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3年 内田
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冬・春休み課題1~10
1.ラブライブ!スーパースター‼(2期)(アニメ)
原作:矢立肇
原案:公野櫻子
監督:京極尚彦
私立結ヶ丘女子高等学校、表参道と原宿と青山という3つの街のはざまにある新設校に2回目の春が訪れた。スクールアイドルグループ Liella!を結成した澁谷かのんたちは新入生を迎え、新たに4人の少女が"スクールアイドル"として走り出す!!思ったんだ。新入生と一緒に頑張りたいって――。新たなメンバーを迎え一番星を目指すかのんたちとの「みんなで叶える物語」。はばたけ!私たちのラブライブ!(出典:https://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/story/)
本作は、従来のラブライブシリーズでは行われてこなかった「登場人物達が進級し、後輩達を迎え入れる」という展開が描かれていた点が特徴的だ。2期では主に先輩と後輩の関係性や実力差に焦点を当てることで、部活動のリアルな部分を描き出すことができていたと感じた。
しかし様々な要素を詰め込みすぎた結果、薄味になってしまうエピソードが多数あった点は残念であった。かのんの留学にまつわるエピソード等のように不必要な展開もいくつかあったため、描く要素を絞ったほうが良かったのではないかと感じた。
2.オクト― 感情捜査官 心野朱梨(ドラマ)
監督:中茎強、松永洋一、林雅貴
脚本:三浦駿斗、橋本夏
愛や悲しみ、また怒りや嫌悪感などすべての事件には動機となる感情がある。取調室において、そうした感情を見ることで真犯人を見つけ出す心野朱梨。彼女には、人の感情が“色”で見える特殊な力がある。人の“感情”の色が見える変わり者の女性刑事が感情見え見えのエリート崩れ男性刑事とバディを組んで、目に見えない感情から真犯人を見つけ出す新感覚の刑事サスペンス。(出典:https://www.ytv.co.jp/8octo/intro/)
朱梨が持つ「感情の色が見える」という特殊な能力を使って事件の真相を追う展開になっている点が本作の特徴である。1話につき1つの事件を解決する構成となっており、犯人達の十人十色の複雑な感情が丁寧に読み解かれていく点が面白い。
本作は物語が進むにつれて、朱梨が過去に巻き込まれた事件の真相にも迫っていく。終盤で明かされた真相は衝撃的であり朱梨とその姉である紫織が不憫だと感じたが、最終的にハッピーエンドに落ち着いたため後味は良かった。
3.石子と羽男―そんなコトで訴えます?―(ドラマ)
脚本:西田征史
この世の中には、嘘のようだが本当にあった珍トラブルがいくつもある。どんな小さなトラブルでもその裏には誰かの“大切な暮らし”があるはずだ。本作では、そういった問題を抱えて町の弁護士の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描く。4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、様々なトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。
出典:https://www.tbs.co.jp/ishikotohaneo_tbs/about/(一部要約)
本作は弁護士達が様々な依頼を受けていく物語となっている。殺人事件のような非日常的な依頼は少なく、カフェでの充電にまつわるトラブルやスマホゲームの課金に関するトラブル等、身近で幅広い問題を扱っていた点が印象的だった。個々のエピソードは取っ付きやすい内容であり、それと同時に考えさせられる場面も多かった。とは言え全体的に堅い雰囲気はあまり無く、全体的にコミカルな作風だったため気軽に視聴しやすい作品に仕上がっていた。
4.ワッチャプリマジ!(アニメ)
総監督:佐藤順一
監督:小林浩輔
「プリマジ」、それは歌とダンスとファッションで作り上げるエンターテインメント!魔法のようにキラキラと輝くステージには秘密がありました。そう、それは実は本当に「魔法」だったんです!
