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2年 加藤一花
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二年 加藤一花
春休み課題11~20
11.最愛(ドラマ)
脚本・ 奥寺佐渡子 清水友佳子
あらすじ
殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(さなだ・りお)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく…
登場人物たちの心情がそれぞれ丁寧に描かれており、その分その人物にも感情移入しやすい作品であったと思う。どのキャラも次第にその内心が明らかになるのだが、一番裏で手をまわしていた人物の心情だけ最後の最後まで明かされず、最終話の終盤も終盤ですべての謎がとける構成になっていた。その終盤で明らかになる事実であるのだが、梨央たち兄弟の幸せは彼女の弁護士の犠牲の上で成り立っており、完全なるハッピーエンドではなかったという点が魅力の一部だというふうに感じた。
12.ハイキュー‼(漫画)
作者・古舘春一
あらすじ
偶然高校バレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽は、「小さな巨人」と呼ばれる低身長ながらもコートの上で大活躍する選手の姿に憧れを抱く。やがて日向はその小さな巨人が在籍した宮城県立烏野高校に進学しバレーボール部に入部。そこには中学時代「コート上の王様」と呼ばれた天才セッター・影山飛雄の姿があった。影山に惨敗し、中学での3年間を完全否定された日向は、高校でリベンジを果たす筈だった影山とまさかの同じチームになってしまう!
多くの高校や人物が登場するこの作品は、部活やバレーに対しての思いが十人十色であり、まさに青春を思い出させてくれる作品だというふうに感じた。スポーツものでは強いチームに焦点が当たることが多いと思うのだが、この漫画では万年一回戦負けのいわゆる弱小チームにも焦点が当たる会があり、部活をしていたどの層にも刺さるものがあるように思う。
13.劇場版ハイキュー‼ゴミ捨て場の決戦
監督・満仲勧 原作・古舘春一
あらすじ
東京の音駒高校との合同合宿で、日向は因縁のライバルとなる孤爪研磨と出会う。超攻撃的なプレースタイルの烏野高校に対し、“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒高校。春の高校バレー宮城県代表決定戦、春高初戦と、強敵を次々と倒す中で進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補・稲荷崎高校を下す。そして、遂に3回戦で、因縁のライバル校・音駒高校と対戦することとなる。
幾度となく練習試合を重ねても、公式の舞台で兵刃を交えることが一度もなかった両雄烏野高校対音駒高校の通称“ゴミ捨て場の決戦”。
約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まる― 。
3セット目に関して、長い間得点の描写がなかったことに加え試合もヒートアップしていたためかおそらく登場人物たちが感じていたであろう“もう終わりなのか”と言った感情が見ている側にも共有された感じがした。1.2セット目がそれぞれ戦略や考えていることを詳しく説明しながら試合が進んで行ったのに比べ、3セット目はそういった心情描写、チーム内ミーティングの様子が省かれており、あっという間に終わってしまったと感じたものの、でも確かな満足感があったように思う。
14.空港大占拠
チーフプロデューサー・田中宏史 脚本・福田哲平
あらすじ
病院占拠事件から1年、神奈川県警捜査一課の武蔵三郎に、再び最悪の一日がやって来る。県初の国際空港「かながわ新空港」を、獣の面をかぶった武装集団が占拠する。またも事件に巻き込まれた武蔵は、1年前の事件以来休職中の管理官・和泉さくらに協力を要請。情報分析官の志摩や新たな仲間も加わり、空港からの人質救出と鬼以上に危険な獣退治へ乗り出す。その頃、横浜湾岸病院でメスを握る武蔵の妻・裕子(比嘉愛未さん)もある事件に巻き込まれていた。人質救出の期限はわずか一日。獣たちの正体と目的は? 武蔵一家の運命は?
