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2年 内田 RES
春休み課題11~20

11.義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル(ドラマ)
原作:桜沢鈴
脚本:森下佳子

 みゆきの義母・亜希子は大阪の企業・ゴルディックの再建に関わっていたが、突如会社が乗っ取りに遭ってしまう。新オーナーであるダインキャピタル・ジャパンの岩城良治は外資系ファンドのボスであり、いわゆるハゲタカだったのだ。しかしそんな憎き相手の容姿は亜希子の亡き夫・良一と瓜二つであり、亜希子は衝撃を受ける。さらに良治は、ベーカリー麦田を買収の標的にしたのだった……。

 『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』のその後の世界を描いた作品である。コミカルで温かい雰囲気であり、前作と変わらない世界観を楽しむことができる作品となっていた。
 本作の見所は他界してしまった亜希子の夫・良一を演じた竹野内豊が、良一と瓜二つの新キャラクター・良治を演じていた点である。良一は前作において既に他界していたため、それ以来殆ど出番が無くなってしまった。しかし本作で良治が登場することによって彼と良一との違いを楽しむことができ、そしてあたかも良一と亜希子とみゆきが再び再会できたかのように錯覚をすることができたため、面白い試みを行った作品であったと感じた。
 また良治との出会いによって翻弄され、心が揺れ動く亜希子の姿も本作の見所である。良治に惹かれてしまう自分に戸惑う姿や経営コンサルタントとしての見事な手腕等、様々な亜希子の一面が描かれていた。

12.猫の恩返し(映画)
原作:柊あおい
監督:森田宏幸

 吉岡ハルは、ごく普通の高校生。ある日ハルは、下校中にトラックに轢かれそうになっていた猫を間一髪で救出する。するとその猫は、なんと人間の言葉でハルにお礼を言ってお辞儀をしたのであった。ハルが助けた不思議な猫の正体は、「猫の国」の王子だった。彼を助けたお礼として、猫の国から恩返しとして猫じゃらしや鼠がハルの元に送られてくる。さらにハルは、猫の国へと招待されてしまうことに……。

 名前の通り猫が暮らしている世界「猫の国」が舞台となったファンタジー作品である。猫の国の城に魚がデザインされている点や出てくる料理が猫の好物ばかりである点等、猫の要素を多く詰め込んだユニークな世界観が面白く、作り手のこだわりが詰まっているように感じた。
 本作は視聴者に近い存在であるごく普通の高校生を主人公に据えた上でこの猫の国を描くことで、没入感を与えることができている点が魅力である。ハル達と共に冒険をしているような感覚で、ワクワクしながら視聴することができる作品になっていると思った。また物語の終盤では、猫の国での経験を通して少し成長したハルの姿が描かれている。彼女の冒険を描くだけではなく、それを経て少し変化した姿まで描いていくことで物語に深みと余韻が生まれているのではないかと私は考えた。

13.風立ちぬ(映画)
原作・脚本・監督:宮崎駿

かつて、日本で戦争があった。大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く――。
堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。(出典:https://www.ghibli.jp/kazetachinu/story.html

 戦争が起こっていた時代を舞台として、飛行機の設計に情熱を注ぐ堀越二郎の半生を描いた作品である。本作は戦時中の物語でありながらも、戦場や空襲等といった直接的な描写が殆ど無かった点が特徴的である。全力で仕事に勤しむ二郎の姿や温かい夫婦愛を中心として、辛い時代の中でも懸命に生きようとする人々の姿が描かれた作品に仕上がっていた。しかし戦争に関する直接的な描写は少なかったとはいえ、ラストシーンの二郎とカプローニとの対話には戦争の暗い現実が影を落としている。そのため、戦争の悲惨さについてもきちんと考えさせられる作品になっていた。
 場面転換が多く抽象的な表現が多いため少し難解な映画であるような印象を抱いたが、だからこそ視聴後の余韻を深く感じることができたのではないかと私は考えた。

14.メアリと魔女の花(映画)
原作:メアリー・スチュアート
監督:米林宏昌
脚本:米林宏昌、坂口理子

 赤毛とそばかすが特徴的な少女・メアリは、赤い館村に引っ越してきた。ある日猫のティブとギブを追いかけて森に入ったメアリは、不思議な青い花を発見する。それは七年に一度しか咲かない「夜間飛行」という花であり、強大な力を秘めている魔女の花だったのである。
 夜間飛行の力で、メアリは一夜限りの魔法の力を手に入れる。空飛ぶ箒に乗ったメアリが辿り着いたのは、魔法世界の最高学府「エンドア大学」であった……。

