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2年 高橋 RES
春休み課題1〜10

1.「マスカレード・ナイト」(映画)
原作:東野圭吾 監督:鈴木雅之 脚本:岡田道尚

 ある日、警察の元に一つの密告状が届く。そこには数日前にあった殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京にて大晦日に開催されるパーティ「マスカレード・ナイト」を訪れるというものだった。この情報により警察官たちは再びホテル・コルテシアに潜入捜査することとなる。果たして彼らは500人にも及ぶパーティの参加者の中から殺人犯を見つけることができるのか。

 本作はミステリー小説の映画化作品となっており、その影響で情報や展開が詰め込まれている印象があった。時間制限と数多くの容疑者が存在する中での捜査という状況下を表現しているとも言えるが、私はミステリー作品はじっくりと考えながら鑑賞したいタイプなので今回のストーリー構成はあまり合わなかった。作品内でピックアップされる容疑者が多いと感じたため、もう少し絞られていると観客もより楽しめるのではないだろうか。
 しかしカメラワークや演技といった演出面は素晴らしく、シリアスな場面とコミカルな場面の切り替えも綺麗に出来ているので飽きることなく鑑賞できた。

2.「うらみちお兄さん」(アニメ)
原作:久世岳 制作:スタジオブラン 監督:長山延好

 MHKと呼ばれる放送局で放送されている「ママンとトゥギャザー」というテレビ番組。この番組では明るく優しいお兄さん、お姉さんが子どもたちと交流する。「ママンとトゥギャザー」で体操のお兄さんとして出演している表田裏道は基本爽やかな青年だが、時に社会で活動する中で生まれたネガティブな感情によって裏の顔が現れる。

 本作は「ママンとトゥギャザー」に関わる人物たちが直面する世知辛い現実をギャグとして表現した作品である。ポップな絵柄に反して、描かれるのは大人が経験するであろう理不尽な出来事といった社会の闇といったものだ。またこの作品では「ママンとトゥギャザー」での大人と子ども、演者と監督といったネガティブな人物とポジティブな人物を一つのカットに同時に映すような工夫がされている。作品の絵柄とテーマとの間にある大きなギャップとカットの工夫によって、大人の持つ「闇」が際立ちギャグとして通じるようになっていると私は考える。
 
3.「死神坊ちゃんと黒メイド」(アニメ)
原作:イノウエ 制作:J.C.STAFF 監督:山川吉樹

 とある森の奥にある館に住む少年、坊ちゃん。彼は貴族という立場でありながら魔女に触れたものを死なせてしまうという呪いをかけられたことによって、家族から拒絶され館でひっそりと暮らしていた。そんな彼の心の支えは坊ちゃんに仕えるメイド、アリスの存在である。しかし坊ちゃんはアリスに対して、ある悩みを持っていた。それは、アリスが坊ちゃんに行う逆セクハラである。

 本作は3DCGを用いたラブコメアニメ作品となっている。キャラクターを3DCGにする作品は背景の絵柄や色合いと合わずにキャラクターが浮いてしまうものもあるが、この作品ではそのような違和感がほとんどなく、物語に集中できる。作品の内容は恋愛であるにも関わらず、本作は主人公が持つ呪いから主人公とヒロインが触れ合うシーンが存在しないという特徴がある。この触れそうで触れない距離感は3DCGの縁どられたキャラクターによって強調されており、また二人が両想いであることは早いうちから知ることができるために視聴者はもどかしさを強く感じるだろう。しかしその分、触れ合うことができないという状況でありながらも彼らが言葉や行動によって心を通わすシーンには強く感動できる。よって本作は作品の持つ絶妙な距離感を3DCGによって見事に表現した作品だと私は考える。

4.「異世界食堂2」(アニメ)
原作:犬塚惇平 制作:SILVER LINK. 監督:神保昌登

 とある商店街にある洋食店「洋食のねこや」は、土曜日のみ扉が異世界と繋がってしまう店である。そんな「洋食のねこや」は偶然訪れた異世界の人々の間で人気となり、いつしか「異世界食堂」と称されるようになる。

 本作では異世界食堂という場を通じて、料理の魅力と客の反応を存分に楽しむことができる。物語に大筋はあまりなく基本的に一話完結型の群像劇の形をとっているため、一期を見ていない人や見逃した回がある人でも楽しむことができるだろう。ただし展開される物語は客が料理を食べ、料理の魅力を解説し、食事を通して客の心情などが変化するという形に固定されている。物語のパターンがしっかりと決まっているために飽きてしまう人もいると思われる。

5.「東京リベンジャーズ」(アニメ)
原作:和久井健 制作:ライデンフィルム 監督:初見浩一

 フリーターとして最底辺の生活を送っていた花垣武道は、ある日中学時代の恋人だった橘日向が東京卍曾の抗争に巻き込まれて亡くなったことをニュースで知る。その翌日、何者かによって線路に突き飛ばされ電車に轢かれたと思われた武道だが、気づいたときには自身が中学生だった十二年前にタイムリープしていた。武道は元恋人の日向を救うべく、タイムリープを利用することを決意する。

 本作はタイムリープを多用した作品となっている。この作品には過去と現代を何度も行き来するという特徴があるのだが、このタイムリープには戻ることができるタイミングなどに制限があることから目的を達成する上での時間制限が発生し視聴者は飽きることなくストーリーを楽しむことができる。しかし暴走族を題材にした作品であることから登場人物が多く、その中で重要な人物も十人近くいるため人物の把握が難しいという点がある。主人公以外の人物も過去回想などが丁寧に描かれ掘り下げられるものの、一週間ごとに見ると混乱することもあったため、この作品を見る場合はなるべく短期間で見ることを勧める。

