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2年 野中涼風 RES
21.『海街diary』(映画)(2015)監督:是枝裕和

【あらすじ】
鎌倉に暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すずと対面する。
父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。その申し出を受けたすずは、香田家の四女として鎌倉で新たな生活を始める。家族の増えた香田家が、本当の意味で姉妹に、家族になっていく1年を描いている。

【考察】
綾瀬はるか演じる長女・幸は責任感が強く世間一般の長女像が強く投影されている。幸が母親と一緒に墓参りに行くシーンでは降っていた雨が止み、母親との関係性の向上が表されていた。

22.『ユ・ヨルの音楽アルバム』(映画)(2019)監督:チョン・ジウ

【あらすじ】
90年代のある日、小さなパン屋で偶然の出会いを果たした女子学生と無口な青年。それは、寄せては返す波のような、長く切ないすれ違いの恋の始まりだった。

【考察】
不慮の事故で亡くなった友人に責任を感じていたヒョヌは更生しようとしており、遺族に挨拶に行くが、謝罪は受け入れてもらえず、お金だけ持ち去られたことにやるせなさを覚えた。この映画からは、工事で事務をしていたミスがやりたかった仕事に就くシーンがあり、何歳からでも何にでもなれるということを学んだ。

23.『愛がなんだ』(映画)(2019)監督:今泉力哉

【あらすじ】
28歳のOLテルコはマモルに一目惚れして以来、生活の全てをマモルに捧げている。しかし、マモルはテルコを都合のいい女としか思っていなかった。念願叶ってマモルの家で一晩過ごしたテルコは、遂に恋人になれたかと思ったら、急に連絡が途絶えてしまう。

【考察】
テルコはマモルに依存し、マモルはすみれに依存しており、それぞれが依存していた。マモルは当初「うち来る?」と言っていたが後に「山田さん家行こっか」に変わっていたことや、テルコはマモルが体調不良になったとき手料理を作ってあげていたが、マモルはスーパーの手抜き料理でそこから2人の気持ちの相違が見えた。

24.『夏へのトンネル、さよならの出口』(映画)(2022)監督:田口智久

【あらすじ】
とある片田舎の町に、そのトンネルに入ったらあるものを失う代わりに欲しいものがなんでも手に入るという“ウラシマトンネル”が存在するという噂があった。掴みどころがない性格のように見えて、過去の事故を心の傷として抱える高校二年生の塔野カオル(声:鈴鹿央士)と、芯の通った態度の裏で自身の持つ理想像との違いに悩む、東京からの転校生の花城あんず(飯豊まりえ)は、この不思議なトンネルを調査し、欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶ……。

【考察】
ウラシマトンネル内に時間の流れが変わる境界があるように、水族館で2人が並んで話しているシーンにも2人の真ん中に線が引かれていた。トンネルについての物語だから水族館の海中トンネルで2人が会話しているのではないかと考える。海中トンネルで2人が話しているシーンでは2人を隔てる線がなくなって繋がっているように見えた。

25.『レオン』(映画)(1994)監督:リュック・ベッソン

【あらすじ】
『ニキータ』のリュック・ベッソン監督が描くバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、家族を惨殺された12歳の少女マチルダと隣の部屋に住む凄腕の殺し屋レオン、ふたりの凶暴な純愛を描く。

【考察】
レオンのいつも通りの日常が、マチルダと出会ってから変化していた。マチルダははるかに年上のレオンに恋しており、背伸びした年頃の女の子として描かれていた。レオンはマチルダを逃がすために敵を巻き込んで自爆しており、己を犠牲にしてまでもマチルダを守っており、レオンにとってのマチルダの存在の大きさを感じた。

