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3年 キム ヒョンス RES
夏休みゼミ課題 1~30

1. 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ シーズン1』(アニメ)

あらすじ:現在において「厄祭戦(Calamity War)」と呼ばれる大きな戦争が過去にあり、その終結から約300年の時が流れた。地球圏は厄祭戦で統治機構を失った後、新たな支配体系を持つようになり、新たな世界が構築されていた。その場しのぎではあるが、地球には一時の平和が訪れる一方で、遠く離れた火星圏では新たな戦争の火種が生まれつつあった。主人公・三日月・オーガスが所属する民間軍事警備会社、クリュセ・ガード ・セキュリティ(略称CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星の街クリュセを独立させようとする少女・クーデリア・アイナ・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を踏みにじろうとする世界的な軍事武力組織、ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSの大人たちは、三日月たちや子供たちをおとりにして撤退を始め、少年兵たちのリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻し、クーデターを決意する。リーダーのオルガからギャラルホルンの撃退を命じられた三日月は、CGSの動力炉として使用された厄祭戦時代のモビルスーツガンダム • バルバトスを用いて戦いに臨み、今、一寸先も知れぬ激戦の幕が上がる。

少年兵たちが主人公の作品であるだけに、序盤は少年兵たちが民間軍事会社に動員され、戦場で死んでいく現実的な描写で戦争の残酷さをきちんと描いている。また、他のガンダムシリーズとは異なり、「ビーム兵器が効力を失い、代わりに冷兵装と実弾を使用した武器のみを使用するようになった時代」という新たな設定により、重みと迫力のある戦闘シーンが特徴である。主人公たちが正規軍に所属しているわけではなく、「傭兵」という位置に立っているということも他の作品とは区別される本作の特徴であると思われる。

2. 『コードギアス 反逆のルルーシュ』(アニメ)

あらすじ:世界一の超大国・神聖ブリタニア帝国は、最も貴重な資源であるサクラダイトを狙って日本を侵攻、降伏宣言を勝ち取り、植民地にする。ブリタニア総督の支配下に置かれた日本は国家名を剥奪され、「エリア11」と命名、国民は「イレヴン」と呼ばれ、暴政と差別に苦しめられる。それから7年後、ブリタニアの第11皇子である少年・ルルーシュ・ランペルージは、母親が暗殺され、その衝撃で目が不自由になった弟・ナナリと共に日本へ追い出され、身分を隠して平凡な学生として生活していた。ブリタニアに痛烈な恨みを抱いているルルーシュは、偶然C.C.という謎の少女に出会い、ギアスという超自然的な力を得ることになり、仮面で正体を隠した後、ゼロと名乗り、反ブリタニアレジスタンスを手下に引き入れて復讐に乗り出す。

『コードギアス』はピカレスク作品で、主人公であるからといって無条件に「善」として描かれるのではなく、悪の面がさらに浮き彫りになることもある。他の登場人物もそれぞれ個性的に描かれている。現実のアメリカに代わる超大国、「神聖ブリタニア帝国」によって日本が侵略され、強制的に併合、植民地化されたという刺激的な設定をもとに、さまざまな伏線と衝撃的な事件を通じて物語が展開される。登場人物間の緻密な頭脳戦を通じて、毎話ごとに緊張感を保ったままストーリーが進行され、各話が絶妙なタイミングで終わるため、次回が気になってしまうような構成となっている。作品に登場するメカニック、「ナイトメアフレーム」たちの戦闘シーンはほとんど地上で行われ、スラッシュハーケンやランドスピナーなどを利用したスタイリッシュな戦闘も見どころの一つである。

3. 『デューン』(映画)

あらすじ:A.G.10191年, アトレイデス家の後継者であるポール ・アトレイデスは時間と空間を超越し、過去と未来の両方を見ることができる力を持ち、人類をより良い未来へと導く予言された救援者の運命をもって生まれた。そしてある啓示のように、彼は毎日夢の中で惑星アラキス(通称デューン)にある一人の少女に出会う。アラキスは宇宙で一番高い物質であり、帝国存続のために重要な資源であるスパイスを豊富に産出するため、あらゆる勢力の陰謀が激突する戦場のような惑星である。貴族たちの支持を得ているアトレイデス家に対する皇帝の嫉妬は、ポールとその一族を死が待つそのアラキスへと導く。