 魔法世界での大冒険を描いたファンタジー作品である。幻想的で心が躍るような世界観が表現されていた本作は、手描き作業をメインとして映像が作られていたそうである。そのため、魔法の描写は鮮やかながらもどこか温かみを感じるようなものに仕上がっていた点が良かった。
 また起承転結がはっきりしていてメッセージ性が強く、視聴者を引き込むストーリーになっていた点も本作の魅力だと言えるだろう。物語の序盤でコンプレックスを抱えていたメアリは大冒険を通して成長していき、最終的には暴走する魔法の力にも怯まずに立ち向かっていくことができたのである。本作は人間の手に負えないほどの強大な力ではなく、人間一人一人が持つ小さな勇気の素晴らしさを描いており、胸を打つストーリーになっていた。

15.KING OF PRISM by PrettyRhythm(映画)
監督:菱田正和
脚本:青葉譲

 コウジ・ヒロ・カヅキの三人で結成されたユニット・Over The Rainbowは、デビュー後一気にプリズムショー界の頂点に上り詰めることができた。さらに彼らが所属するプリズムスタァ養成校・エーデルローズには、続々と新入生が入学していた。しかし突然、エーデルローズの元主宰の法月仁が「シュワルツローズ」という対立勢力を発足させてしまう。仁はエーデルローズの有望な男子プリズムスターを次々と引き抜き、さらにエーデルローズに対して負債を押し付けて窮地に追い込んだのである。そのような状況の中、天才作詞作曲家であるコウジにアメリカから巨額のオファーが舞い込んでくる……。

 『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフ作品である。本作はボーイズユニット「Over The Rainbow」を主役に据え、本編のその後のストーリーを描いた作品となっている。
 様々な困難を乗り越え、ぶつかり合いながらも一つのグループになることができたOver The Rainbowの三人から、新世代のプリズムスタァ達にバトンが受け継がれていくような構成になっており非常に胸が熱くなる作品であった。Over The Rainbowから様々なアドバイスを貰ったシンの純粋で真っ直ぐな言葉は、プリズムショーやスピンオフ元の作品が好きであればあるほど心に響くものとなっていた。
 また、シリーズの過去作のオマージュやギャグ要素も非常に豊富であり、尺が短い映画でありながらも濃密な作品に仕上がっていたのではないかと私は考える。

16.KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(映画)
監督:菱田正和
脚本:青葉譲

 一条シンはOver The Rainbowのプリズムショーに憧れ、エーデルローズに入学した。シンは6人の仲間と共に、未来のプリズムスタァを目指して練習に励んでいた。しかしそんなある日、コウジが作詞作曲を手掛けたヒロのマイソング「pride」の使用権がシュワルツローズによって差し押さえられてしまう。ヒロは、このままでは「pride」でプリズムキングカップに出場することができないと言い渡されてしまった。その上プリズムキングカップにおいて勝者を輩出することができなければ解散となってしまうエーデルローズは、窮地に立たされていた。
 波乱のプリズムキングカップで、ヒロ達は一体どのようなプリズムショーを披露するのか……?

 映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の続編にあたる作品だ。前作と同様にギャグ要素やシリーズの過去作のオマージュが豊富であり、密度の濃い作品に仕上がっていた。前知識が無い人にとってはギャグシーンのように見えるが、過去作を知っている人にとっては感動することができる場面になっているというシーンが多く、観る人によって抱く感想が異なるという点が本作の面白い所だなと思った。
 また本作の大きな見所は、プリズムキングカップで繰り広げられるプリズムショーであると私は考える。キャラクター一人一人の個性が存分に活かされたプリズムショーはどれも全く異なる魅力を持っており、飽きることなく楽しむことができるのだ。その中でも特にヒロとカヅキによるショーは非常に印象的である。本作の前半での描写に加え『プリティーリズム・レインボーライブ』にて描かれた彼らの成長も踏まえた、これまでの集大成のようなショーに仕上がっていたため非常に感動的な内容となっていた。

17.KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-(アニメ)
監督:菱田正和

 一条シンはこの春、華京院学園高等部の1年生となった。そんな中シュワルツローズの総帥である法月仁は、プリズムキングに変わる新たな王を決めるべく「PRISM.1」の開催を提唱する。予てからエーデルローズを目の敵にしていた仁は、シュワルツローズとエーデルローズの対抗戦を行おうと企んでいたのであった。波乱のプリズムキングカップを終えたエーデルローズを舞台に、新世代のプリズムスタァ候補生達の新たな物語が幕を開ける……。

