトル

〈あらすじ〉
舞台は気高き北の大地・北海道。時代は2010年、平成。
フィギュアスケート、全日本ジュニア選手権大会決勝で歴代最高点を叩き出した白川朗は、なぜか突然、大暴れ。優勝できたはずの大会で失格、フィギュア界を永久追放されてしまう。『狂犬王子』という異名をつけられたロウが辿り着いたのは、氷都・苫小牧、アイスホッケーの街だった!!? 大自然の作り出した天然の池リンク! VS屈強な源間兄弟!! 前人未到のインターハイ20連覇がかかる狼之神高校!!! そして、強い速い美しい氷上格闘球技・アイスホッケーとの出逢い!!!! 改善、成長、進化! 全ての挫折を祝福へ変える、超回復の物語ッ!!!!

「ドッグスレッド」は野田サトルのデビュー作「スピナマラダ」をリメイクした作品になっており、「ゴールデンカムイ」を経た事で打ち切りになってしまい当時書ききれなかった事などを大まかな設定はそのままでより詳しく書かれているため、登場人物の背景など分かりやすくなっている。作中に東日本大震災の事が出てくるが「スピナマラダでは思いを上手く表せずに触れるだけで書ききれなかったものを形にしたい」と話していたので今後どのように描かれるのかが気になる。


3.イナズマイレブン フットボールフロンティア編
原作 日野晃博
監督 秋山勝仁

〈あらすじ〉
主人公円堂守は雷門サッカー部キャプテン。熱いサッカー魂を持った仲間達と一緒にフットボールフロンティアの頂点を目指す!

部員が足りず廃部の危機にあるサッカー部が何とか廃部を免れるために部員を集めるところから、主人公の円堂守や、メインの豪炎寺修也、風丸一郎太だけでなく他の登場人物たちにもそれぞれ焦点を当てながら、フットボールフロンティア優勝までを26話で綺麗に収めている。円堂の幼なじみでいつも皆を精神的に支えてくれる風丸が兼部している陸上部の後輩と話したことで気持ちが揺れ豪炎寺との連携技の炎の風見鶏が合わなくなってしまうシーンでは、技を決める時に言うセリフが葛藤した事でそれまで揃っていたセリフも揃わなくなってしまったり、フットボールフロンティアでオープニングの「立ちあがリーヨ」をスタジアム風の音質で流すなどなど細部にまでこだわりが多くちりばめられている。

4.イナズマイレブン 脅威の侵略者編
原作 日野晃博
監督 宮尾佳和

〈あらすじ〉
「フットボールフロンティア」で優勝した雷門中イレブン。しかし突如「エイリア学園」と名乗る宇宙人たちが現れ校舎を破壊。サッカーによる世界征服を公言する。強力な力を持つ彼らに対抗するため、円堂たちは日本中をまわり最強チームを作る旅に出る。

1期での雷門中の連携シュート技に多く関わっている豪炎寺や染岡や風丸達の離脱、新たに加わった吹雪の崩壊などストライカーの不足を2期ではディフェンダーにより焦点をあて塔子、木暮、綱海、立向居など加わったメンバー達の活躍が多く描かれていた。壁山や風丸、染岡、栗松などが闇堕ちし敵対したり、吹雪の過去など全体的に重めのストーリーになっている。1期は円堂が盛り上げてみんなを引っ張っていたが、今期はみんなが円堂を引っ張っていく事が多く、全体的に1期と2期での対比が多いと感じた。

5.イナズマイレブン 世界への挑戦!!編
原作 日野晃博
監督 宮尾佳和 秋山勝仁

〈あらすじ〉
エイリア学園との戦いから数カ月後。U-15のサッカー世界大会「フットボール・フロンティア・インターナショナル」が開催されることになった。円堂ら、日本中から選抜された16人による日本代表チーム「イナズマジャパン」の世界一への挑戦が始まる。

世界編から新たに追加された必殺タクティクスによって、オーストラリアやアルゼンチンは守備型、イギリスは二つのタクティクスを使う事で攻守に優れたチームなどそれぞれのチームの色を分かりやすくし、試合をより盛り上げていると思った。世界編では今までは敵として戦っていた不動や基山、緑川などとの協力や、アメリカへ行った一ノ瀬と敵として対戦するなどサッカーを通して人との繋がりを大事にしているイナズマイレブンの魅力が現れていると感じた。