主人公、陽比野まつりは「プリマジ」に憧れている中学一年生。「プリマジ」が大好きなまつりは、いつか「プリマジ」に出場できる日を夢見ていました。そんなとき突然現れた「みゃむ」から「プリマジ」にスカウトされることに!!ライバル達に負けないように2人で一緒に「プリマジ」のトップを目指します!(出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/primagi/story/)
本作は、人間ドラマとしての完成度の高さが魅力の一つである。キャラクター達の成長劇はどれも見応えがあり、プリマジに真剣に向き合っているキャラクター達全員に感情移入せずにはいられない。また、キャラクター達は学年も違えばプリマジを始めた経緯も異なるため、様々な信念や価値観を持っていた点も興味深かった。
さらに魔法界と人間界との対立や男性キャラの掘り下げ等様々な要素も取り入れられており、風呂敷の広げ方が上手かった。しかし4クールで描き切れない量の要素を詰め込んだせいか、説明不足・描写不足な箇所が散見された点が残念であった。伏線の張り方や取り入れようとした要素は良かったため、風呂敷を畳むことができていなかった点は大変勿体ないと感じた。
5.ちむどんどん(ドラマ)
監督:木村隆文 松園武大 中野亮平 ほか
脚本:羽原大介
復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始めるヒロイン。遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人はそれぞれに異なる道を歩み、気持ちが離れるときも訪れます。それでもふるさと・沖縄の味が、思い出が、四人の心をつなぐ。困難や挫折に見舞われ、誰かが心折れそうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。時代を超えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの――それは家族です。傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。(出典:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/about/)
本作は料理人として成長していく主人公・暢子のストーリーだけではなく、彼女の兄弟達の人生にも焦点を当てて描かれている点が特徴である。そのため、幅広いエピソードを楽しむことができる作品になっていた。しかし突っ込み所が非常に多く、粗が気になってしまう点が残念であった。ご都合主義な展開があまりにも多く、四人兄妹に感情移入することが困難な作品であった。また、暢子と和彦の恋愛編には必要以上に尺が割かれていたが重要なシーンの多い終盤は駆け足気味になっており、もっとバランスの良い構成にするべきだったのではないかと感じた。
6.霊媒探偵・城塚翡翠(ドラマ)
原作:相沢沙呼
脚本:佐藤友治
翠色の瞳を持つ“霊媒師”城塚翡翠は苦悩を抱えていた。彼女には犯人が視えるという特殊な力がある。しかし……そこには証拠能力がない。どうすれば警察は動くのか?犯人を逮捕に導けるのか?ある日翡翠の前に現れたのは、聡明な雰囲気が漂う“推理作家”香月史郎。倫理的な思考を持ち、警察からも一目置かれる香月は翡翠の“霊視”に“推理力”を足して共に事件を解決に導く「最強のバディ」となっていく。翡翠を支えるアシスタント・千和崎真が見守るなか次第に香月は翡翠に惹かれていくが……。想像を絶する展開が二人に襲い掛かる‼(出典:https://www.ntv.co.jp/hisui/intro/?theme=medium)
本作は基本的に一話完結の形式であり、それと同時に本筋となる『透明な悪魔』の事件も進行していく構成となっている。一話から四話に散りばめられていた伏線が、五話で鮮やかに回収されていく点が見ていて気持ち良かった。また、当初は儚げで可愛らしい雰囲気を纏っていた翡翠の豹変にも非常に驚かされた。一話から四話では、事前に犯人が判明している倒叙ミステリーとなっている点が新鮮であった。探偵達による論理的な推理を考察させる形式となっており、通常のミステリーとは異なる楽しみを見出すことができた。
7.サマータイムレンダ(アニメ)
原作:田中靖規
監督:渡辺歩
幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。
「自分そっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」
さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして……!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!(出典:https://summertime-anime.com/)
本作はタイムリープにサスペンスが掛け合わさっている点が大きな魅力である。謎が多い“影”の存在や、次々と明らかになる真実から目が離せなくなりどんどん引き込まれていく作品であった。同じ時を繰り返せば繰り返すほど情報量が増え、面白さが加速していく点に感心した。また、本作は慎平達と影達による頭脳戦も魅力の一つである。慎平達がタイムリープ可能であることを影達は知っているため、一筋縄ではいかない展開にハラハラさせられるのと同時に胸が高鳴った。
