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宇都穂南 RES
2年 夏休み課題11〜20

11.『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
 アーロン・ホーバス/マイケル・イェレニック
あらすじ: 世界を支配しようとする大魔王クッパを、キノコ王国のピーチ姫は民たちと迎え撃とうとしていた。そんな中、マリオは双子の弟・ルイージをクッパに囚われてしまう。マリオは弟を助けるためにピーチ姫、キノピオたちと共に大魔王クッパを倒す旅に出るのだった。

囚われたピーチを助けにいく従来のマリオのストーリーではなく、弟であるルイージを助けにいくというストーリーである。ピーチはこの作品ではおそらくクッパの次くらいに強く、マリオを鍛える役として出てくる。「守られる女性」像とはかけ離れたピーチが新鮮だった。

12.『グランツーリスモ』(映画) ニール・ブロムカンプ
あらすじ: 世界的大ヒットゲーム「グランツーリスモ」に夢中の若者・ヤン。ゲームの実力を認められた彼は、本物のプロレーサーを育成するための選抜プログラム「GTアカデミー」に参加することになる。

序盤にヤンが自宅でゲームをしているシーンで、体の周りにレースカーが出るという演出がある。終盤では実際のカーレースに参加するヤンの周りが自宅のテレビの前に戻るという演出があり、彼のゲーマー出身だからこそのレースに対する視点の広さが表現されていて面白かった。また私はIMAXで観たのでレースのシーンに臨場感があり、IMAXとの相性がとても良い作品と感じた。

13.『ドライブ・マイ・カー』(映画) 濱口竜介
あらすじ: 舞台俳優であり演出家の家福は、愛する妻の音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福はある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。さらに、かつて音から紹介された俳優・高槻の姿をオーディションで見つけるが…

タイトル「ドライブ・マイ・カー」は、自分のわだかまり、過去に亡くした人たちのことと向き合って、これからは自分の人生を歩いていく、という意味だと捉えた。
最後にみさきが韓国で暮らしていたシーンの解釈に迷ったが、作中で出会った韓国人の夫婦に惹かれ移住したか、もしかしたら彼女の母親が韓国人だったのかもしれない。

14.『母性』(映画) 廣木隆一
あらすじ: 実母の愛情を一身に受け、自身もそんな実母を溺愛していたルミ子。ルミ子の娘・清佳は、そんな母から愛してもらいたいと願う。ある事情からルミ子の夫の実家で、ルミ子と清佳は暮らしていた。

清佳の自殺騒ぎで作中で初めてルミ子は清佳の名前を呼び、多少は母子関係が正常になったかのように思われた。だが母親に精神的に異常に固執している点では清佳は若い頃のルミ子と同じであり、終盤で子供ができた清佳にルミ子がかけた言葉がルミ子が妊娠時に母親にかけられた言葉と全く同じであったことから、母と娘の複雑な関係は繰り返すのではないかと思わされるラストシーンだった。

15.『キャラクター』(映画) 永井聡
あらすじ: 漫画家のアシスタントを務める山城は、高い画力を持ちながら、純粋な性格上悪役を描くことに苦戦していた。そんなある日、彼は偶然殺人事件現場に遭遇し、そこで犯人の顔を目撃する。やがて、犯人の姿をもとに新たなサスペンス漫画を生み出した山城は、人気漫画家となる。だがそれを機に、彼は危険な事態に巻き込まれていく。

山城はアシスタントとして働く職場の漫画家に「善人だから悪人が描けない」と評されている。そんな山城が、襲ってきた両角(殺人事件の犯人)を刺し返す最後の場面では、笑顔になっている。彼は殺人鬼を自身の作品のキャラクターとして動かすことで、殺人鬼の心理を自身に内面化してしまったのではないか。「いい奴に悪人は描けない」という漫画家の考えを元にするなら、「悪役が描けるようになった山城は悪人になった」と考えることができる。