多くの刑事ものは黒幕が誰か分からずそのために様々な考察をするという楽しみ方があると思う。このような場合はだいたい既出の登場人物の中に犯人が潜んでいることが多いため、犯人が発覚した際にこの人が犯人だなんて意外だという反応になったりすると思う。しかしこの作品は犯人一行が一話目から姿を現しているのにも関わらず、このドラマの世界観の中ではどのような生い立ちで、どのような思いを秘めているかも分からない状態どころか仮面を装着しているため、そもそも俳優が分からないのである。そのため、その役がどのような人間であるか考える前に、このお面をつけている人は誰なんだろうという本編には関係のない部分の考察から始まる。このドラマの面白さに関係なく、話題性を作ることが出来るのである。この話題性の作り方はとても賢いなというふうに感じた。
15.orange(漫画)
作者・高野苺
あらすじ
高校2年の始業式、高宮菜穂の元に10年後の自分から手紙が届いた。 手紙には「転校生の成瀬翔を救ってほしい」と書かれていた。 願いを叶えるため奮闘する菜穂と仲間達。 友情と恋心が交差する中、5人は翔を救うことが出来るのだろうか。
菜穂と翔は似た者同士だなという印象をもった。そのような印象をもつシーンは作中に散りばめられていたのだが、特に手紙に関する部分での描写が二人の関連性を隠喩しているように感じた。手紙が届かなかった世界線の菜穂はその気の弱さからなかなか行動できず後悔を募らせていったと思うのだが、手紙が届いた世界線の菜穂は手紙に背中を押されて積極的に様々なことを行動に移せたと思う。それでも完全に後悔のない道を選べた訳ではないのだが、それは積極的になりすぎたゆえの衝突であったと思う。翔は、生き残った後未来の子供から手紙がくる。その手紙には子供の母親、つまり翔が将来結婚するであろう人の名前が伏せられていた。その手紙に背中を押されたのか、焦ったのか読み終わった後翔はすぐ菜穂にプロポーズをする。おそらくこの手紙がなければプロポーズは当分先であった可能性が高かったであろう。最後の手紙のシーンの真意は分からなかったが、以上のように両者とも、手紙がきっかけで少々大胆な行動を起こせているという点で二人は似ているなと感じた。
16.ミギとダリ(アニメ)
監督・まんきゅう 原作・佐野菜見
あらすじ
1990年2月、アメリカ郊外を模した神戸市北区のニュータウン、オリゴン村。子供のいない老夫婦の園山夫妻は、多くの孤児が過ごす養護施設の中から“秘鳥”と言う金髪の美少年を養子に迎える。しかし秘鳥の正体は「ミギ」と「ダリ」と言う双子の少年であり、引き取られた園山家の中で巧妙に入れ替わりながら、2人で1人の人物を演じていた。双子の目的は、園山家が居を構えるオリゴン村にいるはずの、実母を殺した犯人を探し出し復讐することだった。
このアニメの序盤、すでに母親を亡くしていたミギとダリはそれまで二人の世界で生きてきたからか互いに依存性が強く、自分たち以外はどうでも良い精神で生きているように感じた。しかし彼らは自分たちをよく見て愛してくれている里親の二人や、心から信用できる友人を手に入れ世界が広がったことで成長し、母親の仇であるはずの人物を許すという大人な選択をすることが出来るようになっていたのだと思う。序盤の彼らであればできない選択であったように思う。
17.翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜
監督・武内英樹 原作・魔夜峰央
あらすじ
埼玉県人、彼らは日本において日々蔑まれながら生きている人々だった。華やかさ、名産、知名度、何一つとして東京には敵わない。しかし、そんな彼らに救世主が現れる。彼の名前は麻実麗。圧倒的な麗しさとカリスマ性で埼玉解放戦線を率い、見事埼玉県人に勝利と自由をもたらしたのだ。彼の理想は、埼玉県に海を作ること。そこで彼が向かったのは、美しい砂浜を誇る和歌山県。しかし、そこには埼玉県同様、迫害される人々の姿があった。そして、何故か日本全土を巻き込む大きな戦いが勃発して…?