6.転生したら第七王子だったので、気ままに魔術極めます(漫画)
原作 謙虚なサークル

あらすじ
俺が興味あるのは魔術だけだ──
庶民の転生先は王子!? 桁外れの魔力と家柄でお気楽無双ライフ!!
「魔術を極めたい!」たった一つの想いを残し死んだ男は、生前の記憶を残したままサルーム国の第七王子として転生を果たした! 前世とは異なる桁違いの魔力量。第七王子という自由な身分。最高の環境で少年ロイドは魔術浸りの生活を望むが…。

主人公のロイドが最強格なのに常に魔術に対する欲が強く、どんな敵と対峙していく中でより成長していたり、ロイドだけが強いのではなく、ロイドの兄弟や専属メイドのシルファ、その父など別ベクトルで強い登場人物が出てくるので普通のバトルものと同様に読めると感じた。カラーページを多く利用し戦闘の迫力を感じさせたり、呪文の多重詠唱を⬛️で表すなど他の漫画ではあまり見られない表現が多くなっている。

7.光が死んだ夏
作者 モクモクれん

〈あらすじ〉
ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに気づいてしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。

セミの声など普通はあまり強調しない所を目立つように書いていたり、直接幽霊などを多く出すのではなく髪の毛や正体が見えないものなどを用いていて、不気味な世界観がこの漫画の季節の夏のじめっとした暑さのようなじっとりとした気持ち悪さとリンクしていると感じた。怖いものが苦手な人でも、続きが気になって読んでしまう所が、本当に危険なものは見たらいけないと分かっているのに見てしまうという体験に似ていると思った。

8.オペラ座の怪人(ミュージカル)
原作 ガストン・ルルー
監督 ジョエル・シュマッカー
制作 アンドリュー・ロイド=ウェーバー

〈あらすじ〉
19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになった若きオペラ歌手のクリスティーヌは、初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たす。クリスティーヌに才能を見いだしたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを亡き父親が授けてくれた「音楽の天使」と信じ、プリマドンナへと成長する。ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、ある時、ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。



9.アルスラーン戦記(漫画)
原作 田中芳樹
作画 荒川弘

(あらすじ)
国が燃えている…。世界はどれだけ広いのか? 強国「パルス」の王子・アルスラーンは、いまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻。アルスラーンは初陣の時を迎える。パルス軍の強さは古今無双。この戦もパルスの圧勝に終わると誰もが信じていた……。奈落へと落ちたアルスラーンの運命! 激動の英雄譚、開幕!!

初めは戦う事が好きではなく鍛錬をあまりしていなかったアルスラーンがパルス軍のはいたいにより首都を取り戻し「本物の王」になるため、精神的にも肉体的にも成長していく物語。自身の強さを過信し強さで支配しようとするアンドラゴラス、血筋を重要視し王位に固執するヒルメス、血筋も圧倒的な強さも持たないが決して驕らず人柄から着いてくる人が多いアルスラーンそれぞれが王位を巡っている様子だけでなく、パルス軍臣下達の葛藤や、奴隷階級の様子や他国とのやり取りなどがリアルに描かれている。

10.僕に花のメランコリー
作者 小森みっこ

〈あらすじ〉
高校2年の新学期、雨宮花は街で不良少年のケンカに巻き込まれる。乱暴で荒んだ様子の男の子には幼なじみ・弓弦の面影が…。 初恋の相手との予期せぬ再会に花の心は揺れて──

恋愛物語だけでなく、主人公の花がまだ小さい弟のお世話や家事などをしていたり、弓弦や、るかの家庭環境の話などヤングケアラーやネグレクトなど現代の社会問題も題材にした作品。るかと弓弦が共依存的な関係になってしまった過程や昴との過去の話などが丁寧に描かれている。


11.俺様ティーチャー
作者椿いずみ

〈あらすじ〉
真冬は元不良トップの女の子。学校を退学になり、転校してキラキラ女子高生として出直すことに! 初友達・早坂くんも出来て平穏な生活スタート☆ のハズが、担任の佐伯先生が実は…!?

