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3年 内田
RES
夏休み課題11~20
11.塔の上のラプンツェル(映画)
監督:バイロン・ハワード、ネイサン・グレノ
魔法の力が宿った金色の髪を持つ少女・ラプンツェルは、ある王国の森の奥の塔の上で暮らしていた。過保護な母・マザー・ゴーテルから外に出ることを禁じられていた彼女は、一度も外に出ることなく過ごしていた。しかし次第に外の世界への憧れを強くしていったラプンツェルは、塔の侵入者である大泥棒・フリンを案内役に命じて外の世界へと飛び出していった。
本作は、好奇心旺盛なラプンツェルの冒険劇が魅力であると考えられる。ラプンツェルが外の世界を伸び伸びと駆け回る姿や長い髪を活かしたアクションシーンが印象的であり、視聴していてワクワクすることができる作品だった。また、徐々に絆を深めていくラプンツェルとフリンの恋模様も大きな見所である。深い傷を負っており自分の命の危険が迫っているにも関わらず、ラプンツェルの幸せを一番に願って彼女の髪を切ったフリンの優しさには非常に感嘆させられた。
また、本作は映像の美麗さも見所の一つである。無数のランタンが空に飛ばされるシーンは幻想的で美しく、壮大なバックミュージックも相俟って非常にロマンチックで魅力的な場面になっていた。
12.SPY×FAMILY(アニメ)
原作:遠藤達哉
監督:古橋一浩
世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国オスタニアと西国ウェスタリスは、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISEワイズ〉所属である凄腕スパイの〈黄昏たそがれ〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟ストリクス〉。
内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏たそがれ〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。(出典:https://spy-family.net/)
父はスパイ、母は殺し屋、娘は超能力者であり、全員が自分の正体を隠しながら仮初めの家族になるという斬新な設定が本作の魅力である。この設定がよく活かされているため、日常が自然と非日常になっていく点が面白いと感じた。ロイドは東西平和を守るという重い任務を任されているが、任務遂行は常に明るくコメディタッチに描かれているため本作はギャグアニメとして楽しむことができる。またそれと同時に、仮初めの家族だったロイド・ヨル・アーニャが徐々に絆を深めていく様子も描かれていくため、心温まるエピソードも多い。
13.オッドタクシー(アニメ)
監督:木下麦
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…
何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。(出典:https://oddtaxi.jp/anime/)
登場人物達が全員動物の見た目をしている点が本作の大きな特徴である。ほのぼのとしていて可愛らしい絵面とは裏腹に人間臭い登場人物達が織りなすミステリー作品であり、そのミスマッチ感が面白い。また、序盤から張り巡らされていた伏線が後半になるにつれて徐々に明らかになっていく構成が秀逸であった。点と点が繋がっていき、謎に迫っていく展開は驚きの連続で目が離せなくなる。
14.半妖の夜叉姫 弐の章(アニメ)
監督:菱田正和
とわとせつなは、大妖怪の殺生丸を父に人間のりんを母に持つ半妖の少女達であり、とわ達の仲間になったもろはも、半妖と人間の間に生まれた四半妖で、犬夜叉とかごめの娘だった。是露は、とわ達が生まれた直後から、三人の命を狙っていたのだが、とわは現代に送られ、せつなは半妖の里へ身を寄せ、もろはは妖狼族の元で庇護され、生き延びたのだ。
夜叉姫達と麒麟丸との戦いの中で、せつなは命を落としてしまった。深く悔いるとわの前に、折れた天生刃を持った殺生丸が現れる。果たして、失われたせつなの命を呼び戻すことはできるのだろうか?(あらすじの一部をhttp://hanyo-yashahime.com/story/より引用)
