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4年 吉川
RES
春休み課題20点
1.『アバター』監督・脚本・製作:ジェームズ・キャメロン
この作品は2009年に公開されたSF映画だ。22世紀を舞台に、地球から遥か彼方にある惑星パンドラの資源を採掘するために、現地に住むナヴィと交渉する必要があったため彼らの外見に似せたアバターを作り使用することになった。主人公ジェイクはアバターのパイロットに選ばれ、パンドラを探索するうちにチームとはぐれてしまう。
3D映画として作られたこともあり、映像が綺麗に作られている。ジェイクがナヴィと人類との間に立たされ、最終的にナヴィをとる、その過程にさまざまな葛藤があり綺麗なストーリーだと感じた。
2.『すずめの戸締まり』監督:新海誠
日本各地のどこかにある後ろ戸が開くとミミズが出てきて地震が発生する。ミミズを抑えている要石を抜いてしまったすずめは、要石となっていた猫ダイジンによって次々と開かれる後ろ戸を閉めるため奔走する。
すずめの出身は宮城県であり、東日本大震災を題材にしている。喋る猫などファンタジー要素の裏に失われた街の静けさや震災のトラウマが描かれており、映画によって震災を忘れさせない、後世に伝える試みをしていると感じた。
3.『ガチ恋粘着獣〜ネット配信者の彼女になりたくて〜』作者:星来
人気動画配信グループCOSMICのメンバー、スバルのファンであり、恋をしているヒナはSNS投稿でのファン活動が本人の目に入るよう努力していた。ある日、スバル本人からDMにメッセージが届く。
COSMICのメンバー3人それぞれのガチ恋ファンたちの血生臭い争いを見ることができる。ほとんどが常軌を逸しているため、ホラーとして読むのが良い。しかし、人物や状況はリアリティがあり、共感できる。
4.『マチネとソワレ』作者:大須賀めぐみ
天才役者三ツ谷御幸の弟で同じく役者の三ツ谷誠は、亡き兄と比較されては2号と揶揄されることにコンプレックスを抱いていた。葛藤を抱えながらも兄の代役としての日常を送っていたある日、兄が生きていて自分が死んでいるパラレルワールドに迷い込む。
誠は元の世界でも恵まれない境遇だったが、パラレルワールドでもトラブルに巻き込まれるなど幸が薄い主人公だ。元の世界では母の愛を感じたことがなかった誠がパラレルワールドでは紆余曲折あり母から愛を受け取ることができたシーンが兄との対比にもなっており良いシーンだと感じた。
5.『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』原作:麻生羽呂
ある朝、街がゾンビで溢れかえっていた。まだ助かっている人々は、日々数を増すゾンビに絶望し、疲弊している。そんな中、ブラック企業に勤めていたアキラは会社に行かなくて良いことに気づき希望に満ちた生活を送る。
主人公のアキラがブラック企業でおかしくなってしまったためにゾンビものでありながらコメディとなっている作品。周りが悲観する中、輝かしい目標を立てて遂行する姿は読んでいて清々しい。
6.『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』製作・脚本・監督:ジェームズ・キャメロン
地球からはるか遠い惑星パンドラにて、ジェイクはネイティリと家庭を築き、幸せに暮らしていた。しかし、再び人類がパンドラに来訪、ジェイク一家は命を狙われることとなる。
前作『アバター』の続編となっている。ストーリーはジェイクの息子の世代にフォーカスされ、生まれながらに周りと違うことで偏見を持たれる様子も描かれており、前作とは違った視点からアバターの世界を見ることができる。主な舞台は海となっており、劇場で見ると実際に目の当たりにしているかのような迫力があった。
7.『君たちはどう生きるか』監督:宮崎駿
母親を亡くした眞人は父の再婚に際して疎開するも、新生活に馴染めずにいた。屋敷に住み着いている人語を話すアオサギに導かれるまま、大叔父が建てたという洋館へ足を踏み入れる。
