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有田真優美 RES
3年 有田真優美
春休み課題11-20

11『イエスマン YESは人生のパスワード』
2008年 監督:ペイトン・リード

あらすじ:後ろ向きな思考で何事にも「ノー」と答え、銀行の貸し付け業務の仕事も私生活もうまくいかない男。先行きに不安を感じて参加した自己啓発セミナーで、成り行きから「イエス」しか言わないと誓いを立てさせられる。そんな彼の身の回りに変化が起こり始める。

なんでもイエスと答えることで、自分でも知らなかった世界が開けることを教えてくれる。主人公はやりすぎだが、振り切った人間を見ると自分の決断は自分が思っているほど重いものでは無いのかもしれないとフラットに考え、フットワークの軽くなれる物語だと思う。
また、ジム・キャリーの顔芸の面白さ、コメディの笑いの力も人々の心に残る魅力のひとつ。
今まで否定したものに挑戦してみて視界が開けた経験は誰しも少なからずあるはずで、それを思い出させてくれたり、YESというたった一言で開けるかもしれないという勇気を貰える作品。
無理になんでもする必要は無いが、変わり映えのしない生活もつまらない。刺激的な人生も素敵だなと思える、元気になれると思う。様々な不幸も起きるが、洋画特有のアメリカンジョークとジム・キャリーの個性的な笑いに変える存在感、不幸からの幸運など展開のテンポの良さなど見ていて元気になる上に、そこから素敵な心に響くメッセージも貰える。


12『ウエディング・ハイ』2022年 監督:大九明子

あらすじ:新郎新婦の要望に沿った結婚式を作り上げる、優秀な女性ウェディングプランナー。ところが、あるカップルの結婚式にて、一癖も二癖もある参列者たちが暴走し始めたことで、彼女は次々と予測不能のトラブルに見舞われていく。

様々なトラブルと隣り合わせな結婚式の裏側を赤裸々に描きつつ、同時進行で起きていく事柄を追っていくテンポの良さや伏線回収、どんでん返しなどが妙だと思う。
結婚式に関わる様々な人々の思惑が交錯し、それに振り回されながらどうにかまとめあげるプランナーという図が笑いを誘い、こちらまでハラハラドキドキする騒がしさがあった。様々なキャラクターの視点でストーリーが語られるため全員が主人公のような雰囲気があった。スピーチなど結婚式のあるあるネタも散りばめられており共感できる場面も多く仕事の大変さも感じられるお仕事ヒューマンドラマの面も多分にあると思う。


13『殺意の道程』2020年 監督:住田崇

あらすじ:息子の一馬と従弟の吾妻満は、彼を自死へと追いやる原因となった取引先の社長・室岡義之への復讐を誓い、室岡殺害の完全犯罪を企てる。 しかし、これまで犯罪とは無縁に生きてきた二人にとって殺人は未知の領域。

バズリズムならではの会話のラリーで、会話をメインにあそこまで視聴者を引きつけるものができるのは脚本の妙だと感じる。
殺人計画と普段のくだらない日常が同居している感じが不思議で、そのギャップも良い。オープニングもシリアスな雰囲気を漂わせ殺人という非現実と、どんなに美味しいものも食べすぎると飽きるなど驚くほど現実的で身近な出来事を掛け合わせたくだらなさやギャップからくる脱力感が面白い。
わかるわかると思わせるセリフが多く、主人公のモノローグによる本音の語りで共感を誘う演出がコメディらしく面白い。


14『ある閉ざされた雪の山荘で』2024年 監督:飯塚健

あらすじ:劇団に所属する7人の役者たちに、最終オーディションの招待状が届く。 4日間の合宿で、彼らは雪に閉ざされた山荘で殺人事件が起こるという架空のシナリオを使って役を演じていく。 しかし、出口のない密室からメンバーがひとりずつ消え始め、事態は急変する。

雪の山荘という設定で繰り広げられるオーディションの中で、この特殊な環境をどう表現するんだろうと思っていたが、それぞれの部屋を間取り図のようにして全員の動きがわかるようにしたカットは素晴らしいなと思った。それによって観客側も全員の動きを見て誰が怪しいかなど推理することができ、複雑な状況の整理もしやすいと思う。また、半分の人がずっと真相を知った上で演技をしていたという役者ならではのどんでん返しがあり、ラストシーンや事故の原因も含め役者というものにフィーチャーしたミステリーだった。探偵のような存在はいないが、久我が最後に脚本家になることで辻褄も取れる上に観客が久我と同じ視点に立って謎解きをしやすくなっていったと思う。