8.DATH NOTE(アニメ)
原作:大場つぐみ・小畑健
監督:荒木哲郎
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月がそれを拾った時から、すべては始まった。デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく…。(出典:https://www.ntv.co.jp/deathnote/)
本作は名前を書くと人を殺すことができる「デスノート」を巡って繰り広げられる、月とLの頭脳戦が大きな見所である。2人共1歩間違えればピンチになってしまう状況が続くため、ハラハラさせられる展開が多く常に緊張感がある点が良かった。またコミカルなシーンも適度に入っており、暗い雰囲気になりすぎないような工夫もされていた。
月はデスノートを使用して殺人を行うが、彼なりの正義感で行動している所も本作の面白さの一つだと感じた。「犯罪の無い世界を作りたい」という月の想いには共感できる部分もあり、考えさせられる作品になっていた。
9.すずめの戸締まり(映画)
原作・脚本・監督:新海誠
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。(出典:https://suzume-tojimari-movie.jp/)
本作は様々な場所で繰り広げられるすずめの冒険劇が見所である。草太が椅子に変えられてしまうことでユーモアさが生まれるだけでなく、鈴芽に閉じ師の役割を自然と任せることができる効果も生まれていた点に感心させられた。
また、本作は東日本大震災という災害がテーマとなっている。しかし、地震の直接的な描写が控えめだった点には驚かされた。地震の恐怖を鈴芽の台詞等から感じ取れるシーンが多く、間接的な表現方法が多く取られており興味深かった。
10.彼女、お借りします(第二期)(アニメ)
原作:宮島礼吏
監督:古賀一臣
ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女”・水原千鶴と出会い、家族にも友人にも、千鶴が “彼女”だと嘘をついてしまう。本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、超絶美少女な“彼女”がいっぱい!!飲み会や海水浴、温泉旅行にクリスマス、お正月。様々なイベントを乗り越え、千鶴への想いが募っていく和也。そんな中、千鶴から‟2人の関係”を揺るがす告白が……!
「私、レンカノ辞めようと思うの」
2期もラブ×ドキMAX限界突破!“彼女”たちとの“リアル”輝く“レンタル”ラブライフが、ふたたび幕を開ける!!(出典:https://kanokari-official.com/intro/)
アニメ『彼女、お借りします』の第二期。一期で「理想の彼女」としての側面が色濃く描かれていた千鶴の異なる一面が掘り下げられ、彼女の夢に対する向き合い方や弱い部分が一期よりもクローズアップされていた点が見所であった。また、そのような千鶴の姿に心を打たれた和也にも変化が見られた。これまで千鶴に助けられてばかりで迷惑を掛けることさえあった和也が千鶴の為にできることを探そうと行動しており、彼の成長を感じられる場面になっていた。
1.ラブライブ!スーパースター‼(2期)(アニメ)
原作:矢立肇
原案:公野櫻子
監督:京極尚彦
私立結ヶ丘女子高等学校、表参道と原宿と青山という3つの街のはざまにある新設校に2回目の春が訪れた。スクールアイドルグループ Liella!を結成した澁谷かのんたちは新入生を迎え、新たに4人の少女が"スクールアイドル"として走り出す!!思ったんだ。新入生と一緒に頑張りたいって――。新たなメンバーを迎え一番星を目指すかのんたちとの「みんなで叶える物語」。はばたけ!私たちのラブライブ!(出典:https://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/story/)
本作は、従来のラブライブシリーズでは行われてこなかった「登場人物達が進級し、後輩達を迎え入れる」という展開が描かれていた点が特徴的だ。2期では主に先輩と後輩の関係性や実力差に焦点を当てることで、部活動のリアルな部分を描き出すことができていたと感じた。
しかし様々な要素を詰め込みすぎた結果、薄味になってしまうエピソードが多数あった点は残念であった。かのんの留学にまつわるエピソード等のように不必要な展開もいくつかあったため、描く要素を絞ったほうが良かったのではないかと感じた。
2.オクト― 感情捜査官 心野朱梨(ドラマ)
監督:中茎強、松永洋一、林雅貴
脚本:三浦駿斗、橋本夏
愛や悲しみ、また怒りや嫌悪感などすべての事件には動機となる感情がある。取調室において、そうした感情を見ることで真犯人を見つけ出す心野朱梨。彼女には、人の感情が“色”で見える特殊な力がある。人の“感情”の色が見える変わり者の女性刑事が感情見え見えのエリート崩れ男性刑事とバディを組んで、目に見えない感情から真犯人を見つけ出す新感覚の刑事サスペンス。(出典:https://www.ytv.co.jp/8octo/intro/)