ギャグ要素が多い中に、渋谷亜希の存在を匂わせる発言が登場前にあったり、早坂くんの家庭事情を匂わせるような描写が初期から出てきていたり、生徒会の中での賭けや花房会長の思惑など伏線が多く張ってあり、ストーリーが最後までぶれることなく進んでいくので飽きることなく読み進めることができた。中盤で出てきた成金の家のお嬢様と佐伯先生の約束が明かされたのが、誰かのために自分を後回しにしてしまう似た者同士の二人が、自分のためにやりたい事をかなえた時に明かされる展開になっていると思った。


12.アイアンマン(映画)


監督 ジョン・ファヴロー

〈あらすじ〉
天才発明家にして軍事企業経営者でもあるトニーは、アフガンでテロリストに拉致される。彼らから兵器開発を強いられるが、密かにパワードスーツを作り上げて脱出。それを機にトニーはパワードスーツを装着した正義のヒーロー“アイアンマン”として活躍する。

アベンジャーズ作品を初めて鑑賞したが、ヒーロー作品なので架空の敵と戦うのだと思っていたが、現実の戦争やテロなどと関係していてびっくりした。
アイアンマンがどうして出来たのかという事を主軸にしている為、トニーがアイアンマンになる過程がしっかり描かれている一方で戦闘シーンはあまり多くなくあっさりした戦いだと思った。

13.インクレディブル・ハルク(映画)
監督 ルイ・レテリエ

〈あらすじ〉
実験中の事故で緑色の巨人ハルクに変身する体質になってしまった科学者の男性。以来、彼は軍の追跡を逃れ、またあいする恋人とも別れてブラジルで隠遁生活を送っていた。だが、ある出来事をきっかけについに彼の居場所がバレてしまう…

アイアンマンとは違いハルクが緑色の巨人になった過程などはしっかり描かれずに過去に何があったかを冒頭の数シーンだけで説明している。肉弾戦なので戦闘シーンの迫力があり、戦闘シーンとそれ以外のシーンのギャップ、普段の心優しいブルースとハルクになった時のギャップがすごい。

14.アイアンマン2(映画)
監督 ジョン・ファヴロー

〈あらすじ〉
自らアイアンマンであることを公表した、億万長者にして天才発明家のトニー・スタークは、政府からスーツの技術を軍と共有するよう求められてしまう。しかし、その技術が悪の手に渡ることを恐れるトニーは、スーツの引き渡しを拒否する。ペッパーパー・ポッツと“ローディ”・ローズに加え、新たな仲間の協力を得て、トニーは強敵に立ち向かうことになる。だがトニーの前に立ちはだかるのは、彼の命を狙う謎の男だけではなかった。胸に埋め込んだアーク・リアクタの影響で彼の体は蝕まれていたのだ…。

父親との確執や、アベンジャーズの事などたくさんの要素を盛り込んでいるため、戦闘シーンもあまり激しくなくあっさりしている。SHIELDのメンバーが今回から活躍しだし、より色々なところでの活躍や思惑による動きが多くなったと思った。

15.マイティ・ソー(映画)
監督 ケネス・ブラナー

〈あらすじ〉
この世にヒーローは無数にいても…神のヒーローはただ一人。神の世界""アスガルド""から追放された傲慢な戦士ソー(クリス・ヘムズワース 「スタートレック」)。地球に送られたソーは失った力を取り戻そうとするが、地球征服を企む敵がソーを葬ろうと闇の軍勢を送り込んでくる。堕ちた雷神ソーは強敵と戦うために立ち上がり、真のヒーローとしての力に目覚めていく。

アイアンマン2の最後から繋がる形で始まり、アベンジャーズ計画が本格的に始動し始めた作品だと思った。北欧神話が取り入れられていて今まであまり見た事がない感じの作品だが、とっつきにくさは無くあまり詳しくなくても楽しめると思った。

16.キャプテンアメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(映画)
監督 ジョー・ジョンストン

