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2年 高根 RES
夏休みの課題 21~26

21.七人の秘書(テレビドラマ)
 この世を動かしているのは国や財政のトップではない。実は、影の黒子たちだ――。要人であるボスを支え、組織に仕え、目立たぬことこそを極意とする、名もなき「秘書」たち。“影の軍団”として密かに集められた彼女たちが今、理不尽だらけの日本社会を裏で操り、変えてゆく…!

 銀行常務から大学病院院長、都知事、警視庁警務部長まで各所のトップに仕える主人公たちの痛快"秘書"ドラマ。
 表の秘書としての仕事中も、裏のエージェントとしての仕事中も美しくスマートに仕事をこなす主人公たちが美しく、憧れる。しかしそんな彼女たちにもそれぞれに悩みや苦労など弱い部分があり、そのギャップもまた魅力である。

22.マイ・ブロークン・マリコ(映画) 監督:タナダユキ 原作:平庫ワカ
 ある日、ブラック企業勤めのシイノトモヨ(永野芽郁)を襲った衝撃的な事件。それは、親友のイカガワマリコ(奈緒)がマンションから転落死したという報せだった――。彼女の死を受け入れられないまま茫然自失するシイノだったが、大切なダチの遺骨が毒親の手に渡ったと知り、居ても立っても居られず行動を開始。包丁を片手に単身“敵地”へと乗り込み、マリコの遺骨を奪取する。幼い頃から父親や恋人に暴力を振るわれ、人生を奪われ続けた親友に自分ができることはないのか…。シイノがたどり着いた答えは、学生時代にマリコが行きたがっていた海へと彼女の遺骨を連れていくことだった。道中で出会った男・マキオ(窪田正孝)も巻き込み、最初で最後の“二人旅”がいま、始まる。

 主人公のシイノが抱えているのはマリコの遺骨である。そのはずなのにシイノは時折、その喋りも動きもしないその遺骨に生前のマリコを重ねているシーンがどこも印象的だった。
 映像の見せ方や俳優の演技力、すべてが強い力を持っており、80分という短い上映時間ですっかり魅せられてしまった。最後、マリコが遺した手紙をシイノが見て笑顔をこぼすというシーンで映画は終わるが、その手紙に何が書いてあったのかは語られることはない。その終わり方も印象的でなにが書いてあったのか、知っているのはシイノだけというところで改めて深くて狭いふたりだけの世界を感じさせられた。

23.モダンラブ・東京  エピソード7「彼が奏でるふたりの調べ」 山田尚子監督
 ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる物語を描いたアマゾンプライムオリジナル作品。恋愛から親愛までさまざまな愛の形がオムニバス形式で紡がれる。
 もともと山田尚子監督の作品はいくつか見たことがあったが、どれも登場人物の動きや表情が本当にかわいい。回想シーンも等身大の高校生像が描かれており、近付いては止まってまた近付いて……という初々しさに心が温まる。夢を忘れたフリをして「無理だ」と笑って誤魔化す途中までの主人公には共感し、後半の「勇気1mm」を振り絞って行動を起こした彼女には勇気をもらった。

24.アイドルマスターSideM(アニメ) 監督:原田孝宏・黒木美幸 原作:バンダイナムコエンターテインメント
 できたばかりの小さな芸能事務所「315プロダクション」。そこにスカウトされて集まってきた男性アイドルたち。元弁護士、元外科医、元パイロット……さまざまな前職を持ち、それぞれの思いを胸にアイドルに転職した彼らが、トップアイドルを目指し、夢に向かって紡ぐ新たな物語。

 弁護士から高校教師、アルバイター、プロサッカー選手まで登場人物たちの前職はバラバラで、どのアイドルものの作品と比べても異色である。しかし、たとえ前職が何であれ、年齢がいくつであれ、トップアイドルという同じ目標を全員で追いかけながら成長を続ける彼らの姿は眩しく、魅力的だった。

25.英国王のスピーチ 監督:トム・フーパー
 吃音というコンプレックスを抱える英国王の次男アルバート王子は、苦手なスピーチ克服のため言語聴覚士の治療を受け続けるも改善できずにいた。そんな中、兄が王位を返上し、アルバートはジョージ6世として望まぬ王位を継承することに。夫を心配した妻エリザベスは、独特な治療を施すスピーチ矯正の専門家ライオネルに全てを託す。ライオネルの率直な物言いに反発するジョージ6世だったが、やがて2人の間に友情が芽生え……。

 先日亡くなったエリザベス女王の父・ジョージ6世の伝記映画。
 吃音症は大半が生来のものではないなど、純粋に吃音症について勉強になる部分が多かった。吃音症も左利きもX脚も決して珍しいものではない。それでも変だと指摘され、笑われ、強制的に治すよう促されることで「障害」と見なされてしまうのだと感じた。
 最終的に吃音が治るわけではないのがこの映画のポイントであるように思えた。自分のコンプレックスや欠点を完全に無くす・なおすのではなく、それをアイデンティティとして昇華するという道もあるのだと暗に示してくれていると感じた。

26.線は、僕を描く(映画) 監督:小泉徳宏 原作:砥上裕將
 大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒だけで表現された【水墨画】が霜介の前に色鮮やかに拡がる。深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。
 巨匠・篠田湖山に声をかけられ【水墨画】を学び始める霜介。【水墨画】は筆先から生み出す「線」のみで描かれる芸術。描くのは「命」。
 霜介は初めての【水墨画】に戸惑いながらもその世界に魅了されていく。
水墨画との出会いで、止まっていた時間が動き出す。これは、喪失と再生の物語。

 同じ制作陣が手掛けた作品である実写版「ちはやふる3部作」がある。それらも映画館で見たことがあったため、やはりカメラワークや音楽と映像の合わせ方に個性が出ているなと感じながら見ていた。「ちはやふる3部作」も今作も、人が集中してなにかに取り組む姿勢やその際の真剣な目の美しさを強調するような映像が印象的。
 また、筆の動きや傍から見て伝わる力の入れ方が登場人物によって違うように見えた。主人公の霜介は優しく繊細、千瑛はなめらか、湖山先生は美しく迷いがない、西濱さんは気持ちがいいほどの力強さを感じた。
 墨を扱う水墨画を描いているため、基本的に登場人物たちは日常的に黒い服を着ているのだが、霜介だけは白い服を着ていることが多く、食卓を囲んでご飯を食べるシーンなどでは異質に見えた。湖山先生が霜介を弟子に誘った理由として挙げていた「そこに真っ白な紙(=霜介)があったから」を表していたのか?と考えた。
2022/11/03(木) 20:25 No.1932 EDIT DEL
米村
高根さん
 30点目指して頑張ってください!
2022/11/13(日) 12:04 No.1 EDIT DEL