埼玉県は魅力度ランキングをはじめとした様々な都道府県ランキングで下位になっているというイメージが強く、むしろそれ以外のイメージが全くない。しかしながらそれを逆手に取り、行田タワーを埼玉唯一のタワーといじりながら登場させたり、田んぼアートを活用したりと、映画本編を楽しみつつ埼玉の魅力を伝えることが出来る良い映画だというふうに感じた。行田タワーについて調べてみたところ、この映画を見て実際に足を運んだ人がいるようであった。
18.宝石の国
作者・市川春子
あらすじ
今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
主人公であるフォスの強くなりたいという願望が叶えば叶うほど、知りたいという探求心が満たされれば満たされるほど、彼がどんどん不幸に、そして孤独になっていくのを感じた。はじめは戦いたいという小さなことだったのにも関わらず、みんなのことを想っての行動であったのに敵視され、利用され、とても悲しい自己犠牲であったなと思う。
19.赤ずきん、旅の途中で死体と出会う
監督・福田雄一 原作・青柳碧人
あらすじ
赤いずきんを被った少女・赤ずきんは、旅の途中で灰だらけの少女・シンデレラと出会う。魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらった2人は舞踏会へと向かう途中でカボチャの馬車で男をひき殺してしまう。バレることを恐れ、なんとか死体を隠した2人はお城の舞踏会に無事到着し、シンデレラは王子様と恋に落ちる。そんな中、男の死体が発見されたことで舞踏会は中断。赤ずきんとシンデレラは最大のピンチに直面するが……。
監督が福田雄一ということで、『勇者ヨシヒコ』や『今日から俺は』のようにコメディチックなままストーリーが展開していくのかと思っていたのだが、途中から真面目よりな推理パートがはじまり驚いた。正直冒頭の方は退屈さを感じる展開であったがその後は最後まで犯人が予想できずコメディ色は弱めではあったものの面白い作品であったと思う。
20.ホリミヤ(アニメ)
監督・石浜真史 原作:HERO・萩原ダイスケ「ホリミヤ」
あらすじ
堀 京子(ほりきょうこ)は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。だけど実は共働きの両親に代わり、寄り道もせず家事や年の離れた弟の面倒に勤しむ家庭的な高校生。 ある日、ケガをした弟 創太を見知らぬ男が堀の家に送り届けに来た。 「堀さん」 そう呼ばれ話してみると、実は彼はクラスメイトで――
堀さんも宮村も、相手のことを見た目ではなく心で見ていたからこそ、放課後雰囲気の違うお互いの姿をすんなり受け入れることができたのだと思う。言葉にするのは簡単でも、実際内面を見て相手を判断するというのは難しいように感じる。多くの人の感性であると欠点となってしまう要素でも当たり前に受け入れている姿がまるで、昔から一緒にいた人同士のようで、そこに二人の相性の良さが表れているのかもしれないなと思った。
春休み課題11~20
11.最愛(ドラマ)
脚本・ 奥寺佐渡子 清水友佳子
あらすじ
殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(さなだ・りお)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく…
登場人物たちの心情がそれぞれ丁寧に描かれており、その分その人物にも感情移入しやすい作品であったと思う。どのキャラも次第にその内心が明らかになるのだが、一番裏で手をまわしていた人物の心情だけ最後の最後まで明かされず、最終話の終盤も終盤ですべての謎がとける構成になっていた。その終盤で明らかになる事実であるのだが、梨央たち兄弟の幸せは彼女の弁護士の犠牲の上で成り立っており、完全なるハッピーエンドではなかったという点が魅力の一部だというふうに感じた。
12.ハイキュー‼(漫画)
作者・古舘春一
あらすじ
偶然高校バレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽は、「小さな巨人」と呼ばれる低身長ながらもコートの上で大活躍する選手の姿に憧れを抱く。やがて日向はその小さな巨人が在籍した宮城県立烏野高校に進学しバレーボール部に入部。そこには中学時代「コート上の王様」と呼ばれた天才セッター・影山飛雄の姿があった。影山に惨敗し、中学での3年間を完全否定された日向は、高校でリベンジを果たす筈だった影山とまさかの同じチームになってしまう!