なぜアオサギが話すのか、眞人が門を開けた墓がなんだったのか、大叔父の目的などわからない部分が多かった。この作品にもヒミの扱う火、一面の水、ヒサコが操るヨットを動かす風が描かれていた。ヒミについては眞人の母親となった後に空襲の火事が死因となることから火のエネルギーの強さが象徴的に描かれていると感じた。
8.『リトル・マーメイド』監督:ロブ・マーシャル
1989年公開のディズニーのアニメーション映画『リトル・マーメイド』が実写化された作品。海の中で暮らす人魚と陸の上で暮らす人間、相容れない立場であるが、海を統べるトリトン王の末の娘のアリエルは、交流を禁じられた陸上の世界に憧れを抱いていた。
船上や海の中や海辺の城を舞台にした実写化作品であるが、主人公のアリエルの人魚の表現をはじめ、海の中の生物が登場人物として映像に溶け込んでいる。実写化による違和感が感じられず、実写とアニメーションの間をとったように画面が華やかだと感じた。
9.『Undertale』制作:Toby Fox
2015年に発売されたインディーゲームである。地下が舞台となっており、モンスターたちが暮らす地下に落ちたプレイヤーが地上を目指すストーリーとなっている。
通常RPGでは、プレイヤーはモンスターを倒して強くなっていきつつより強いモンスターに立ち向かうものが王道だが、この作品では、モンスターを倒さずともストーリーを進めることができる。しかし、初回プレイ時にそのことに気づくことは難しく、普通にクリアしてきたプレイヤーはストーリー終盤で、自分が積み上げてきた「LV」は「Level of Violence」だと伝えられ、自分は殺しをしてきたのだと感じることとなる。初回クリア以降正しいルートを進むと、一度目で伏線となっていた部分の真実がわかるようになっている。この作品は、プレイヤーに語りかけてくるキャラクター、セーブ、ロードを理解しているキャラクターがおり、少しホラー味もありつつ世界観が作り込まれているため印象に残る作品となっている。
10.『怪〜ayakashi〜』9〜11話「化猫」(アニメ)監督:中村建治
薬売りの男が立ち寄った屋敷では当家の娘が他方に嫁ぐための輿入れが行われようとしていた。薬売りの男が女中と話をしていたところ、屋敷に悲鳴が響き渡る。見に行くと花嫁衣装の娘が惨殺されていた。
屋敷の中で殺人が起こり、原因を探っていく形で話が進む和製ホラーの作品となっている。ただ人ならざるものが襲ってくるのではなく、被害者の顔をした屋敷の人間側にもそれなりの要因があるなど、辻褄が合う話の構成となっており、恐怖も感じるが共感もできる作品だ。視聴者は謎の主人公の薬売りの男ではなく女中の加世を通して物語に触れるようにできており、主人公の正体や背景が明かされないままである点も世界観と合っていると感じた。
以下再掲出です。(2020年度末冬に誤って掲出したもの)
11.『不時着する流星たち』
著者:小川洋子
「誘拐の女王」は小川洋子の短編集『不時着する流星たち』に収録されている作品のうちの一つである。自身に誘拐された経験があると語る姉の姿をその義理の妹の視点から描いている。30ページに満たない非常に短い作品だが、作品中に自然と落とし込まれるような構成、伏線やその回収、結末は読み応えがある。
ミステリアスな雰囲気の姉は裁縫箱を手に登場する。姉は裁縫箱を四六時中持っており、裁縫箱を開けていくことと姉を知ることが同時に進んでいく。
裁縫箱に入っていた、姉の誘拐事件の記事とされるものには、外国の少女のことが書かれていた。つまり、姉は誘拐されたのではなく、誘拐された事が姉の妄想だったことが示唆される。この時が、読者が薄々感じていた姉の発言に対する違和感の答えとなるのだと思う。物語は、両親からなにも教えられずにいた妹の視点から進むため、姉の言っていることに疑いを持つことがない。妹の憶測は語られるが、事実は明かされていないことから、姉の誘拐の話は妄想の出来事だと思う。