〈あらすじ〉
第二次世界大戦下の1941年、ナチスとの戦いに志願することを決意した青年スティーブは、その強い愛国心に突き動かされて軍の極秘計画たる“超人兵士計画“に参加する。普通の人間だったスティーブは“キャプテン・アメリカ“となり、最強の男に変身するが……。

鑑賞する前からアベンジャーズの事は知っていたが、作品が始まるとそれまでのマーベルシリーズよりも前の時代のことだったので、結末に驚かされた。思っていたよりも、戦争の事やナチスに関係する事が多く、ヒーロー作品と言うよりも戦争作品のように感じた。


17.アベンジャーズ(映画)
監督 ジョス・ウェドン

〈あらすじ〉
謎の敵が現れ、地球は滅亡の危機に陥る。秘密組織S.H.I.E.L.D.のニック・フューリーは、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクら最強のヒーローたちを集めたスーパーチーム“アヴェンジャーズ”を結成する。だが、意思に反してチームの一員になった彼らは共に戦う事を拒絶。そんな中、恐るべき敵の計画が進行していく。

個性の強いヒーローが上手くひとつにまとまって戦うのに時間がかかりすぎだと思ったが、最終決戦で集合した時の感動は凄かった。それぞれのアクションや戦闘などそれぞれの強みが存分に活きていてキャラクターが多い中、時間配分が完璧だと思った。
またロキという明確な敵を置きつつ、その奥にサノスの存在を示していたり、インフィニティストーンの事も出していて今後のこともすごく練られていると思った。

18.アイアンマン3(映画)
監督 シェーン・ブラック

〈あらすじ〉
地球を襲った未曾有の危機をアベンジャーズの一員として救ったアイアンマン=トニー・スタークは、あれから1年が経っても苦悩し、悪夢にうなされる日々を送っていた。そんな折、“マンダリン“と名乗る謎のテロリストがスタークに攻撃を仕掛けてきて……。

トニーがアベンジャーズの戦い以降PTSDになってしまったり、1.2よりもトニーの心情を多く描いていてよりヒーローも1人の人間であるということが語られていると感じた。また、今作はヒーロースーツを着ないで戦うシーンが多く、スパイダーマンで「スーツがないとダメなやつにスーツを着る資格はない」というのはここから繋がっていると思った。

19.マイティ・ソー ダークワールド(映画)
監督 アラン・テイラー

〈あらすじ〉
ソーが宇宙の秩序を取り戻す為に戦い続ける中、復習に燃えるマレキス率いる古代の軍が再び宇宙を闇で覆ってしまう。ソーの父オーディンでさえ敵わない敵を倒すには、危険な旅とわかっていても行くしかない。ソーが愛する人を守るために手を組んだのはなんと宿敵のロキだった。

母の死や兄弟で共闘するシーンなど、兄弟愛や家族愛が描かれていると感じた。1作目よりファンタジー要素が増えより神話的な内容が増えたと思った。母の死によりロキの内面がすこし見えたような感じがしたが、全然反省しておらず今後どうなっていくのかがとても気になる。

20.キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー(映画)
監督 アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ

〈あらすじ〉
アベンジャーズのメンバーとともに最大の危機から地球を救ったキャプテン・アメリカ。それから2年、彼は国際平和維持組織“シールド“の一員として活動していた。ある日、長官が何者かに襲われ、その事件を機に仲間であるはずの“シールド“から命を狙われ……。

スピード感のある展開だったけどきちんと内容は分かり、登場人物たちの関係性や対比が綺麗に纏められていると感じた。ファルコンやブラックウィドウとの連携やアクションも迫力があり、他作品とは違い緊張感を感じられる戦闘シーンだと感じた。

21.アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン (映画)
監督 ジョス・ウェドン

〈あらすじ〉
トニー・スタークはさらなる強敵に備え、愛する人を守るべく禁断の平和維持システムである人工知能“ウルトロン“を起動させた。ところが、愛なき人工知能が選択する究極の平和は、人類の抹消を意味していた。人類滅亡の危機にアベンジャーズが再び集結する。

アイアンマン3を観ているからトニーの言い分も理解出来るところや、ウルトロンをただの悪として考えられない所、ワンダとシルバーの事などこれまでのストーリーが繋がってきているように感じた。ヒーロー達は性格が合わず仲が良くないけど、その分敵を前に共闘するシーンが際立つと感じた。