朱梨が持つ「感情の色が見える」という特殊な能力を使って事件の真相を追う展開になっている点が本作の特徴である。1話につき1つの事件を解決する構成となっており、犯人達の十人十色の複雑な感情が丁寧に読み解かれていく点が面白い。
本作は物語が進むにつれて、朱梨が過去に巻き込まれた事件の真相にも迫っていく。終盤で明かされた真相は衝撃的であり朱梨とその姉である紫織が不憫だと感じたが、最終的にハッピーエンドに落ち着いたため後味は良かった。
3.石子と羽男―そんなコトで訴えます?―(ドラマ)
脚本:西田征史
この世の中には、嘘のようだが本当にあった珍トラブルがいくつもある。どんな小さなトラブルでもその裏には誰かの“大切な暮らし”があるはずだ。本作では、そういった問題を抱えて町の弁護士の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描く。4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、様々なトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。
出典:https://www.tbs.co.jp/ishikotohaneo_tbs/about/(一部要約)
本作は弁護士達が様々な依頼を受けていく物語となっている。殺人事件のような非日常的な依頼は少なく、カフェでの充電にまつわるトラブルやスマホゲームの課金に関するトラブル等、身近で幅広い問題を扱っていた点が印象的だった。個々のエピソードは取っ付きやすい内容であり、それと同時に考えさせられる場面も多かった。とは言え全体的に堅い雰囲気はあまり無く、全体的にコミカルな作風だったため気軽に視聴しやすい作品に仕上がっていた。
4.ワッチャプリマジ!(アニメ)
総監督:佐藤順一
監督:小林浩輔
「プリマジ」、それは歌とダンスとファッションで作り上げるエンターテインメント!魔法のようにキラキラと輝くステージには秘密がありました。そう、それは実は本当に「魔法」だったんです!
主人公、陽比野まつりは「プリマジ」に憧れている中学一年生。「プリマジ」が大好きなまつりは、いつか「プリマジ」に出場できる日を夢見ていました。そんなとき突然現れた「みゃむ」から「プリマジ」にスカウトされることに!!ライバル達に負けないように2人で一緒に「プリマジ」のトップを目指します!(出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/primagi/story/)
本作は、人間ドラマとしての完成度の高さが魅力の一つである。キャラクター達の成長劇はどれも見応えがあり、プリマジに真剣に向き合っているキャラクター達全員に感情移入せずにはいられない。また、キャラクター達は学年も違えばプリマジを始めた経緯も異なるため、様々な信念や価値観を持っていた点も興味深かった。
さらに魔法界と人間界との対立や男性キャラの掘り下げ等様々な要素も取り入れられており、風呂敷の広げ方が上手かった。しかし4クールで描き切れない量の要素を詰め込んだせいか、説明不足・描写不足な箇所が散見された点が残念であった。伏線の張り方や取り入れようとした要素は良かったため、風呂敷を畳むことができていなかった点は大変勿体ないと感じた。
5.ちむどんどん(ドラマ)
監督:木村隆文 松園武大 中野亮平 ほか
脚本:羽原大介
復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始めるヒロイン。遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人はそれぞれに異なる道を歩み、気持ちが離れるときも訪れます。それでもふるさと・沖縄の味が、思い出が、四人の心をつなぐ。困難や挫折に見舞われ、誰かが心折れそうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。時代を超えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの――それは家族です。傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。(出典:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/about/)
本作は料理人として成長していく主人公・暢子のストーリーだけではなく、彼女の兄弟達の人生にも焦点を当てて描かれている点が特徴である。そのため、幅広いエピソードを楽しむことができる作品になっていた。しかし突っ込み所が非常に多く、粗が気になってしまう点が残念であった。ご都合主義な展開があまりにも多く、四人兄妹に感情移入することが困難な作品であった。また、暢子と和彦の恋愛編には必要以上に尺が割かれていたが重要なシーンの多い終盤は駆け足気味になっており、もっとバランスの良い構成にするべきだったのではないかと感じた。
6.霊媒探偵・城塚翡翠(ドラマ)
原作:相沢沙呼
脚本:佐藤友治
翠色の瞳を持つ“霊媒師”城塚翡翠は苦悩を抱えていた。彼女には犯人が視えるという特殊な力がある。しかし……そこには証拠能力がない。どうすれば警察は動くのか?犯人を逮捕に導けるのか?ある日翡翠の前に現れたのは、聡明な雰囲気が漂う“推理作家”香月史郎。倫理的な思考を持ち、警察からも一目置かれる香月は翡翠の“霊視”に“推理力”を足して共に事件を解決に導く「最強のバディ」となっていく。翡翠を支えるアシスタント・千和崎真が見守るなか次第に香月は翡翠に惹かれていくが……。想像を絶する展開が二人に襲い掛かる‼(出典:https://www.ntv.co.jp/hisui/intro/?theme=medium)