この作品は同名のSF小説を原作とする映画であり、三部作として計画されているシリーズの最初の作品である。原作小説を読んだことはないが、映画を観てから原作にも関心を持つようになる程、よくできている映画であった。アラキスという砂漠惑星の荘厳な風景と、本格的なストーリーに入る前の第一作目ということもあり、ともすれば退屈になってしまうかも知れない映画の雰囲気を充分に補足する独特な音楽の組み合わせが印象的であった。 様々な映画の中でも、映画館で鑑賞した時に真価が発揮される作品であると感じた。

4. 『君たちはどう生きるか』(アニメーション映画)

主人公である牧眞人という少年は、第2次世界大戦が進行中の日本で空襲による火災によって母親を目の前で失ってしまう。それから1年後、真人は父親と共に東京を離れ、宇都宮市に行くが、そこには亡くなった母親の実の妹であり、父の再婚相手であるナツコ家の屋敷があった。その屋敷の庭に住んでいる青鷺によって、真人は不思議な世界へと迷い込んでしまう。

最初に観た時はどのような内容なのかよく理解できなかったが、観終わった後に改めて考えてみるとストーリー自体はとても簡単で、主題も一貫していると感じた。作画の面でも今までのジブリ作品の中で最も優れており、スタジオジブリ歴史上最大の制作期間と制作費を投入して作り上げた作品であるということに納得した。 全体的に商業性よりは作品性に焦点を当てた作品であると感じた。個人的には少し残念な選択ではあったが、作品自体は面白かった。

5. 『シン・仮面ライダー』(映画)

あらすじ:主人公本郷猛は、バイク「サイクロン号」で自身を謎の組織から逃がしたルリ子を後ろに乗せ、2台のトレーラートラックからの逃走している途中、谷へ転落する。ルリ子は無事だったが、二人を追ってきた組織のクモオーグとその部下たちによって捕まえられる。本郷は「第1バッタオーグ」へと変身し、恐るべき身体能力でクモオーグの手下たちを全滅させ、ルリ子を救出し、彼女とともに山中のセーフハウスへと向かう。ためらいなく手下たちを殺めることができてしまった自身に動揺する本郷の前に、ルリ子の父であり本郷の恩師・緑川弘博士が現れる。そして、本郷が“変身”できるようになった衝撃的な経緯を明かすが…

石ノ森章太郎の原作漫画を映画化した作品とはいえ、私は原作や過去の仮面ライダーシリーズを観たことがなかったため、この作品を通じて昭和の仮面ライダーに初めて接することになった。グロテスクな演出もかなり使われている戦闘場面や暗い背景設定など、「仮面ライダーシリーズは子供が観るもの」という先入観とは正反対の作品だった。 しかし、原作を殆ど知らないためか、登場人物たちの動機にも納得できないものが多く、人物に感情移入しにくかったため、多少退屈な作品に感じられた。

6. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』(映画)

あらすじ:ガーディアンズの本部があるノーウェア。サノスとの戦いで恋人ガモーラを失ったピーターは酒浸りの毎日を送っていた。そんな中、謎の男がノーウェアを襲撃する事件が起きる。男の正体はソヴリン人の女王アイーシャが作り出したアダム・ウオーロック。彼はガーディアンズとの戦闘の結果、撤退するがロケットが重傷を負ってしまう。ロケットを助けるために手当てをする内、彼の身体に情報流出を防ぐためのキルスイッチが組み込まれていることが判明し、治療することが困難になる。瀕死のロケットを助けるための手がかりを追って、ピーターが率いるガーディアンズはロケットを産み出した<オルゴ・コープ社>に向かうが...