 映画『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』の続編に当たる作品。本作はKING OF PRISMから登場した新キャラクター達に焦点を当て、オムニバス形式で個々の物語が紡がれている。歌舞伎界の名門に生まれた少年もいれば財閥の跡取りの少年もいたりと、新キャラクター達の境遇は非常にバラバラである。そのため、本作は十人十色のストーリーを楽しむことが可能になっていた。そしてプリズムショーとの出会いや抱えている苦悩等が丁寧に描かれたストーリーはそれぞれ見応えがあるものに仕上がっていた。
 また前作で張られていた多くの伏線が回収され、盛り上がっていく終盤も大きな見所である。『プリティーリズム・レインボーライブ』よりも更に深堀りされたプリズムの使者の設定には非常に感嘆させられた。また、利己的なシャインによる禍々しいショーは身動きが取れなくなるほどゾッとさせられる映像であり、ここまで怖いプリズムショーを表現できることに驚かされた。その後披露されたセプテントリオンのショーは「皆を笑顔にしたい」という想いが真っ直ぐ伝わってくるものであり、シャインの自分勝手なショーと対比されることによってその素晴らしさが一層感じられたこともあって、非常に感動して目頭が熱くなった。またプリズムスタァと観客の絆の美しさを描いたラストは、「応援上映」を武器にしている本作らしい結末だなと感じた。

18.帝一の國(映画)
原作:古屋兎丸
監督:永井聡

 赤場帝一は、日本一の超名門校・海帝高校に入学する。多くのエリート学生達が集う海帝高校は政財界に強力なコネを持っており、この高校で生徒会長を務めていた者は将来内閣に入ることが約束されているのだ。将来総理大臣になるという夢を持つ帝一は海帝高校の生徒会長を目指し、二年後の選挙に向けて奮闘していく。強力なライバル達が立ちはだかる中、帝一は「自分の国を作る」という野望を叶えることができるのだろうか……?

 生徒会選挙で当選するために死に物狂いで奔走する帝一達の姿を描いた作品。政財界に強力なコネを持っているという規格外な設定がされている学校を舞台として、生徒会長になるべく奮闘する帝一達が非常にコミカルに描かれていた。また単なるギャグで終わらせるのではなく、ストーリー性やメッセージ性も織り込まれている作品になっていた点が本作の魅力であったと考えられる。帝一は物語の序盤において、生徒会長になるためだったらどんなに汚い手でも使うと話していた。しかし野望を追いかけるあまり大切なことを見失ってしまう危険性や、汚れたやり口では人々の心を掴むことはできないといったメッセージ性が上級生の生徒会選挙を通して描かれていたのである。

19.いいね!光源氏君 し~ずん2(ドラマ)
原作:えすとえむ
脚本:あべ美佳

 藤原沙織の元に光源氏が舞い戻ってきた。中将やカイン、詩織に引っ越し作業を手伝ってもらいながらワンルームマンションに転居した沙織は、光源氏と再び同棲をすることに。しかしある日、沙織に好意を持つ同期の男・一条が現れてしまう。さらに安倍課長が通う和歌教室の講師の名前が「紫」であったことから、紫の上が現代に次元ジャンプしているのではないかと思った沙織は焦り始める……。

 ドラマ『いいね!光源氏君』の続編にあたる作品。現代の人々とは価値観が異なる光源氏のユーモラスな行動や言動が持ち味となっており、シーズン1の雰囲気が引き継がれつつその後のストーリーも楽しむことができる作品となっていた。沙織と光源氏にそれぞれ恋敵が登場した本作では、少しハラハラさせられる展開がありながらも二人の絆の強さをしっかりと感じることができたため、視聴後にほっこりとした気持ちになることができる作品となっていた。
 最終的に紫の上は現代に登場しなかったため少々肩透かしを食らったが、ゆるい作風に合わないギスギスした雰囲気になりすぎてしまうことを防ぐことができた点は良かったと思う。

20.おおかみこどもの雨と雪(映画)
監督・脚本・原作:細田守

 大学生の花が恋をした青年は、人間の姿で暮らしている「おおかみおとこ」であった。しかしそのことを知った後も花の気持ちが変わることはなく、二人は共に暮らし始めることに。やがて、二人は新しい命を授かることができた。二人の間に生まれた子供達は人間とおおかみの両方の顔を持っていたのである。子供が「おおかみこども」であることを隠しながら、4人はつつましくも幸せな日々を送っていた。しかし、ある日突然おおかみおとこに死が訪れてしまう……。

 本作は、人間とおおかみの二つの顔を持つ子供を主軸にした物語である点が大きな特徴である。雨と雪はおおかみに変身することもあるため、子育てのシーンは非常に賑やかで楽しいものになっていた。また、幼い雨と雪の行動一つ一つが可愛らしくて微笑ましかった。
 しかし、本作が描いているのはおおかみこどもとの楽しい生活ばかりではない。雨と雪が将来人間とおおかみのどちらの道に進んでいくのかということや、花が二人の決断を受けて葛藤する姿まで描かれているのである。本作で描かれていた「人間とおおかみの両方の顔を持っているからこその苦悩」は、雨と雪とで異なっている点が面白いなと感じた。また雨と雪の決断や早すぎる巣立ちを受け入れ、笑顔で二人を送り出した花の強さと子供を大切に想う気持ちが表れているシーンは、涙なしでは見られない。
2022/03/16(水) 15:09 No.1834 EDIT DEL
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