15『世界から猫が消えたなら』2016年 監督:永井聡

あらすじ:飼い猫と暮らす30歳の男性。医者から余命宣告をされた彼はある日、自分と同じ姿をした悪魔と出会い、大切なものと引き換えに1日の命をもらう契約をする。時計、映画など次々と大切なものが失われていく中、彼は初恋の女性と再会する。

ファンタジックな設定とは裏腹にとても重たいテーマで自分ならどうするだろうととても考えさせられる作品であると思う。
しかし、なんだかんだで生き続ける主人公は平凡で現実的な主人公だと思う。何かが消えても命よりは大切で、何か大事だと思っていたものが消えても不思議と世界は回っていく。命とはなにか、生きるとはなにかを深く考える作品であると思う。
考えることはあってもここまでストレートに投げかけれられることもないと思う。
私は原作も読んだが、1日ごとに何かを消し、寿命を伸ばす。その度に何かを失っていき、自分の命について考える主人公は、突然突飛な設定と余命わずかというタイムリミットを告げられた視聴者側の心情とも重なる。いつ死ぬか分からないという恐怖は誰もがあり、見ていても苦しくなっていく共感性の高い作品であると思う。
世界からものが消えるシーンはどのように描写するんだと思っていたら、CGの技術がすごくて、このような深いテーマとファンタジーの要素がここまで違和感なく親和しているのは良いなと思った。
海外旅行に行くシーンは、普段触れない文化を通して今までの常識が覆る感覚があり、生死をテーマにした作品としてとても重要な場面であったと思う。また、実際に海外に行っているため現地の空気感などが画面を通して伝わってきて、小説では味わえない感覚だと感じた。


16『ゴジラ-1.0』2023年 監督:山崎貴

あらすじ:戦争により、先進国から「無」の状況に陥ってしまった日本。だがそこへゴジラが現れ、日本を「無」から「マイナス」の状況へとさらに落とし込んでいく。

戦争から生きて帰ったにもかかわらず、恥知らずと言われ、親も死にトラウマを抱え絶望の中に現れるゴジラの圧倒的な絶望感、最凶最悪さが前面に出ていた。そういった敵キャラは今までも沢山いたが、戦後間もない日本という舞台におけるゴジラの絶望感は圧倒的であった。ラストの沈んだあとの復活を匂わせる描写や
クレジットのゴジラの足音及び鳴き声はギリギリまでゴジラへの恐怖を煽る演出であると思う。様々なゴジラ作品がある中でここまで無慈悲で残酷な描写はないだろうと思うし、戦後を舞台にすることでかっこいいキャラクターのようなものになっていたゴジラがもとは核実験で生まれた化け物だということを思い出させてくれる作品であると思う。
ゴジラというキャラクター自体戦後すぐの第五福竜丸事件がきっかけで生まれ、ある意味ゴジラの原点回帰のような側面もあると感じた。
また、残酷な描写も多いが、VFX技術が素晴らしく、ゴジラの熱線や海から立ち上がった瞬間の立ち姿など絶望感もありつつも、子供の頃から見ていた巨大怪獣だという感動も大きく、終盤の定番のBGMの盛り上がりも良い。残酷な面はありつつも怪獣としてのゴジラのかっこよさも感じ、70年も愛されてきた理由が少しわかった気がする。



17『 ペンギン・ハイウェイ』2018年 監督:石川祐康

あらすじ:気になったことはとことん研究する真面目で小生意気な小学4年生・アオヤマ君は、謎めいた雰囲気の歯科医院のお姉さんを研究していた。そんな中、街に突如ペンギンが現われる不思議な現象が発生。アオヤマ君は、さっそく研究に取り掛かる。

真実が分かりきらないところや、お父さんの仕事がはっきりしないところなどが主人公であるアオヤマくん目線らしく、子ども目線ならではの懐かしい感覚がした。分からないことだらけだからこそ好奇心旺盛で勉強熱心なところや、大人には頼るまいとする姿が子どもらしかった。大人になることへの待ち遠しさや大人になって忘れかけていた子ども視点の感覚を多く受けとり、子どもも大人も楽しめる作品であると思った。
海とペンギンの謎など分からないことも多かったが、夏休みの壮大な自由研究と考えるとその過程の大冒険を覗けるワクワクや懐かしさが大人も楽しめると思った。
なによりペンギンが可愛らしく、彼ら自身はただのペンギンでしかないのがより可愛らしさと不思議さを持っていて良かった。
ペンギンの大群は圧巻でペンギン自体がポケモンなどのような愛らしさを持っており、そのキャラクターがリアルな世界観と共存しているギャップも面白い。