ガーディアンズ ・ オブ ・ ギャラクシーシリーズを観てきた人は無論、本作で始めての接する人も十分に楽しむことができるように配慮されている部分が多い。ガーディアンズのメンバーたちの各自の叙事は以前のMCU作品を通じてもかなり描かれてきたが、まだ推測の領域に残っていたロケットの過去を作品の核心内容として描いた。以前の明るく愉快な雰囲気もある程度生かしながら、シリーズ最後の作品であるだけにシリアスな内容も増えている。動物実験の暗い面をロケットの過去を通じて真剣に描き出したという点で、主題面でも良い評価ができるだろう。他にも登場人物たちそれぞれの個性や特性を活かした戦闘シーンや前作に対するファンサービスなど、シリーズの最後を飾る作品に相応しと思われる。

7. 『名探偵コナン:黒鉄の魚影』(アニメーション映画)

あらすじ:東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』。本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある『新技術』のテストも進められていた―。
一方、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という一本の電話が。不穏に思ったコナンは、『パシフィック・ブイ』の警備に向かっていた黒田兵衛ら警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入。すると、システム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生…!さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう…。
海中で不気味に唸るスクリュー音。そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒い影が忍び寄り…

決して触れてはいけない<玉手箱>が開かれたとき、封じ込めた過去がいま、洋上に浮かび上がるー

数年前に『から紅の恋歌』を観て以来、久しぶりに観た名探偵コナンの劇場版だった。シリーズ内で最大の敵である「黒の組織」が登場し、灰原の過去をめぐって緊張感のある展開が繰り広げられる。名探偵コナンが長期連載されることによって生じた問題点は、作品のメインである「黒の組織」をめぐるストーリー殆ど進行されていないということであるが、今回の劇場版はかつて「黒の組織」の一員であった灰原の過去を扱っているため、より興味を引く内容になっていると思われる。

8. 『ギャングス・オブ・ニューヨーク』(映画)
あらすじ:1840年代、ニューヨークのファイブ・ポイント地区。アイルランド移民集団のリーダーであるヴァロン神父は、敵対するアメリカ生まれの集団との戦いで集団のボス、ビルに殺される。ヴァロンの幼い息子アムステルダムはそれを目撃し、自らも少年院へ送られてしまう。15年後、ニューヨークへ帰ってきたアムステルダムは復讐を果たすべく、街を牛耳るビルの組織に素性を隠して潜り込む。やがて彼はスリ師の女性ジェニーと出会い、互いにひかれ合うが……

 ニューヨークという都市はアメリカに行ったことのない人でも 知っているくらい、有名であるが、そのニューヨークがどのような歴史を持ち、どのような過程を経て作られてきたのかについては知らない人が多いのではないかと思われる。私もニューヨークの歴史についてはほとんど知らなかった。この映画は、そのニューヨークの歴史についての作品である。私たちが普段よく思うニューヨークのイメージが形成されるまで、どのようにして作り上げられたのかを南北戦争という激動期を通じて描いている。良くできている映画ではあるが、残酷なシーンが多数あるため、多少の注意は必要である。

9.『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(映画)

あらすじ:中国系移民者であるエヴリンは、トラブルだらけの家族と破産寸前のコインランドリーを抱え、困窮していた。コインランドリーに関する税務申告の準備に忙殺されつつ、夫との関係や娘とのトラブルに苦しんでいいたある日、彼女の前に“別の宇宙から来た”という夫のウェイモンドが現れる。唐突に世界の命運を託されたエヴリンは、夫に導かれ想像もできない壮大な闘いに身を投じることになる。

 本作は、「MCU」の映画などで馴染みのある「マルチバース」を素材にした作品である。全体的にB級の色が強く、下ネタが多数使われた作品であるが、その一方でかなりシリアスな主題をも扱っている。家族間の葛藤と和合、中でも移民者家庭の問題、現代に蔓延するニヒリズムの問題など、個人の持つ意味や価値が段々薄れている現代社会を生きる人々に、様々なことを考えさせる映画だった。多少散漫な演出で好き嫌いが分かれるかも知れないが、マルチバースという素材をMCU以上に上手く使いこなしているという点でも、魅力的な作品であると思われる。

10. 『空の青さを知る人よ』(アニメーション映画)