多くの高校や人物が登場するこの作品は、部活やバレーに対しての思いが十人十色であり、まさに青春を思い出させてくれる作品だというふうに感じた。スポーツものでは強いチームに焦点が当たることが多いと思うのだが、この漫画では万年一回戦負けのいわゆる弱小チームにも焦点が当たる会があり、部活をしていたどの層にも刺さるものがあるように思う。
13.劇場版ハイキュー‼ゴミ捨て場の決戦
監督・満仲勧 原作・古舘春一
あらすじ
東京の音駒高校との合同合宿で、日向は因縁のライバルとなる孤爪研磨と出会う。超攻撃的なプレースタイルの烏野高校に対し、“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒高校。春の高校バレー宮城県代表決定戦、春高初戦と、強敵を次々と倒す中で進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補・稲荷崎高校を下す。そして、遂に3回戦で、因縁のライバル校・音駒高校と対戦することとなる。
幾度となく練習試合を重ねても、公式の舞台で兵刃を交えることが一度もなかった両雄烏野高校対音駒高校の通称“ゴミ捨て場の決戦”。
約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まる― 。
3セット目に関して、長い間得点の描写がなかったことに加え試合もヒートアップしていたためかおそらく登場人物たちが感じていたであろう“もう終わりなのか”と言った感情が見ている側にも共有された感じがした。1.2セット目がそれぞれ戦略や考えていることを詳しく説明しながら試合が進んで行ったのに比べ、3セット目はそういった心情描写、チーム内ミーティングの様子が省かれており、あっという間に終わってしまったと感じたものの、でも確かな満足感があったように思う。
14.空港大占拠
チーフプロデューサー・田中宏史 脚本・福田哲平
あらすじ
病院占拠事件から1年、神奈川県警捜査一課の武蔵三郎に、再び最悪の一日がやって来る。県初の国際空港「かながわ新空港」を、獣の面をかぶった武装集団が占拠する。またも事件に巻き込まれた武蔵は、1年前の事件以来休職中の管理官・和泉さくらに協力を要請。情報分析官の志摩や新たな仲間も加わり、空港からの人質救出と鬼以上に危険な獣退治へ乗り出す。その頃、横浜湾岸病院でメスを握る武蔵の妻・裕子(比嘉愛未さん)もある事件に巻き込まれていた。人質救出の期限はわずか一日。獣たちの正体と目的は? 武蔵一家の運命は?
多くの刑事ものは黒幕が誰か分からずそのために様々な考察をするという楽しみ方があると思う。このような場合はだいたい既出の登場人物の中に犯人が潜んでいることが多いため、犯人が発覚した際にこの人が犯人だなんて意外だという反応になったりすると思う。しかしこの作品は犯人一行が一話目から姿を現しているのにも関わらず、このドラマの世界観の中ではどのような生い立ちで、どのような思いを秘めているかも分からない状態どころか仮面を装着しているため、そもそも俳優が分からないのである。そのため、その役がどのような人間であるか考える前に、このお面をつけている人は誰なんだろうという本編には関係のない部分の考察から始まる。このドラマの面白さに関係なく、話題性を作ることが出来るのである。この話題性の作り方はとても賢いなというふうに感じた。
15.orange(漫画)
作者・高野苺
あらすじ
高校2年の始業式、高宮菜穂の元に10年後の自分から手紙が届いた。 手紙には「転校生の成瀬翔を救ってほしい」と書かれていた。 願いを叶えるため奮闘する菜穂と仲間達。 友情と恋心が交差する中、5人は翔を救うことが出来るのだろうか。
菜穂と翔は似た者同士だなという印象をもった。そのような印象をもつシーンは作中に散りばめられていたのだが、特に手紙に関する部分での描写が二人の関連性を隠喩しているように感じた。手紙が届かなかった世界線の菜穂はその気の弱さからなかなか行動できず後悔を募らせていったと思うのだが、手紙が届いた世界線の菜穂は手紙に背中を押されて積極的に様々なことを行動に移せたと思う。それでも完全に後悔のない道を選べた訳ではないのだが、それは積極的になりすぎたゆえの衝突であったと思う。翔は、生き残った後未来の子供から手紙がくる。その手紙には子供の母親、つまり翔が将来結婚するであろう人の名前が伏せられていた。その手紙に背中を押されたのか、焦ったのか読み終わった後翔はすぐ菜穂にプロポーズをする。おそらくこの手紙がなければプロポーズは当分先であった可能性が高かったであろう。最後の手紙のシーンの真意は分からなかったが、以上のように両者とも、手紙がきっかけで少々大胆な行動を起こせているという点で二人は似ているなと感じた。
16.ミギとダリ(アニメ)
監督・まんきゅう 原作・佐野菜見
あらすじ