アニメ『半妖の夜叉姫』の第2期である。残されていた謎が次々と明かされていったため、第1期よりもテンポが良く見やすい構成になっていた。第1期から一貫として描かれてきたテーマである姉妹・仲間の絆に加え、本作では家族のやり取りが印象的であった。第1期では見ることができなかった、親である犬夜叉達と娘である夜叉姫達のシーンは非常に微笑ましかった。しかし不自然な設定も散見されるため、作り込みの甘さは否めない。突っ込み所が多かった点は残念だったと感じた。
15.キラッとプリ☆チャン(一期)(アニメ)
監督:博史池畠
「プリチャン」は誰でも簡単に始めることができ、誰でもアイドルになることができるチャンネル。多くの女の子達は自分のチャンネルでセルフプロデュースし、人気プリチャンアイドルを目指していた。桃山みらいと萌黄えもは、きらりヶ丘中学校に通う一年生。ある日えもが同じ学校の人気プリチャンアイドル・赤城あんなに対抗意識を燃やしたことをきっかけに、みらいとえもはプリチャンアイドルとしてデビューすることに……。
全体的に一話完結の話が多く、明るくて緩い作風になっている点が本作の特徴である。キャラクターデザインや優しい雰囲気が感じられるストーリーから、対象年齢の子供達を強く意識した作品なのだと考えられる。しかし淡々と日常を描くだけではなく、キャラクター達の成長や過去を掘り下げたエピソード等のようにグッとくる展開も盛り込まれている点が本作の魅力だと言えるだろう。また終盤で描かれたアンジュの引退にまつわるエピソードではみらい達の葛藤が印象的であり、どのような行動を取るのが正解なのかといったことを考えさせられる内容になっていた。
16.キラッとプリ☆チャン(二期)(アニメ)
監督:博史池畠
中学二年生の桃山みらい、萌黄えも、青葉りんかはアイドルグループ「ミラクル☆キラッツ」を結成し、プリチャンで番組配信やアイドル活動を行っている。ある日、みらい達の前に謎に包まれたプリチャンアイドル「だいあ」が現れる。そして、ジュエルアイドルを選出するために「ジュエルオーディション」を開催することを宣言した。オーディションに合格することができたプリチャンアイドルはジュエルコーデを授かり「ジュエルアイドル」になることができ、ジュエルコレクションと呼ばれる大会への出場権を獲得することができるのだ。ジュエルコレクションで優勝し、ダイヤモンドコーデを身に纏うことができるのは一体誰なのだろうか?
アニメ『キラッとプリ☆チャン』の二期。グループでの活動が中心だった一期とは異なり、本作の中心となる「ジュエルオーディション」はソロの大会である点が特徴である。そのことによってメインキャラクター一人一人を掘り下げることが可能になっており、一期での活躍を踏まえて各キャラクターが成長していく姿がしっかりと描かれていた。また、二期から登場するキャラクターであるまりあとすずがグループを結成するまでの物語においては、正反対の個性を持つ二人が少しずつお互いを受け入れていく様が非常に丁寧に描かれており胸を打たれた。また本作の大きな見所は、主軸となっている二人のだいあの物語である。プリチャンアイドルに憧れ、みらい達と友達になりたいと思いながらも中々踏み出すことができない虹ノ咲だいあの描写のリアルさには舌を巻いた。そしてAIのだいあに助けられながら成長していく虹ノ咲だいあの物語には、感情移入せずにはいられないのである。
17.キラッとプリ☆チャン(三期)(アニメ)
監督:博史池畠
中学三年生の桃山みらい、萌黄えも、青葉りんかはアイドルグループ「ミラクル☆キラッツ」を結成し、プリチャンで番組配信やアイドル活動を行っている。ある日みらい達が住む街・キラ宿に、最新鋭のVR遊園地「プリチャンランド」が建設される。そして、プリチャンランドを運営するカガヤキ・コーポレーションが「プリンセスカップ」を開催することを宣言した。この大会では、次世代トッププリチャンアイドルを決めるものなのだという。みらい達は大会に参加するべく「プリたまGO」を使用して、各グループのパートナーとなる存在・マスコットを育てることになる。