22.シビル・ウォー キャプテンアメリカ (映画)
監督 アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ

〈あらすじ〉
世界を救う一方で人的・物的被害を拡大させたアベンジャーズは、政府組織の管理下に置かれ許可なしでの活動を禁じられてしまう。アイアンマンは賛成するがキャプテン・アメリカは強く反発し、すれ違いはエスカレートしていく。そんな中、テロ事件が発生する。

キャプテンアメリカの映画だけどアベンジャーズだと思うくらいヒーロー達に焦点が当てられた作品。今までのアベンジャーズの戦闘によって出た一般人への被害がテーマにあり、アイアンマンとキャプテンのそれぞれヒーローになった経緯から対立したが、両方の思いも理解出来るからこそそれぞれが葛藤しているのだと思った。

23.ブラックウィドウ
監督 ケイト・ショートランド

〈あらすじ〉
アベンジャーズのシールドとして活動するナターシャがスパイとしての過去やアベンジャーズになる以前に関係が壊れた偽の家族と対峙する。

アイアンマン2で突然登場したナターシャのバックグラウンドがエンドゲーム前に描かれていて良かった。3年間の偽物の家族だったけど、3年間での記憶はそれぞれにちゃんと家族愛があって、『本当の血縁関係よりも強い繋がりの家族を見つける話』というテーマでナターシャの家族はオハイヨの4人であり、エンドロールがアベンジャーズのからアベンジャーズでもあると思った。
24.スパイダーマン ホームカミング (映画)
監督 ジョン・ワッツ

〈あらすじ〉
スパイダーマンとして活動する15歳のピーターは、部活のノリで街を救うヒーロー気取りの高校生。アイアンマンことトニー・スタークに新しいスーツも作ってもらったピーターは有頂天になり、怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに止められてしまい……

今までのスパイダーマンの主人公は大人びている人が多かったが、年齢相応のヒーローに憧れる少年が主人公になっている。これまでのアベンジャーズシリーズを考えると、今までのピーターの性格だと合わないので、一から作り直したように感じた。

25.マイティ・ソー バトルロイヤル(映画)
監督 タイカ・ワイティティ

〈あらすじ〉
ハンマーを奪われ、はるか彼方に収監されてしまったソー。アスガルドの全ての文明を滅ぼしてしまう「ラグナロク」を止めるため、アスガルドへ急ぎ戻らなくてはならない。ソシテアスガルドには死の女神ヘラによる支配の危機が迫っていた。ヘラとの戦いの前に、ソーはアベンジャーズの仲間でありかつての戦友でもある超人ハルクとバトルロイヤルで戦わなければならなかった。

ユーモア多めの作品だと思っていたら、インフィニティーウォーに繋がる重要な作品だった。それまでハンマー頼りだったソーが実はハンマーはソーの力を抑えるためのもので、ソーが自らの力に気づき雷の神として覚醒する物語。

26.アベンジャーズ インフィニティウォー
監督 アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ

〈あらすじ〉
6つすべてを入手すると世界を滅ぼす力を得られるというインフィニティ・ストーン。その無限大の力を秘めた石を狙う最強の敵、サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム・アベンジャーズが再び団結する。

ヒーローが集結して全ての戦力をかけて戦ったのに敗れてしまい、バットエンドで終わったのは衝撃的だった。サノスもただの悪ではなく、信念がちゃんとあって世界のために行動してきたというのが伝わり、互いに世界を良くしたいと思っていたけどその考えがすれ違ってしまっていたのだと感じた。

27.アベンジャーズ エンドゲーム
監督アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ

〈あらすじ〉
全生命の半数が消滅した後の世界。残されたキャプテン・アメリカたちと宇宙に取り残されるもキャプテン・マーベルによって救出され地球に帰還したアイアンマンらはサノスの居場所を発見し、ガントレットの奪還を計画。彼らは農場にいるサノスと対峙するが……。

まさにMCUの集大成で3時間もあるのに全く飽きずに干渉することができた。この作品を見るにあたって絶対にこれまでの21作品を見る必要があると思った。アイアンマンで始まりアイアンマンで終わったり、キャプテンが過去に戻ってペギーと家庭を築いたことで世代交代が始まったのだと感じた。