あらすじ:山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。二人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断念して、地元で就職。それ以来、あおいの親代わりになり、二人きりで暮らしてきたのだ。あおいは自分を育てるために、恋愛もせず色んなことをあきらめて生きてきた姉に、負い目を感じていた。姉の人生から自由を奪ってしまったと…。そんなある日。町で開催される音楽祭のゲストに、大物歌手・新渡戸団吉が決定。そのバックミュージシャンとして、ある男の名前が発表された。金室慎之介。あかねのかつての恋人であり、あおいに音楽の楽しさを教えてくれた憧れの人。高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていた慎之介が、ついに帰ってくる…。それを知ったあおいの前に、突然“彼”が現れた。“彼”は、しんの。高校生時代の姿のままで、過去から時間を超えてやって来た18歳の金室慎之介。思わぬ再会から、しんのへの憧れが恋へと変わっていくあおい。一方で、13年ぶりに再会を果たす、あかねと慎之介。せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。

 長井龍雪の得意である青春ものの映画。子供の頃に目指していた理想や夢と、現実とのギャップという、誰もがいつかは経験するであろう問題を描いている。この映画の特徴は、新海誠監督の作品を思わせるほど風景描写が優れているという点である。一見実写映画と勘違いするくらい、リアルな風景と過去の人間が現代に現れるという非現実的な内容の組み合わせが印象的であった。繊細な心理描写も作品の強みである。

11. 『機動武闘伝Gガンダム』(アニメ)

あらすじ:未来世紀(FutureCentury, F.C.)60年、人々は荒廃した地球を捨てて宇宙に活路を見出し、宇宙コロニーに生活圏の全てを移して過ごすようになっていた。しかし、コロニーに上がれた者と上がれずに地球に取り残された者との格差は広がり、地球の荒廃はより悪化の一途をたどっていた。コロニー国家間の覇権をかけて行われる機動兵器同士による格闘大会「ガンダムファイト」は未来世紀60年の節目に13回大会を迎え、大会開催と共に各国のコロニーから五つの光が地球に向けて放たれた。それは大会会場となる地球に向かうために降下した各国代表のガンダムファイターたちであった。四年に一度開催されるという、各国コロニー間の覇権をかけてガンダムファイト第13回大会が始まったのである。ネオジャパン代表のガンダムファイターであるドモン・カッシュもまた、。ドモン・カッシュもその1人として、地球をリングにして他の選手たちと闘うために、パートナーのレイン・ミカムラとともに地球に向かう。

しかし彼の真の目的は、祖国ネオジャパンを裏切り、科学者である父ライゾウ博士が開発していたアルティメットガンダム(デビルガンダム)を奪い失跡した実の兄、キョウジ ・カッシュを捜しだすことであった。。。

 この作品はガンダムシリーズではあるが、既存の作品とはかなり異なった独創性を持っている。作品に登場するモビルファイターはガンダムという名で呼ばれていながらも、人々の印象に残っているはずの「ガンダム」の外形的特性からは大きく解離している、独特なデザインのものが多い。設定の方でも、「ガンダムファイト」という国際舞踏大会の概念を取り入れ、「戦争」という一貫した背景を持つ今までのガンダムシリーズとの差別を図っている。また、「東方不敗」マスター ・ アジアで代表される「武侠」の要素も、本作の特徴の一つである。『機動武闘伝Gガンダム』は、ファーストからの「宇宙世紀」には含まれない「非宇宙世紀」作品の中でも、独特な雰囲気を持つ作品であり、ガンダムシリーズの入門作としてもおすすめできる作品ではないかと思う。

12. 『機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE』(アニメ)
あらすじ:企業の宇宙進出が進み、宇宙移民者スペーシアンと地球居住者アーシアンの対立が激化の一途をたどるA.S.(Ad Stella) 101。小惑星フロント「フォールクヴァング」にあるヴァナディース機関のラボでは、カルド・ナボの主導のもと、地球のオックス・アース・コーポレーションのMSガンダムが開発されていた。しかしガンダムに採用されたGUNDフォーマットの健全性を試作機のガンダム ・ルブリスは証明できず、テストパイロットのエルノラ ・サマヤは焦りを感じる。そんな中、GUNDフォーマットを危険視するデリング ・レンブランの差し金で、MS開発評議会はオックス社への企業行政法による強制執行を決定。評議会配下の特殊部隊「ドミニコス隊」がフォールクヴァングに派遣され、エルノラの夫ナディム ・サマヤたちの抵抗も空しく制圧作戦が進められる。カルドを始め多くの人命が犠牲となる中、ルブリスが偶然乗り込んでいたエルノラの娘エリクト・サマヤの生体情報を認証して起動する事態が発生し、敵MSを撃墜したエリクトに驚愕しながらもエルノラはルブリスで脱出を図る。ナディムの自己犠牲によってエルノラたちは離脱に成功するが、フォールクヴァングは破壊され、ガンダムの開発計画はすべて凍結される。