6.『キリン』(小説)
著者:山田悠介

 皆川厚子は優秀な子どもを求めて天才である男性のみを取り扱う精子バンクを利用し、秀人と麒麟という二人の子どもを産む。始めは非常に優秀だった二人だが弟の麒麟はある時から勉学がうまくできなくなり、それを境に厚子は麒麟を見限り秀人のみに愛情を与えることとなる。遂には、厚子が利用した精子バンクによって誕生したものの失敗作であった子が集う天才養成学校という施設にて生活することとなった。

 本作は優生学を取り扱った作品であり、優れた子を求める母親の姿から人間の恐ろしさを強く感じさせる作品となっている。特に母親視点で物語が展開される場面では彼女の心情が生々しく表現され、かつ著者である山田悠介が得意とする緊迫感溢れる世界の描写からホラーの要素が取り入れられており非常に面白かった。また親として子をどう見るかということに焦点を当てて物語が展開されるので自身が親になる、またはなってからといった時に読み返してみたいと思う。

7.「劇場版ソードアート・オンラインーオーディナル・スケールー」(映画)
原作:川原礫 監督:A-1 Pictures 脚本:伊藤智彦

 2026年。世界では新たにARマシンである「オーグマー」が人気を集め、そのマシン専用のMMORPGである「オーディナル・スケール(OS)」もプレーヤ―が続々と増えている。主人公であるキリトのSAO時からの仲間たちもOSを楽しんでいる中、キリト自身はあまり関心を持てていなかった。しかしOSにてSAOでのボスモンスターが現れるという噂から、キリトもこのゲームと関わっていくこととなる。

 本作はSAOシリーズの一つなのだが、ストーリーは原作未収録のものとなっている。ただし本作はSAOから生還した後の物語となっており、SAOでのキリト達の行動を前提に展開されていくため、ファン向けの作品とも言える。SAOに触れたことのない人にはおすすめできない。
 ストーリー以外の面で考えると本作は音楽に力が入っており、戦闘中の盛り上げやキャラクターの心理描写の変化の用途として歌が多用されている。そんな挿入歌の曲調は物語の状況だけでなくカメラワークやキャラクターの動きにも連動するようなシーンもあったため挿入歌は作品の表現の幅を広げるものであり、尚且つ魅力の一つと言えるだろう。

8.「吸血鬼すぐ死ぬ」(アニメ)
原作:盆ノ木至 制作:マッドハウス 監督:神志那弘志

 吸血鬼退治人であるロナルドは、ある日吸血鬼の住む館に向かって帰ってこない少年を救出するためにその館へと向かう。しかし館にいたのはゲームを楽しむ少年と、すぐ復活するもののその分死にやすくすぐ灰になってしまう吸血鬼、ドラルクだった。ロナルドは少年を家に帰ろうと説得する中でちょっとした不注意から館を破壊してしまう。これにより住居を失ったドラルクは、ロナルドの事務所に居候することとなった。

 本作は死にやすい吸血鬼であるドラルクと基本常識人であるロナルドを中心としたコメディ作品であり、短編のエピソードをいくつか組み合わせて一話が構成されている。ギャグの内容には下ネタが多いので見る人の好みによって評価が変わると思われるが、会話のテンポや緩急がとてもよく耳だけでも楽しむことのできる作品だと私は考える。加えて映像もクオリティが高くポップな絵柄でありつつもキャラクターの動きはとても丁寧に描写されているため楽しむことができるので、三十分がすぐに感じられる作品ではないだろうか。

9.「古見さんはコミュ症です。」(アニメ)
原作:オダトモヒト 制作:OLM TEAM KOJIMA 総監督:渡辺歩

 私立伊丹高校に入学した只野仁人は、ひょんなことからクラスメイトである古見硝子と関わることとなる。彼女は容姿端麗で入学してすぐにクラスのマドンナ的存在となるのだが、実は極度のコミュ症であった。その事実を知った只野は、彼女の友達を100人作るという夢を叶えるため協力することを決意する。

 本作は基本1話が複数のエピソードから構成されている学園コメディ作品である。学園を舞台とするため登場人物が多い作品なのだがそれぞれのキャラクターの個性がかなり強く、また名前もその個性を示すようなものであることから混乱することなく見ることが可能となっている。加えて周りの個性の強さから、作品には珍しい個性の薄い主人公である只野もしっかりと目立つようになっておりキャラクターたちのバランスが良い作品と言える。
 また短いコメディ調のエピソードで構成される本作だが、キャラクターの心情の変化やそれによる成長も描かれるので感動もできる作品となっている。

10.「先輩がうざい後輩の話」(アニメ)
原作:しろまんた 制作:動画工房 監督:伊藤良太

 糸巻商事の営業部で働く入社二年目の五十嵐双葉は日々仕事に励んでいる。そんな彼女の教育係として共に活動することが多いのは、面倒見のいい武田先輩だった。双葉は自分を後輩として面倒を見ようとする武田をうざいと思いながらも、一方で武田に惹かれている部分もあって…

 本作は社会人の日常と彼らの間で繰り広げられる恋愛模様を描いたラブコメ作品となっている。また描かれる恋愛は主人公の双葉と武田という先輩後輩の関係の中でのものだけでなく、同期の関係である桜井と風間との間でのものも含まれている。この二つの恋愛は年齢差があるかないかの違いだけでなくその進み具合なども違うため、視聴者は二種の恋愛比較し楽しむことも可能だ。また日常を描いた作品であるものの、キャラクターの成長がじっくりと描かれるだけでなく会話のテンポも良いことから、飽きることなく作品を楽しめるだろう。
2022/03/15(火) 14:07 No.1831 EDIT DEL
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