28.バーバパパ (1990年版)
作者 アネット・チゾン タラス・テイラー

〈あらすじ〉
庭から生まれたバーバパパは、どんな形にも変形する力「バーバトリック」を持つ不思議な生き物。バーバママとの間に7人の子供も生まれ、バーバ一家は人間の子供たちと一緒に遊び、いろいろな発見をし、時には社会問題にあたっていく。

基本的に登場人物はどこかぶっ飛んでいるところが多いため、内容もびっくりするような事が多い。1話でフランソワがバーバパパを連れて来たらお父さんがそんなもの捨てなさいと伝えたが、バーバパパが活躍すると歓迎したり、10、11話でバーバ家の家問題など人間の裏の部分や環境問題など社会風刺的な面も持ち合わせている。キャラクターが話しているところは口が動かないため絵本が動いているようなファンシーな雰囲気だと感じた。

29.夜が明けたらいちばんに君に会いに行く(映画)
原作 汐見夏衛
監督 酒井麻衣

〈あらすじ〉
周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁。茜は何もかもが自分とは正反対の青磁のことを苦手に思っていたが、青磁が描く絵と、そのまっすぐな性格にひかれ、2人は少しずつ距離を縮めていく。やがて、そんな2人の過去が重なりあい、これまで誰にも言えなかった思いがあふれ出す。

「俺お前のこと大っ嫌い」というセリフから始まり、映画を通して青磁が一度も茜に「好き」という言葉を言っておらず、恋愛映画としては珍しい作品だと思った。冒頭のセリフや茜と青磁の関わりが全然無かったのに、美術の授業での「いつもマスクで内心を隠している」という青磁からのメッセージや、大嫌いと言いながらも常に茜を気にかけている青磁の様子から、2人の関係がどういうものなのか掴みにくかった。しかし二人が同じ小学校に一時期通っていた事を青磁は覚えておりその当時茜は青磁にとってのヒーローのような存在だったが茜の性格が変わってしまい本当の茜の性格を知っているからこそ青磁は茜に対して嫌な態度をとってしまったのだと思った。
コロナ禍を通してマスクをしている人が増えた今だから主人公の茜に共感しやすいと思った。青磁と関わっていくに連れて茜の
しかしラストの5年後に茜が父親と電話している時に突然口笛が聞こえて、音の方へ向かうと青磁の描いた絵が飾ってあり、そこで再会するというシーンは口笛は絶対に届かない距離なので他に何か二人が再開するきっかけになる方法は無かったのかなと思った。
主題歌の「グラデーション」は1番の歌詞は青磁目線、2番の歌詞は茜目線で書かれていて映画にとてもマッチしていた。


30.ミュージカル 黒執事 寄宿学校の秘密
原作 枢やな
脚本 Two hats Ltd. 演出 松崎史也

〈あらすじ〉
19世紀の英国。ヴィクトリア女王の裏の仕事を請け負う悪の貴族ファントムハイヴ家の万能執事、セバスチャン。その正体は悪魔。呪われし運命に立ち向かう孤高の若き当主シエルとの契約のもと、シエルの影となり、裏社会の事件を闇で片付けている。
ある日、女王のいとこであるクレメンス公爵の息子デリックが去年の夏休みから帰省しておらず、その原因を調査して欲しいと女王より依頼の手紙が届く。セバスチャンとシエルはデリックが通っている名門寄宿学校の先生と生徒になりすまし、潜伏調査を開始。寄宿学校という、伝統と戒律に守られた閉鎖空間に潜入した二人が辿り着いた真相とは_。

ストーリーや登場人物の言動など細かいところまで忠実に再現されており世界観を壊さずにミュージカルに落とし込まれていた。舞台装置が2階構造になっており床が回転することで裏表どちらも利用し空間を広く使うことで内容に幅を広げていると思った。今回の舞台では初めに黒執事の内容を軽く振り返る事で寄宿学校編の内容にスムーズに入る事ができると思った。

2025/04/15(火) 18:17 No.2083 EDIT DEL
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。