16.『死刑に至る病』
あらすじ: 大学生の雅也は、24人もの少年少女を殺害したとして世間を震撼させている稀代の連続殺人鬼・榛村 から1通の手紙を受け取る。すでに一審で死刑判決を受けている榛村。一方、雅也は中学時代に地元でパン屋の店主をしていた彼をよく知っていた。その榛村が、最後の事件だけは冤罪であることを証明してほしいと雅也に依頼してきたのである。雅也は、その願いを聞き入れ独自に調べ始める。

映画館に観に行ったがグロ描写が刺激的すぎて体調不良者が出るという騒ぎがあった。グロ描写も怖かったが榛村を演じる阿部サダヲの演技が強烈で、優しそうなときと豹変して子供を拷問・惨殺するときとの切り替え、目に全く光がない演出など、観客に恐怖を与えることへの余念のなさを感じた。

17.『呪術廻戦0』芥見下々
あらすじ: 幼い頃に幼なじみ・里香を交通事故で失った乙骨憂太。怨霊と化した彼女に取り憑かれた彼は、呪術師・五条悟に導かれて呪いを学ぶ学校に編入。やがて彼は、同級生との出会いを経て呪術師としての道を見出す。そんな中、呪詛師・夏油傑が大虐殺の実行を宣言する。そして乙骨たちは夏油との戦いに身を投じていく。

アニメが世に出た順はアニメ1期→呪術廻戦0→アニメ2期となっており、時間軸では1期より0が先のはずだが、0で死んだはずの夏油傑が1期に登場していることから観客に疑問が生まれる仕組みになっている。予告編では乙骨と里香の純愛を押し出していたが実は五条と夏油の友情も裏のメインテーマとなっている作品である。

18.『SMILE』(映画) パーカー・フィン
あらすじ: 精神科医のローズは、患者の女性から自分にしか見えない人がいるという話を聞く。「それ」は自分に笑顔を向けてくるという。そしてその女性はその場で絶命。それ以降、彼女の周囲で、次々と人々が笑顔のまま死ぬという現象が相次ぐようになる。

次に死ぬのは自分であることがわかっているローズは様々な幻覚をみる。呪いのせいで幻覚が見えるのか、ローズが精神的に参っているから幻覚が見えるのかは不明だが、ローズの実家に現れた死んだ母のような化け物の歯が何層にも重なった顔、猫の死骸がプレゼントの箱に入っている、など本能に訴えるような気持ち悪さだった。

19.『劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影』原作:青山剛昌
あらすじ: 園子の招待によって八丈島を訪れていたコナンたち。その近海では、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」が本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織であるユーロポールのネットワークへと接続しようとしていた。顔認証システムを応用し監視カメラの映像上の人物の過去や未来の姿も感知できる新技術“老若認証”のテストが進められていることを教えてもらうコナンだったが、そのシステムを狙って黒の組織が動き出していた。

人気キャラである灰原哀の正体が組織にバレかかるという危機的な状況から始まり、全体的には灰原哀からコナンへの秘密にしている恋心が描かれる映画となっている。また黒の組織の謎にも迫っており、ベルモットが未だ正体を隠しているボスと直接メールしていると思われるシーンがある。"老若認証"が組織やボスにとって都合の悪い存在だったのではないか、新一が飲んだ毒薬は若返りの薬なのではないかとする考察があるようである。

20.『サンクチュアリ -聖域-』Netflixオリジナルドラマ
あらすじ: 体は屈強だが、投げやりな性格の青年が相撲部屋に入門。力士になった彼はとがった振る舞いでファンを魅了しながら、伝統と格式を重んじる角界を揺るがしていく。

ストーリーは不真面目な主人公が相撲の面白さに目覚める王道のスポ根だが、主人公が本気になるのが全8話のうち7話目というのが珍しい。それまで主人公は稽古の後に女の子と遊んで騙されたり、クラブで踊ったり、嫌がらせをしてくるお偉いさんに仕返しをしたりしている。本当にどうしようもない主人公だがなぜか嫌いにはなれない絶妙なキャラクター設定だと感じた。また元力士を何人か役に起用しており、稽古などのシーンもリアルである。
2023/10/10(火) 09:40 No.2012 EDIT DEL
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