18『DESTINY鎌倉ものがたり』2017年 監督:山崎貴

あらすじ:年の離れたミステリー作家と結婚した女性。彼女は鎌倉での新しい生活に驚く。その街には、魔物や幽霊、妖怪や仏など、人間以外のものが一緒に暮らしていた。戸惑いながらもその生活に慣れ始めたある日、夫婦を悲劇が襲う。

鎌倉という舞台がどこか懐かしさもあり、妖怪といった類を当然のように受け入れている世界観が新鮮で面白い。その中でもあきこの純粋さや大きなリアクションのおかげで観客が置いていかれることも無く楽しめる。
天燈鬼や貧乏神といった日本の伝承、文化も多く取り入れられており、黄泉の世界のVFXなどもクオリティが高く、ファンタジー映画としてもとてもクオリティが高い。
日本は技術の問題もあり実写のファンタジー映画の印象は海外ほどはないが、日本の伝統文化を取り入れることによってオリジナリティを出している。情緒や懐かしさ、怪しさを感じられ、下手に現代でVFXを使い、海外と比較されるよりも日本のVFXの美しさをより感じられると思った。
また、ゴジラの後に観たため、現在のVFXの進化を感じるクオリティでもあった。だが、当時で言えばかなりファンタジーとしてクオリティが高かったことは確かだと思う。


19『パレード』2024年 監督:藤井道人

あらすじ:瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子。 離ればなれになった一人息子を捜す彼女は、道中でアキラとその仲間たちと出会い、自分が死んだことを知る。 ただ、未練を残して世を去ったため、まだ“その先”に行くことができない。

死んだ先の世界は様々な想像が膨らまされるが、タイトルにもあるパレードのような会いたい人を探す夜行は視覚的にもとても美しくて、感動した。会いたい人を探すということは人と人の繋がりを感じる設定で人と人との繋がりが昔よりも希薄になりがちな現代人に刺さる設定だと思った。
一人一人会いたい人との物語があり、誰しもが共感できるキャラがいるのではないかと思う。ラストの映画の世界だったというオチはアキラの小説が原作になっているだろうし、伏線回収もされて綺麗に纏まっていて良かった。7人の空気感やメンバーが入れ替わっていく中での空気感の変化、多くの彷徨う死者の人々など特殊な環境下での人々の期限付きの繋がりが面白く、死んでもなお誰かを思いやり行動するという人の温かさのようなものを感じた。


20『ジュラシックワールド』2015年 監督:コレン・トレヴォロウ

あらすじ:恐竜と触れ合うことができるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」がオープンし、連日多くの観光客で賑わっていた。施設の監督官の女性は、自身の甥2人が来園するも、新種の恐竜の準備のために多忙で相手ができない。そんな中、遺伝子組み換え操作によって創り出された巨大で凶暴な恐竜インドミナス・レックスが逃げ出し、未曾有の緊急事態となる。

正義感があり、判断力に優れた主人公、融通の聞かない強気のヒロイン、生意気な口をききながら最後には呆気なくやられる悪役などどのキャラもとても立っていて分かりやすい。恐竜というとんでもないインパクトのある敵がいる分キャラクターはシンプルで人間同士のストーリーも王道で、応援する対象が分かりやすいため観客も一緒に熱く盛り上がりやすいと思う。また、中盤過ぎまで恐竜はとても凶暴で恐ろしい圧倒的な悪であったが、ラプトルや、レックス同士の戦いなどただの悪ではなく現実世界で言うライオンの百獣の王のようなかっこよさを感じるキャラクターとして恐竜が描かれている。ラストの咆哮などを見てもあくまでこの作品の主役は恐竜であるということを感じるラストであった。
恐竜の圧倒的な強さやそれと戦うオーウェンや兄弟、クレアなどのファインプレーの数々など観客を熱狂させるシーンの連続で、ラストの畳み掛けのような恐竜同士の戦いの頂上決戦感やラプトル、モササウルスのファインプレーなどもエンタメとしてとても観客を意識した作りだと思う。

2024/05/22(水) 20:18 No.2026 EDIT DEL
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