1.『アバター』監督・脚本・製作:ジェームズ・キャメロン
この作品は2009年に公開されたSF映画だ。22世紀を舞台に、地球から遥か彼方にある惑星パンドラの資源を採掘するために、現地に住むナヴィと交渉する必要があったため彼らの外見に似せたアバターを作り使用することになった。主人公ジェイクはアバターのパイロットに選ばれ、パンドラを探索するうちにチームとはぐれてしまう。
3D映画として作られたこともあり、映像が綺麗に作られている。ジェイクがナヴィと人類との間に立たされ、最終的にナヴィをとる、その過程にさまざまな葛藤があり綺麗なストーリーだと感じた。
2.『すずめの戸締まり』監督:新海誠
日本各地のどこかにある後ろ戸が開くとミミズが出てきて地震が発生する。ミミズを抑えている要石を抜いてしまったすずめは、要石となっていた猫ダイジンによって次々と開かれる後ろ戸を閉めるため奔走する。
すずめの出身は宮城県であり、東日本大震災を題材にしている。喋る猫などファンタジー要素の裏に失われた街の静けさや震災のトラウマが描かれており、映画によって震災を忘れさせない、後世に伝える試みをしていると感じた。
3.『ガチ恋粘着獣〜ネット配信者の彼女になりたくて〜』作者:星来
人気動画配信グループCOSMICのメンバー、スバルのファンであり、恋をしているヒナはSNS投稿でのファン活動が本人の目に入るよう努力していた。ある日、スバル本人からDMにメッセージが届く。
COSMICのメンバー3人それぞれのガチ恋ファンたちの血生臭い争いを見ることができる。ほとんどが常軌を逸しているため、ホラーとして読むのが良い。しかし、人物や状況はリアリティがあり、共感できる。
4.『マチネとソワレ』作者:大須賀めぐみ
天才役者三ツ谷御幸の弟で同じく役者の三ツ谷誠は、亡き兄と比較されては2号と揶揄されることにコンプレックスを抱いていた。葛藤を抱えながらも兄の代役としての日常を送っていたある日、兄が生きていて自分が死んでいるパラレルワールドに迷い込む。
誠は元の世界でも恵まれない境遇だったが、パラレルワールドでもトラブルに巻き込まれるなど幸が薄い主人公だ。元の世界では母の愛を感じたことがなかった誠がパラレルワールドでは紆余曲折あり母から愛を受け取ることができたシーンが兄との対比にもなっており良いシーンだと感じた。
5.『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』原作:麻生羽呂
ある朝、街がゾンビで溢れかえっていた。まだ助かっている人々は、日々数を増すゾンビに絶望し、疲弊している。そんな中、ブラック企業に勤めていたアキラは会社に行かなくて良いことに気づき希望に満ちた生活を送る。
主人公のアキラがブラック企業でおかしくなってしまったためにゾンビものでありながらコメディとなっている作品。周りが悲観する中、輝かしい目標を立てて遂行する姿は読んでいて清々しい。
6.『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』製作・脚本・監督:ジェームズ・キャメロン
地球からはるか遠い惑星パンドラにて、ジェイクはネイティリと家庭を築き、幸せに暮らしていた。しかし、再び人類がパンドラに来訪、ジェイク一家は命を狙われることとなる。
前作『アバター』の続編となっている。ストーリーはジェイクの息子の世代にフォーカスされ、生まれながらに周りと違うことで偏見を持たれる様子も描かれており、前作とは違った視点からアバターの世界を見ることができる。主な舞台は海となっており、劇場で見ると実際に目の当たりにしているかのような迫力があった。
7.『君たちはどう生きるか』監督:宮崎駿
母親を亡くした眞人は父の再婚に際して疎開するも、新生活に馴染めずにいた。屋敷に住み着いている人語を話すアオサギに導かれるまま、大叔父が建てたという洋館へ足を踏み入れる。