1990年2月、アメリカ郊外を模した神戸市北区のニュータウン、オリゴン村。子供のいない老夫婦の園山夫妻は、多くの孤児が過ごす養護施設の中から“秘鳥”と言う金髪の美少年を養子に迎える。しかし秘鳥の正体は「ミギ」と「ダリ」と言う双子の少年であり、引き取られた園山家の中で巧妙に入れ替わりながら、2人で1人の人物を演じていた。双子の目的は、園山家が居を構えるオリゴン村にいるはずの、実母を殺した犯人を探し出し復讐することだった。
このアニメの序盤、すでに母親を亡くしていたミギとダリはそれまで二人の世界で生きてきたからか互いに依存性が強く、自分たち以外はどうでも良い精神で生きているように感じた。しかし彼らは自分たちをよく見て愛してくれている里親の二人や、心から信用できる友人を手に入れ世界が広がったことで成長し、母親の仇であるはずの人物を許すという大人な選択をすることが出来るようになっていたのだと思う。序盤の彼らであればできない選択であったように思う。
17.翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜
監督・武内英樹 原作・魔夜峰央
あらすじ
埼玉県人、彼らは日本において日々蔑まれながら生きている人々だった。華やかさ、名産、知名度、何一つとして東京には敵わない。しかし、そんな彼らに救世主が現れる。彼の名前は麻実麗。圧倒的な麗しさとカリスマ性で埼玉解放戦線を率い、見事埼玉県人に勝利と自由をもたらしたのだ。彼の理想は、埼玉県に海を作ること。そこで彼が向かったのは、美しい砂浜を誇る和歌山県。しかし、そこには埼玉県同様、迫害される人々の姿があった。そして、何故か日本全土を巻き込む大きな戦いが勃発して…?
埼玉県は魅力度ランキングをはじめとした様々な都道府県ランキングで下位になっているというイメージが強く、むしろそれ以外のイメージが全くない。しかしながらそれを逆手に取り、行田タワーを埼玉唯一のタワーといじりながら登場させたり、田んぼアートを活用したりと、映画本編を楽しみつつ埼玉の魅力を伝えることが出来る良い映画だというふうに感じた。行田タワーについて調べてみたところ、この映画を見て実際に足を運んだ人がいるようであった。
18.宝石の国
作者・市川春子
あらすじ
今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
主人公であるフォスの強くなりたいという願望が叶えば叶うほど、知りたいという探求心が満たされれば満たされるほど、彼がどんどん不幸に、そして孤独になっていくのを感じた。はじめは戦いたいという小さなことだったのにも関わらず、みんなのことを想っての行動であったのに敵視され、利用され、とても悲しい自己犠牲であったなと思う。
19.赤ずきん、旅の途中で死体と出会う
監督・福田雄一 原作・青柳碧人
あらすじ
赤いずきんを被った少女・赤ずきんは、旅の途中で灰だらけの少女・シンデレラと出会う。魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらった2人は舞踏会へと向かう途中でカボチャの馬車で男をひき殺してしまう。バレることを恐れ、なんとか死体を隠した2人はお城の舞踏会に無事到着し、シンデレラは王子様と恋に落ちる。そんな中、男の死体が発見されたことで舞踏会は中断。赤ずきんとシンデレラは最大のピンチに直面するが……。
監督が福田雄一ということで、『勇者ヨシヒコ』や『今日から俺は』のようにコメディチックなままストーリーが展開していくのかと思っていたのだが、途中から真面目よりな推理パートがはじまり驚いた。正直冒頭の方は退屈さを感じる展開であったがその後は最後まで犯人が予想できずコメディ色は弱めではあったものの面白い作品であったと思う。
20.ホリミヤ(アニメ)
監督・石浜真史 原作:HERO・萩原ダイスケ「ホリミヤ」
あらすじ
堀 京子(ほりきょうこ)は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。だけど実は共働きの両親に代わり、寄り道もせず家事や年の離れた弟の面倒に勤しむ家庭的な高校生。 ある日、ケガをした弟 創太を見知らぬ男が堀の家に送り届けに来た。 「堀さん」 そう呼ばれ話してみると、実は彼はクラスメイトで――
堀さんも宮村も、相手のことを見た目ではなく心で見ていたからこそ、放課後雰囲気の違うお互いの姿をすんなり受け入れることができたのだと思う。言葉にするのは簡単でも、実際内面を見て相手を判断するというのは難しいように感じる。多くの人の感性であると欠点となってしまう要素でも当たり前に受け入れている姿がまるで、昔から一緒にいた人同士のようで、そこに二人の相性の良さが表れているのかもしれないなと思った。
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