アニメ『キラッとプリ☆チャン』の三期。本作は各グループに一人ずつマスコットが付くようになった点が特徴である。一期、二期で既存のキャラクターの成長劇を殆ど描き切ってしまったためか、本作においてみらい達は主にマスコットを見守る存在として描かれている。そのためマスコット達の描写に多くの尺が割かれており、担当グループをサポートするポジションに留まらずしっかりと個性が確立された魅力的なキャラクターになっていった点が良かった。しかしその反面、本作の後半で描かれたアリス・イブ・ソルル・ルルナの物語は少々雑になってしまっている印象を受けた。伏線の回収がいい加減になっているように感じてしまったし、描写不足だなと思った点が多々あったことで物語が盛り上がる終盤においてもあまり感動できない展開になってしまっていた点が残念だった。
18.KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-(映画)
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ
『KING OF PRISM』の全29曲から、ファンによる投票で選ばれた珠玉のプリズムショーベスト10を一挙に上映。そしてブレイクタイムとして、セプテントリオンの7人によるミニドラマや、トラチとドラチによる笑劇場コーナーも。さらに、シンが「PRISM.1」で本来披露しようとしていたプリズムショーが、本作の中で初披露される。ライブ感覚で楽しむことができる、新感覚エンターテインメント作品である。
本作は『KING OF PRISM』で披露されたプリズムショーの中から、ファン投票によって選ばれた上位10曲をランキング形式で上映していく作品である。ストーリー性よりもエンターテインメント性が重視された作品であり、実際にライブを見に行っているような楽しさを感じることができた。そして、次にどの曲が披露されるのかといったワクワク感を常に覚えることができた。また分岐ルートを作ることで、ランクインを逃したショーをそれぞれのコンセプトに合わせて紹介する試みも面白かった。
また、ショ―だけではなくミニドラマや笑劇場コーナーも見所である。バリエーション豊かで飽きない構成になっており、トラチとドラチの可愛らしさに癒されずにはいられない。また、良い意味で変わらないセプテントリオンの7人の姿を見ることができ、尺が短いながらも安定した面白さがあり非常に良かった。
19.クズの本懐(漫画)
作者:横槍メンゴ
安楽岡花火と粟屋麦は、学校の誰もが羨む評判の高校生カップル。 一緒に下校して、テストの点数を教え合い、他愛のない会話をし、物陰に隠れてキスをする。そんな甘酸っぱいカップルの日常を過ごす二人には、誰にも言えない秘密があった――。(出典:https://magazine.jp.square-enix.com/biggangan/introduction/kuzu/)
本作は片思いの切なさを真正面から描いた作品であり、綺麗な恋愛を描く王道のラブストーリーとは一線を画している。登場人物達の心の弱い部分が包み隠さず描かれており、複雑な感情や繊細な心の機微が緻密に言語化されていたため、感嘆させられるのと同時に感情移入せずにはいられなかった。また、登場人物達は片思いの経験を通して徐々に強くなっていく。主人公の花火と麦は、初期の頃はお互いに慰め合ってばかりだったが、最終的には自立することができた。本作はドロドロの恋愛模様が描かれるが、彼女達の成長を感じることができるストーリーであるため爽やかな読後感であった。
20.犬夜叉(漫画)
作者:高橋留美子
神社の娘である中学三年生の少女・日暮かごめは、15歳の誕生日に自宅の祠の井戸の中から出てきた妖怪に引きずり込まれたことによって、戦国時代にタイムスリップしてしまう。タイムスリップした先で妖怪に襲われたかごめは、半妖の少年・犬夜叉と出会う。そんな中、かごめの体内から「四魂の玉」が現れる。この四魂の玉は、なんでも願いを叶えることができるといわれており、かつて巫女・桔梗が封印し、一度この世から消えたはずものだった。しかし、妖怪との戦いの中で、四魂の玉は砕け散ってしまう。桔梗の生まれ変わりであるかごめは、犬夜叉とともに砕け散った四魂の玉のかけらを探す旅に出ることに。
犬夜叉達の冒険劇を通してバトルや恋愛、仲間との絆等といった色々な要素が描かれており、非常に引き込まれるストーリーになっている点が本作の魅力である。個性豊かなキャラクター達は、悲しい運命を背負った者もいれば辛い過去を持った人物もいたりと、一人一人に濃いドラマがあり感情移入せずにはいられない。キャラクター達が成長していくストーリーの中で人間の強い所や美しい所を描くのと同時に、人間の心の弱さや汚い所まで真摯に描いているため、ストーリーに深みが生まれている。
