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2年 髙橋 RES
冬・春休み課題1~10


1.「キューブ 一度入ったら、最後」(映画)
監督:清水康彦
見知らぬ立方体の中で目を覚ました男女6人。それぞれに接点はなく、なぜここにいるのかも分からない彼らは、脱出しようと四方につながるほかの立方体空間を移動していく。随所に仕掛けられた熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった殺人的トラップをクリアし、暗号を解き続ける。

冒頭から衝撃的なシーンが組み込まれていて、終始ドキドキする展開だった。また、密閉空間であるからこそのスリルに引き込まれる作品。人間が極限状態に陥った際の描写が良く描かれており、一見優しそうな人が狂気に満ちていくシーンは、人間の本能が詰め込まれているようで恐ろしかった。キューブが作られた目的や人選についてははっきりと明かされることがなかったので、その点に関しては疑問が残った。

2.「シスターズ」(ドラマ)
監督:キム・ヒウォン
貧しいが仲睦まじく育った3姉妹は、お金のためにプライドが傷つく経験が少なかった。そんな彼女たちは、700億ウォンの謎の大金を手に入れたことで事件に巻き込まれ、やがて韓国で最も裕福な有力一族に立ち向かうことになる。

前半で何気なく紹介されていたものや説明が後半になって判明し、伏線回収されていくので、前半よりは後半にかけて徐々に面白くなっていく作品。韓国ドラマは日本のドラマに比べ、1話当たりの放送時間が長く、回数も多いので、見飽きてしまうと思っていたが、次が待ち遠しくなるような展開で見応えがあった。また、貧困問題やお金に対する人それぞれの価値観が丁寧に表現されているため、お金が人間に与える影響力についても考えさせられた。

3.「medium 霊媒探偵城塚翡翠」(小説)
作者:相沢沙呼
死者が見える視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す2人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超能力だけ。だがその魔の手は彼女へと迫り――。

事件の解決シーンは、想像もつかない展開で、まんまと騙されてしまった。霊媒と探偵という今まであまり見ることのなかったミステリー作品だったが、まさかのどんでん返しが面白かった。ドラマ化もされているので、原作とも見比べながら、そして、張り巡らされた伏線にも注目しながら見てみたいと思う。

4.「ズートピア」(映画)
監督:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
様々な動物が一緒に暮らす大都会ズートピア。ウサギ初の警察官ジュディ・ホップスは自分の力を証明するため、舞い込んできたチャンスに飛びついた。詐欺師のキツネと手を組み、事件の解決に挑む!

社会的な問題を扱っているため、重めな内容だが、人間ではなく動物に置き換えて表現されているからこその魅力が溢れていた。差別や偏見というテーマを柔らかく穏やかに調和させている点を考えると、ディズニー作品の強みが感じられる作品だと思う。

5.「SPEC」(ドラマ)
脚本:西荻弓絵 演出:堤幸彦
IQ201のオタク女刑事・当麻紗綾と、ある事件をきっかけに出世街道を外された刑事・瀬文焚流。クセのあるこのコンビが、時に協力し合いながらトラップを仕掛け、犯人と息詰まるような攻防を繰り広げていく。

仲が良いのか、悪いのか、絶妙な関係性をもった当麻と瀬文コンビの掛け合いが面白い。特殊能力をもったキャラクターは皆個性的で、不気味さがあるので、SPECならではの独特な世界観を生み出している。また、主人公の当麻の性格は不思議で魅力的。堤幸彦監督が手掛けるTRICKが好きな方におすすめ。

6.「嘘喰い」(映画)
監督:中田秀夫
絶大な支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部「賭郎」。一世一代の大勝負に敗れて会員権をはく奪されてしまった「嘘喰い」こと斑目貘だったが、新たな会員の佐田国一輝が倶楽部を荒らしていると聞き、再び姿を現す。闇金から貘に救われた負け組の青年・梶隆臣、闇カジノのオーナーでヤクザの組長の鞍馬蘭子と協力した貘は、欲望にまみれた超一流のイカサマ師たちを相手に、敗者には残酷な死が待ち受ける危険なデスゲームに挑む。