GUNDフォーマットが「魔女」として扱われ、関連技術が全て抹消を命じられるというストーリーから始まるガンダムシリーズの新しい作品。ガンダムの新作を発表からライブで観るのは始めてだったため、印象的な経験だった。「全てのガンダムを否定する」という独特な設定と、「魔女狩り部隊」によって研究機関の研究者たちが殺されていく残酷な描写が印象的だった。作画や演出にもかなり力が入っていると感じた。

13. 『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season1』(アニメ)
あらすじ:「ヴァナディース事変」と名付けられたフォールクヴァングの襲撃から21年の年月が流れ、ガンダムの開発者が「魔女」と呼ばれるようになったA.S.122。水星育ちの少女スレッタ・マーキュリーは母プロスペラ・マーキュリーの勧めで、ベネリットグループが運営する教育機関アスティカシア高等専門学園に編入してくる。スレッタは到着間近、宇宙空間を漂流していたデリングの一人娘ミオリネ・レンブランを意図せず救助するが、デリングから逃れ地球へ向かう予定だったミオリネを妨害する結果となり、責任をとるべくミオリネに強引に迫るグエル・ジェタークとMSによる決闘を受諾し、愛機のガンダム・エアリアルで圧勝する。ガンダムを使用した嫌疑でMS評議会に拘束され早々に退学の危機に陥るスレッタだったが、ミオリネの直談判によって再決闘が決まり、自身の威信をかけて戦いを挑むグエルのダリルバルデを激戦の末に下す。こうしてグエルから学園の最強パイロットの証である「ホルダー」の称号とミオリネの花婿候補という立場を手に入れたスレッタ。しかし、彼女の前には更なる試練が待受けていた。。。

ガンダムシリーズとしては恐らく始めての「学園もの」ではないかと思った。今までの「ガンダム」では、主人公が物語の殆ど最初の段階から戦争の真っただ中に投げだだれるが、『水星の魔女』ではそのような展開ではなく、アスティカシア高等専門学園という学園の中で大体のストーリーが進行される。MS間の戦闘も、戦争という形ではなく、学園内での「決闘」という、模擬戦のようなものとして描かれる。そのため、人によっては戦闘の緊迫感が足りないと感じるかも知れないが、既存の「ガンダム」から離れた斬新な試みだったと個人的には思う。

14. 『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』(アニメ)
あらすじ:プラント・クエタ襲撃から2週間後。事件について箝口令が敷かれた地球寮生たちの前に身分を詐称したソフィとノレアが編入生として現れ、スレッタはフォルドの夜明けの連絡係であることを告白しようとしたニカを襲うふたりにたまらず決闘を申し込む。ソフィたちは学園のオープンキャンパスで行われるエキシビションマッチ「ランブルリング」にMS型ガンビットガンヴォルヴァとともに乱入し、グエルの弟ラウダ・ニールを始めとして多くの生徒に被害を出すが、データストームで空間を掌握するエアリアルには及ばず、ソフィが命を落とす。その後、生徒の死者を出した一連の事件の隠蔽と、「フォルドの夜明け」に対する強引な治安活動に対してベネリットグループには非難の声が集中し、グループは状況打破のために次期総裁選の開催を決定する。新たなエランとしてペイル社に従いつつも自分の命を最優先に行動する強化人士5号、サリウスを幽閉して世界の不平等を変えるという大義のために総裁の地位を狙うシャディク、そして「フォルドの夜明け」での捕虜生活を経て存続の危機に瀕したジェターク社の立て直しを図るグエルがそれぞれ行動を開始するなか、ミオリネはデリングの極秘計画クワイエット・ゼロの引き継ぎをプロスペラから打診されるのだが。。。