11.塔の上のラプンツェル(映画)
監督:バイロン・ハワード、ネイサン・グレノ
魔法の力が宿った金色の髪を持つ少女・ラプンツェルは、ある王国の森の奥の塔の上で暮らしていた。過保護な母・マザー・ゴーテルから外に出ることを禁じられていた彼女は、一度も外に出ることなく過ごしていた。しかし次第に外の世界への憧れを強くしていったラプンツェルは、塔の侵入者である大泥棒・フリンを案内役に命じて外の世界へと飛び出していった。
本作は、好奇心旺盛なラプンツェルの冒険劇が魅力であると考えられる。ラプンツェルが外の世界を伸び伸びと駆け回る姿や長い髪を活かしたアクションシーンが印象的であり、視聴していてワクワクすることができる作品だった。また、徐々に絆を深めていくラプンツェルとフリンの恋模様も大きな見所である。深い傷を負っており自分の命の危険が迫っているにも関わらず、ラプンツェルの幸せを一番に願って彼女の髪を切ったフリンの優しさには非常に感嘆させられた。
また、本作は映像の美麗さも見所の一つである。無数のランタンが空に飛ばされるシーンは幻想的で美しく、壮大なバックミュージックも相俟って非常にロマンチックで魅力的な場面になっていた。
12.SPY×FAMILY(アニメ)
原作:遠藤達哉
監督:古橋一浩
世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国オスタニアと西国ウェスタリスは、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISEワイズ〉所属である凄腕スパイの〈黄昏たそがれ〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟ストリクス〉。
内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏たそがれ〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。(出典:https://spy-family.net/)
父はスパイ、母は殺し屋、娘は超能力者であり、全員が自分の正体を隠しながら仮初めの家族になるという斬新な設定が本作の魅力である。この設定がよく活かされているため、日常が自然と非日常になっていく点が面白いと感じた。ロイドは東西平和を守るという重い任務を任されているが、任務遂行は常に明るくコメディタッチに描かれているため本作はギャグアニメとして楽しむことができる。またそれと同時に、仮初めの家族だったロイド・ヨル・アーニャが徐々に絆を深めていく様子も描かれていくため、心温まるエピソードも多い。
13.オッドタクシー(アニメ)
監督:木下麦
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…
何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。(出典:https://oddtaxi.jp/anime/)
登場人物達が全員動物の見た目をしている点が本作の大きな特徴である。ほのぼのとしていて可愛らしい絵面とは裏腹に人間臭い登場人物達が織りなすミステリー作品であり、そのミスマッチ感が面白い。また、序盤から張り巡らされていた伏線が後半になるにつれて徐々に明らかになっていく構成が秀逸であった。点と点が繋がっていき、謎に迫っていく展開は驚きの連続で目が離せなくなる。
14.半妖の夜叉姫 弐の章(アニメ)
監督:菱田正和
とわとせつなは、大妖怪の殺生丸を父に人間のりんを母に持つ半妖の少女達であり、とわ達の仲間になったもろはも、半妖と人間の間に生まれた四半妖で、犬夜叉とかごめの娘だった。是露は、とわ達が生まれた直後から、三人の命を狙っていたのだが、とわは現代に送られ、せつなは半妖の里へ身を寄せ、もろはは妖狼族の元で庇護され、生き延びたのだ。
夜叉姫達と麒麟丸との戦いの中で、せつなは命を落としてしまった。深く悔いるとわの前に、折れた天生刃を持った殺生丸が現れる。果たして、失われたせつなの命を呼び戻すことはできるのだろうか?(あらすじの一部をhttp://hanyo-yashahime.com/story/より引用)