ギャンブルや駆け引きの迫力に関しては、人それぞれ違った感想をもちそうな内容だった。最後に「賭郎」のトップである人物との戦いを期待していたが、始まることなくエンドロールになったので、そこが少し残念な点だと思った。次から次へと展開が変わるため、原作を読んだことがある方は物足りなさを感じてしまうかもしれない。

7.「今際の国のアリス2」(ドラマ)
監督:佐藤信介
元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかけるアリスとウサギ。2人は謎を解き明かす鍵と思われる場所で仲間と敵、そして“げぇむ”を操る黒幕と出会う。“げぇむ”に勝利する度に手に入るトランプの数字のカードをすべて集めたアリスたち。残るはジャック、クイーン、キングの絵札のカードのみ。前作を上回る難易度とスケールのカードが揃った時、彼らは元の世界に戻ることができるのか…!?

Netflix人気作「今際の国のアリス」待望のシーズン2。シーズン1から引き続き見ようと待ちに待っていたので、非常に嬉しかった。シーズン1に引き続き、キャストのアクションはもちろん、心理戦や映像のスケールもアップしており、期待値を超える作品内容だった。シーズン1で明かされることのなかった今際の国の謎やゲームを作った主催者の謎が解明する点も見どころ。また、前作のキャストに加え、個性豊かな新メンバーも登場し、人間同士の絆や愛、強さを再認識することができる作品。

8.「常設展示室」(小説)
作者:原田マハ
その絵は、いつでもあなたを待っている。人生の岐路に立つ人たちが辿り着いた世界各地の美術館。巡り会う、運命を変える一枚とは――。故郷から遠く離れたNYで憧れの職に就いた美青は、ピカソの画集に夢中になる弱視の少女と出会うが…

6編に分けられ、1編につき1つの絵画を軸に物語が展開してゆく。絵画や美術館を主体とした物語を読んだことが今まであまりなかったため、読み終えた時に不思議な感覚になる作品だった。6編の中でも特に、『道』という物語が印象的。絵画を見て、人生まで変化していく登場人物たちの姿をみると、絵の力の偉大さを感じるとともに、実際に美術館へ足を運んでみようという気持ちになった。

9.「カルテット」(ドラマ)
脚本:坂元裕二
ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。

何気ない共同生活の中で繰り広げられる4人の会話が非常に魅力的で、心に響く台詞ばかりだった。そのため、1週目では気づくことのできなかった名台詞を2周目でみるとまた違った見方をすることができる。シリアスな要素、笑いの要素、家族や恋の要素など様々な要素が構想に組み込まれているが、綺麗にまとまっていて見やすい。4人の中でも、満島ひかりさんが演じる世吹すずめが、自然体、かつ自分の道を真っ直ぐに進んでいる感じがして、魅了された。

10.「女子高生の無駄遣い」(ドラマ)
監督:山本大輔
ひときわキラキラ感のない3人の女子高生田中望=バカ、菊池茜=ヲタ、鷺宮しおり=ロボは、さいのたま女子高等学校に通う、正真正銘の女子高生=JK。バカは入学早々、彼氏が欲しいと息巻くが、受験したのが“女子高”だったことに今さら気づき…。

女子高生ならではの青春が詰め込まれており、高校生に戻りたくなるような作品だった。タイトルにある通り、しょうもないことで笑って時間を過ごす高校時代は、無駄遣いのようにも思われるが、こういった時間こそ楽しくて必要なのだと感じた。全体的には、コメディ要素が強く、キャラクターの個性もかなり強めなので、クスっと笑いたいときにおすすめ。
2023/03/18(土) 17:41 No.1940 EDIT DEL