なぜアオサギが話すのか、眞人が門を開けた墓がなんだったのか、大叔父の目的などわからない部分が多かった。この作品にもヒミの扱う火、一面の水、ヒサコが操るヨットを動かす風が描かれていた。ヒミについては眞人の母親となった後に空襲の火事が死因となることから火のエネルギーの強さが象徴的に描かれていると感じた。
8.『リトル・マーメイド』監督:ロブ・マーシャル
1989年公開のディズニーのアニメーション映画『リトル・マーメイド』が実写化された作品。海の中で暮らす人魚と陸の上で暮らす人間、相容れない立場であるが、海を統べるトリトン王の末の娘のアリエルは、交流を禁じられた陸上の世界に憧れを抱いていた。
船上や海の中や海辺の城を舞台にした実写化作品であるが、主人公のアリエルの人魚の表現をはじめ、海の中の生物が登場人物として映像に溶け込んでいる。実写化による違和感が感じられず、実写とアニメーションの間をとったように画面が華やかだと感じた。
9.『Undertale』制作:Toby Fox
2015年に発売されたインディーゲームである。地下が舞台となっており、モンスターたちが暮らす地下に落ちたプレイヤーが地上を目指すストーリーとなっている。
通常RPGでは、プレイヤーはモンスターを倒して強くなっていきつつより強いモンスターに立ち向かうものが王道だが、この作品では、モンスターを倒さずともストーリーを進めることができる。しかし、初回プレイ時にそのことに気づくことは難しく、普通にクリアしてきたプレイヤーはストーリー終盤で、自分が積み上げてきた「LV」は「Level of Violence」だと伝えられ、自分は殺しをしてきたのだと感じることとなる。初回クリア以降正しいルートを進むと、一度目で伏線となっていた部分の真実がわかるようになっている。この作品は、プレイヤーに語りかけてくるキャラクター、セーブ、ロードを理解しているキャラクターがおり、少しホラー味もありつつ世界観が作り込まれているため印象に残る作品となっている。
10.『怪〜ayakashi〜』9〜11話「化猫」(アニメ)監督:中村建治
薬売りの男が立ち寄った屋敷では当家の娘が他方に嫁ぐための輿入れが行われようとしていた。薬売りの男が女中と話をしていたところ、屋敷に悲鳴が響き渡る。見に行くと花嫁衣装の娘が惨殺されていた。
屋敷の中で殺人が起こり、原因を探っていく形で話が進む和製ホラーの作品となっている。ただ人ならざるものが襲ってくるのではなく、被害者の顔をした屋敷の人間側にもそれなりの要因があるなど、辻褄が合う話の構成となっており、恐怖も感じるが共感もできる作品だ。視聴者は謎の主人公の薬売りの男ではなく女中の加世を通して物語に触れるようにできており、主人公の正体や背景が明かされないままである点も世界観と合っていると感じた。
以下再掲出です。(2020年度末冬に誤って掲出したもの)
11.『不時着する流星たち』
著者:小川洋子
「誘拐の女王」は小川洋子の短編集『不時着する流星たち』に収録されている作品のうちの一つである。自身に誘拐された経験があると語る姉の姿をその義理の妹の視点から描いている。30ページに満たない非常に短い作品だが、作品中に自然と落とし込まれるような構成、伏線やその回収、結末は読み応えがある。
ミステリアスな雰囲気の姉は裁縫箱を手に登場する。姉は裁縫箱を四六時中持っており、裁縫箱を開けていくことと姉を知ることが同時に進んでいく。
裁縫箱に入っていた、姉の誘拐事件の記事とされるものには、外国の少女のことが書かれていた。つまり、姉は誘拐されたのではなく、誘拐された事が姉の妄想だったことが示唆される。この時が、読者が薄々感じていた姉の発言に対する違和感の答えとなるのだと思う。物語は、両親からなにも教えられずにいた妹の視点から進むため、姉の言っていることに疑いを持つことがない。妹の憶測は語られるが、事実は明かされていないことから、姉の誘拐の話は妄想の出来事だと思う。
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