26.『蛇にピアス』(映画)(2008)監督:蜷川幸雄

【あらすじ】
渋谷をふらつくルイ(吉高由里子)は、何をするあてもない19歳。そんな彼女の単調な日々を変えたのは、クラブで出会ったアマ(高良健吾)だった。赤毛のモヒカン、眉と唇にピアス、背中に龍の刺青…。ルイとは全く違う世界に住むアマの、蛇のような割れた舌に彼女は心を奪われる。しかし、なぜそこまでスプリットタンに惹かれたのか、ルイは自分でもよくわからない。アマに連れられて行った妖しげな店で、ルイは舌にピアスをあける。拡張を繰り返して穴を大きくし、自分も蛇の舌のようになるつもりであった。店長のシバ(ARATA)は、全身に刺青、顔中にピアスというアマ以上にパンクな風貌の彫り師で、おまけにサディストだという。シバと出会ったルイは、自分の身体にも最高の絵を刻みたいと、熱い思いに身を焼かれる。彼女が望んだ刺青は、アマの背中に彫られた龍とシバの右腕の麒麟。しかし、ルイの背中で絡み合う龍と麒麟に瞳はなかった。そんなルイはアマと一緒に暮らしながらも、シバとも密かに関係を続けている。どんなに探しても生きる意味が見つからない不安で空しい日々の中、彼らとの恋愛の痛みと、ピアスと刺青による身体の痛みだけが、ルイに生きている実感を与えていた。危うくも心地よい一瞬一瞬を重ねて、毎日命を繋いでいくルイ。そんなとき、アマが起こした暴力事件がきっかけとなり、3人の運命は思わぬ方向へと突き進んでいく……。

【考察】
映画が始まってからしばらく無音だったのは、ルイがイヤホンをしていたという演出だった。シバがアマを殺していたとしてもシバと一緒に生きていくという覚悟をシバが犯人にならないようにしていたところから感じた。

27.『ミッシング』(映画)(2024)監督:吉田恵輔

【あらすじ】
ある日、街で少女失踪事件が発生する。母親の沙織里はあらゆる手段で娘を捜すが、有力な手がかりも見つからないまま3カ月が経つ。世間の関心も薄れ、夫との温度差に苛立つ沙織里だったが、失踪当日にアイドルのライブに行っていたことがSNSに投稿され……

【考察】
この映画は沙織里の娘が楽しそうに遊んでいるシーンから始まり、娘が行方不明になったシーンの描写はないのが珍しいと考えた。映画内では、現代社会を目の当たりにした。例えば、テレビ番組を制作するにあたって、ビラ配りをする沙織里に演技指導をしたり、SNSの匿名性を利用した心無い誹謗中傷が書き込まれたりしていた。時間が経つにつれて、1人の少女が行方不明になったことなど、世間は忘れていき、風化していく様子に胸を痛めた。当事者にならないとわからない辛さがあるのだと考える。

28.『イエスマン“YES”は人生のパスワード』(映画)(2009)監督:ペイトン・リード

【あらすじ】
何事にも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール。 「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅され、 勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加する。“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。カールは何事も否定せず「イエス」を連発する。

【考察】
元々は何事にも否定的だったカールがなぜこんなにも友人に好かれているのか気になった。山奥で携帯電話の充電が切れ、車の燃料が無くなるなどすべてにイエスと答えることは本当に幸せなのかと考えていたが、イエスと言うことが習慣になることで幸運を呼び寄せるということがわかった。

29.『縞模様のパジャマの少年』(映画)(2009)監督:マーク・ハーマン

【あらすじ】
第2次大戦下のドイツ。ナチス将校を父に持つ、8歳の少年ブルーノ。ブルーノはある日、行くことを禁じられた裏庭の先で、フェンスに囲まれた“農場”を発見した。そこで縞模様のパジャマを着たひとりの少年と出会う。

【考察】
子どもたちの遊びとして戦闘機ごっこや戦争ごっこが行われており、いかに戦争が身近なものであったかを理解することができた。8歳の子どもの悪気のない質問が辛かった。偽造された強制収容所の映像によって騙される人が大勢いることが想像できた。軍人である父親が行っていたユダヤ人の迫害にまさか息子が巻き込まれるとは思わなかった。

30.『ジーサンズ はじめての強盗』(映画)(2016)監督:ザック・ブラフ

【あらすじ】
ウィリー、ジョー、アルの3人は慎ましくも幸せな老後生活を送っていた。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでも今までの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが……。

【考察】
3人の老紳士はとても仲が良く、この歳になっても共に危険を犯してくれる友人がいることに感動した。3人が銀行を襲ったときに居合わせた少女はジョーが身につけていた時計から犯人だとわかっていたが、ジョーにも大切な家族がいることを理解し、助けてあげていた。
2024/09/23(月) 21:00 No.2054 EDIT DEL
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