アニメ『半妖の夜叉姫』の第2期である。残されていた謎が次々と明かされていったため、第1期よりもテンポが良く見やすい構成になっていた。第1期から一貫として描かれてきたテーマである姉妹・仲間の絆に加え、本作では家族のやり取りが印象的であった。第1期では見ることができなかった、親である犬夜叉達と娘である夜叉姫達のシーンは非常に微笑ましかった。しかし不自然な設定も散見されるため、作り込みの甘さは否めない。突っ込み所が多かった点は残念だったと感じた。
15.キラッとプリ☆チャン(一期)(アニメ)
監督:博史池畠
「プリチャン」は誰でも簡単に始めることができ、誰でもアイドルになることができるチャンネル。多くの女の子達は自分のチャンネルでセルフプロデュースし、人気プリチャンアイドルを目指していた。桃山みらいと萌黄えもは、きらりヶ丘中学校に通う一年生。ある日えもが同じ学校の人気プリチャンアイドル・赤城あんなに対抗意識を燃やしたことをきっかけに、みらいとえもはプリチャンアイドルとしてデビューすることに……。
全体的に一話完結の話が多く、明るくて緩い作風になっている点が本作の特徴である。キャラクターデザインや優しい雰囲気が感じられるストーリーから、対象年齢の子供達を強く意識した作品なのだと考えられる。しかし淡々と日常を描くだけではなく、キャラクター達の成長や過去を掘り下げたエピソード等のようにグッとくる展開も盛り込まれている点が本作の魅力だと言えるだろう。また終盤で描かれたアンジュの引退にまつわるエピソードではみらい達の葛藤が印象的であり、どのような行動を取るのが正解なのかといったことを考えさせられる内容になっていた。
16.キラッとプリ☆チャン(二期)(アニメ)
監督:博史池畠
中学二年生の桃山みらい、萌黄えも、青葉りんかはアイドルグループ「ミラクル☆キラッツ」を結成し、プリチャンで番組配信やアイドル活動を行っている。ある日、みらい達の前に謎に包まれたプリチャンアイドル「だいあ」が現れる。そして、ジュエルアイドルを選出するために「ジュエルオーディション」を開催することを宣言した。オーディションに合格することができたプリチャンアイドルはジュエルコーデを授かり「ジュエルアイドル」になることができ、ジュエルコレクションと呼ばれる大会への出場権を獲得することができるのだ。ジュエルコレクションで優勝し、ダイヤモンドコーデを身に纏うことができるのは一体誰なのだろうか?
アニメ『キラッとプリ☆チャン』の二期。グループでの活動が中心だった一期とは異なり、本作の中心となる「ジュエルオーディション」はソロの大会である点が特徴である。そのことによってメインキャラクター一人一人を掘り下げることが可能になっており、一期での活躍を踏まえて各キャラクターが成長していく姿がしっかりと描かれていた。また、二期から登場するキャラクターであるまりあとすずがグループを結成するまでの物語においては、正反対の個性を持つ二人が少しずつお互いを受け入れていく様が非常に丁寧に描かれており胸を打たれた。また本作の大きな見所は、主軸となっている二人のだいあの物語である。プリチャンアイドルに憧れ、みらい達と友達になりたいと思いながらも中々踏み出すことができない虹ノ咲だいあの描写のリアルさには舌を巻いた。そしてAIのだいあに助けられながら成長していく虹ノ咲だいあの物語には、感情移入せずにはいられないのである。
17.キラッとプリ☆チャン(三期)(アニメ)
監督:博史池畠
中学三年生の桃山みらい、萌黄えも、青葉りんかはアイドルグループ「ミラクル☆キラッツ」を結成し、プリチャンで番組配信やアイドル活動を行っている。ある日みらい達が住む街・キラ宿に、最新鋭のVR遊園地「プリチャンランド」が建設される。そして、プリチャンランドを運営するカガヤキ・コーポレーションが「プリンセスカップ」を開催することを宣言した。この大会では、次世代トッププリチャンアイドルを決めるものなのだという。みらい達は大会に参加するべく「プリたまGO」を使用して、各グループのパートナーとなる存在・マスコットを育てることになる。
アニメ『キラッとプリ☆チャン』の三期。本作は各グループに一人ずつマスコットが付くようになった点が特徴である。一期、二期で既存のキャラクターの成長劇を殆ど描き切ってしまったためか、本作においてみらい達は主にマスコットを見守る存在として描かれている。そのためマスコット達の描写に多くの尺が割かれており、担当グループをサポートするポジションに留まらずしっかりと個性が確立された魅力的なキャラクターになっていった点が良かった。しかしその反面、本作の後半で描かれたアリス・イブ・ソルル・ルルナの物語は少々雑になってしまっている印象を受けた。伏線の回収がいい加減になっているように感じてしまったし、描写不足だなと思った点が多々あったことで物語が盛り上がる終盤においてもあまり感動できない展開になってしまっていた点が残念だった。