Season1で「学園もの」のような印象から始まった『水星の魔女』だったが、Season1の後半から幾つかの変換点を経て今までの「ガンダム」と似たような雰囲気に戻った。「学園もの」にしては学園での日常、授業や学園祭などが殆ど描かれていない。また、宇宙出身の人々と地球出身の人々の葛藤を描こうとしているが、その葛藤の原因や具体的な内容については触れていないため、作中の過激派テロ組織「フォルドの夜明け」の行動に共感し難いという問題点を持っている。全体的な印象としては、もう少し分量が長かったらより良い評価を得られたのではないかと思われる。

15. 『押しの子』(アニメ)
あらすじ:田舎の産婦人科医ゴローは、自分に懐いていた患者で、12歳の若さで亡くなった少女さりなの影響によりアイドルオタクになっていた。そんな彼の元に、活動休止中の彼の推しアイドル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れる。子供を産むこともアイドル活動も諦めないというアイに改めて魅力を感じ、彼女の内密出産を全力で応援することにしたゴローは、彼女の主治医としてつきそう。しかし、アイの出産日に、ゴローはアイのストーカーのリョースケによって殺される。ゴローはアイの子供、星野愛久愛海(アクア)として生まれ変わる。アクアの双子の妹である星野瑠美衣(ルビー)は、さりなが生まれ変わった姿だった。2人は互いに生まれ変わる前の記憶を持っていることを知るが、自分たちがかつての医者と患者の関係であったことまでは気づかない。そのまま2人は、出産したことを隠しつつアイドル活動を再開したアイを応援しながら、アイのもとで成長していく。やがてアイの人気はますます上昇し、東京ドームでのライブを控えるまでになる。しかし、アイは自宅に押しかけてきたリョースケに刺され、アクアとルビーの目の前で死んでしまう。リョースケは自殺し、アクアとルビーはアイの芸能事務所「苺プロダクション」の社長である斉藤夫妻の子として成長していく。アクアは、リョースケにアイの妊娠や病院、転居直後の住所などの情報を提供した黒幕がおり、その人物は自分とルビーの実父と思われると推察した。アイの交流の範囲から、実父は芸能界にいる可能性が高いと考え、その人物への復讐を誓う。

プロローグ「幼年期」は主人公が謎の犯人によって殺されるという事件を除けば、押しのアイドルの子供として転生した主人公の日常を描いた作品だと思っていたが、最後にその「日常」がアイの死によって破壊されることで本作品の本当のジャンルが提示された。芸能界の明と暗を赤裸々に描いており、魅力的なキャラクターたちがそれぞれの目標に向かって進んでいく姿が見所である。基本的には星野アイを殺した犯人を探すために芸能界に足を踏み入れたアクアの視点で物語が進行されるが、星野アイに憧れてアイドルを夢見るルビの視点も描かれるため、二人の主人公の視点で観想することができるという特徴を持っている。

16. 『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』(アニメ)
あらすじ:炭治郎たちと宇髄の活躍により、百年ぶりに上弦の鬼が倒された。その事実は鬼殺隊のみならず、鬼舞辻無惨の元に呼び出された上弦の鬼たちにも波紋を呼んでいた。一方、蝶屋敷で療養生活を送る炭治郎だったが、刃毀れが原因で刀鍛冶・鋼鐵塚を怒らせてしまったことを知り、直接会って話すため刀鍛冶たちの暮らす里へ向かうことに……。

前の内容を観ていないため、内容の理解ができるかどうか分からなかったが、実際に観始めたら前の内容を知らなくても観られるようになっていた。鬼滅の刃は基本的なエピソードの内容や展開は似たようなものが多いと思うが、今回の「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」は作中の重要人物である「柱」が二人も活躍するエピソードになっているため、スケールはかなり大きい内容だったと思う。良くできているところもあったが、柱たちの過去のストーリーを描くためとは言え、戦闘シーンの間に過去を回想する場面が多すぎて緊迫感が薄れてしまっている感じがあった。

17. 『サマータイムレンダ』(マンガ)
あらすじ:2018年7月22日。網代慎平は幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島(ひとがしま)に戻る。 潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。 その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。