本作は基本的に一話完結の形式であり、それと同時に本筋となる『透明な悪魔』の事件も進行していく構成となっている。一話から四話に散りばめられていた伏線が、五話で鮮やかに回収されていく点が見ていて気持ち良かった。また、当初は儚げで可愛らしい雰囲気を纏っていた翡翠の豹変にも非常に驚かされた。一話から四話では、事前に犯人が判明している倒叙ミステリーとなっている点が新鮮であった。探偵達による論理的な推理を考察させる形式となっており、通常のミステリーとは異なる楽しみを見出すことができた。
7.サマータイムレンダ(アニメ)
原作:田中靖規
監督:渡辺歩
幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。
「自分そっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」
さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして……!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!(出典:https://summertime-anime.com/)
本作はタイムリープにサスペンスが掛け合わさっている点が大きな魅力である。謎が多い“影”の存在や、次々と明らかになる真実から目が離せなくなりどんどん引き込まれていく作品であった。同じ時を繰り返せば繰り返すほど情報量が増え、面白さが加速していく点に感心した。また、本作は慎平達と影達による頭脳戦も魅力の一つである。慎平達がタイムリープ可能であることを影達は知っているため、一筋縄ではいかない展開にハラハラさせられるのと同時に胸が高鳴った。
8.DATH NOTE(アニメ)
原作:大場つぐみ・小畑健
監督:荒木哲郎
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月がそれを拾った時から、すべては始まった。デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく…。(出典:https://www.ntv.co.jp/deathnote/)
本作は名前を書くと人を殺すことができる「デスノート」を巡って繰り広げられる、月とLの頭脳戦が大きな見所である。2人共1歩間違えればピンチになってしまう状況が続くため、ハラハラさせられる展開が多く常に緊張感がある点が良かった。またコミカルなシーンも適度に入っており、暗い雰囲気になりすぎないような工夫もされていた。
月はデスノートを使用して殺人を行うが、彼なりの正義感で行動している所も本作の面白さの一つだと感じた。「犯罪の無い世界を作りたい」という月の想いには共感できる部分もあり、考えさせられる作品になっていた。
9.すずめの戸締まり(映画)
原作・脚本・監督:新海誠
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。(出典:https://suzume-tojimari-movie.jp/)
本作は様々な場所で繰り広げられるすずめの冒険劇が見所である。草太が椅子に変えられてしまうことでユーモアさが生まれるだけでなく、鈴芽に閉じ師の役割を自然と任せることができる効果も生まれていた点に感心させられた。
また、本作は東日本大震災という災害がテーマとなっている。しかし、地震の直接的な描写が控えめだった点には驚かされた。地震の恐怖を鈴芽の台詞等から感じ取れるシーンが多く、間接的な表現方法が多く取られており興味深かった。
10.彼女、お借りします(第二期)(アニメ)
原作:宮島礼吏
監督:古賀一臣
ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女”・水原千鶴と出会い、家族にも友人にも、千鶴が “彼女”だと嘘をついてしまう。本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、超絶美少女な“彼女”がいっぱい!!飲み会や海水浴、温泉旅行にクリスマス、お正月。様々なイベントを乗り越え、千鶴への想いが募っていく和也。そんな中、千鶴から‟2人の関係”を揺るがす告白が……!
「私、レンカノ辞めようと思うの」
2期もラブ×ドキMAX限界突破!“彼女”たちとの“リアル”輝く“レンタル”ラブライフが、ふたたび幕を開ける!!(出典:https://kanokari-official.com/intro/)
アニメ『彼女、お借りします』の第二期。一期で「理想の彼女」としての側面が色濃く描かれていた千鶴の異なる一面が掘り下げられ、彼女の夢に対する向き合い方や弱い部分が一期よりもクローズアップされていた点が見所であった。また、そのような千鶴の姿に心を打たれた和也にも変化が見られた。これまで千鶴に助けられてばかりで迷惑を掛けることさえあった和也が千鶴の為にできることを探そうと行動しており、彼の成長を感じられる場面になっていた。