18.KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-(映画)
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ
『KING OF PRISM』の全29曲から、ファンによる投票で選ばれた珠玉のプリズムショーベスト10を一挙に上映。そしてブレイクタイムとして、セプテントリオンの7人によるミニドラマや、トラチとドラチによる笑劇場コーナーも。さらに、シンが「PRISM.1」で本来披露しようとしていたプリズムショーが、本作の中で初披露される。ライブ感覚で楽しむことができる、新感覚エンターテインメント作品である。
本作は『KING OF PRISM』で披露されたプリズムショーの中から、ファン投票によって選ばれた上位10曲をランキング形式で上映していく作品である。ストーリー性よりもエンターテインメント性が重視された作品であり、実際にライブを見に行っているような楽しさを感じることができた。そして、次にどの曲が披露されるのかといったワクワク感を常に覚えることができた。また分岐ルートを作ることで、ランクインを逃したショーをそれぞれのコンセプトに合わせて紹介する試みも面白かった。
また、ショ―だけではなくミニドラマや笑劇場コーナーも見所である。バリエーション豊かで飽きない構成になっており、トラチとドラチの可愛らしさに癒されずにはいられない。また、良い意味で変わらないセプテントリオンの7人の姿を見ることができ、尺が短いながらも安定した面白さがあり非常に良かった。
19.クズの本懐(漫画)
作者:横槍メンゴ
安楽岡花火と粟屋麦は、学校の誰もが羨む評判の高校生カップル。 一緒に下校して、テストの点数を教え合い、他愛のない会話をし、物陰に隠れてキスをする。そんな甘酸っぱいカップルの日常を過ごす二人には、誰にも言えない秘密があった――。(出典:https://magazine.jp.square-enix.com/biggangan/introduction/kuzu/)
本作は片思いの切なさを真正面から描いた作品であり、綺麗な恋愛を描く王道のラブストーリーとは一線を画している。登場人物達の心の弱い部分が包み隠さず描かれており、複雑な感情や繊細な心の機微が緻密に言語化されていたため、感嘆させられるのと同時に感情移入せずにはいられなかった。また、登場人物達は片思いの経験を通して徐々に強くなっていく。主人公の花火と麦は、初期の頃はお互いに慰め合ってばかりだったが、最終的には自立することができた。本作はドロドロの恋愛模様が描かれるが、彼女達の成長を感じることができるストーリーであるため爽やかな読後感であった。
20.犬夜叉(漫画)
作者:高橋留美子
神社の娘である中学三年生の少女・日暮かごめは、15歳の誕生日に自宅の祠の井戸の中から出てきた妖怪に引きずり込まれたことによって、戦国時代にタイムスリップしてしまう。タイムスリップした先で妖怪に襲われたかごめは、半妖の少年・犬夜叉と出会う。そんな中、かごめの体内から「四魂の玉」が現れる。この四魂の玉は、なんでも願いを叶えることができるといわれており、かつて巫女・桔梗が封印し、一度この世から消えたはずものだった。しかし、妖怪との戦いの中で、四魂の玉は砕け散ってしまう。桔梗の生まれ変わりであるかごめは、犬夜叉とともに砕け散った四魂の玉のかけらを探す旅に出ることに。
犬夜叉達の冒険劇を通してバトルや恋愛、仲間との絆等といった色々な要素が描かれており、非常に引き込まれるストーリーになっている点が本作の魅力である。個性豊かなキャラクター達は、悲しい運命を背負った者もいれば辛い過去を持った人物もいたりと、一人一人に濃いドラマがあり感情移入せずにはいられない。キャラクター達が成長していくストーリーの中で人間の強い所や美しい所を描くのと同時に、人間の心の弱さや汚い所まで真摯に描いているため、ストーリーに深みが生まれている。
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