『「影」を見た者は死ぬ』──。

翌日、突如として姿を消す島民一家。

慎平は一家の失踪の真相を追ううちに「影」の思惑に巻き込まれていく。 多くの犠牲とタイムリープを乗り越え、遂に黒幕シデとの一騎打ちが始まる。 全ての元凶であるシデを打ち倒し、ヒルコの願いを叶えた後、ウシオは感謝しながら消えていった。 全てが再構築され、そして迎えた7月25日、前の世界の記憶を保持した潮は慎平に向けて言った。 「おかえり」──と。

 正体不明の「影」の襲撃というスリラー要素を取り入れたサスペンス漫画。精巧な展開や伏線が魅力的な作品。緊張感を最後まで維持することが重要なジャンルであるが、一つの問題を解決してもまた新たな問題があらわれるという構成で、最後まで次はどうなるのかを期待しながら緊張感を持って読むことができる。アニメーション化もされている作品であるため、個人の趣向に合わせて楽しむこともできるだろう。

18. 『リコリス・リコイル』(アニメ)
あらすじ:平穏な日々――その裏には秘密がある。

犯罪を未然に防ぐ秘密組織――「DA(Direct Attack)」。
そのエージェントである少女たち――「リコリス」。

当たり前の日常も、彼女たちのおかげ。

歴代最強のリコリスと称されるエリート・錦木千束、
優秀だけどワケありリコリス・井ノ上たきなが働く喫茶「リコリコ」もその支部のひとつ。

ここが受けるオーダーは、コーヒーやスイーツの注文から、こどものお世話、買い物代行、外国人向けの日本語講師etc、「リコリス」らしからぬものばかり。

自由気ままな楽天家、
平和主義の千束とクールで効率主義のたきな、
二人の凸凹コンビのハチャメチャな毎日がはじまる!

2022年最高話題作の一つであるリコリス ・リコイル。優れた作画と魅力的なキャラクターをセールスポイントにして興行的には成功した作品であるが、それ以上に不足している部分も多かった。現実の日本を舞台にしながらも、非現実的な演出や設定が多いため、そのギャップからの違和感が作品への没入を阻害する要因として働いているのではないかと思われる。銃器を使用した現実的な戦闘場面を期待する人には向いていないかも知れない。

19. 『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』(ドラマ)
あらすじ:『ゲーム・オブ・スローンズ』の時代の約200年前、ターガリエン王朝の第四代のジェヘアリーズ王は世継ぎを大評議会に委ね、男子優先原則により年長のレイニス王女を差し置いてヴィセーリス王子が選ばれる。王位についたヴィセーリスは、男子優先原則を無視して不仲の弟デイモン王子ではなく娘のレイニラ王女を世継ぎに選ぶ。国を統一して北からの脅威と戦う予言「氷と炎の歌」をレイニラに伝える。だが周囲は男性の王を求め、王は〈王の手〉オットー・ハイタワーの娘でレイニラの親友のアリセントを後室とする。アリセント王妃には男子エイゴンが生まれ、周囲は王位争いを予期するようになる。オットーは孫エイゴンの次王後継をあからさまに謀って〈王の手〉から解任される。王はレイニラの立場を強めるため、有力者コアリーズ・ヴェラリオンとレイニス王女の子、レーナ―と結婚させる。レイニラを愛する〈王の盾〉の騎士クリストン・コールは絶望する。アリセント王妃は、いずれ王位争いで我が子の生命を脅かすであろうレイニラとの戦いに備える...

 『氷と炎の歌』は原作小説を読んだことはあったが、ドラマ版である『ゲーム・オブ・スローンズ』は観たことがなかった。しかし、外伝である『炎と血』は原作小説よりドラマ版を先に観ることになった。本編である「氷と炎の歌』では既に殆ど絶滅に近い状態であったため、謎だらけの存在であったドラゴンがまだ健在だった頃の話であるため、多数のドラゴンを映像で見ることができるという点で本編とは異なる魅力を持っている。また、本編と共有する特徴として「群像劇」の魅力を挙げられる。数々の人物たちがそれぞれの目的を持って行動するため、一人の主人公だけでなく、様々な人物の観点から物語を楽しむことができる。

20. 『虐殺器官』(アニメーション映画)
あらすじ:テロの危険にさらされ続けているアメリカは、その恐怖に対抗すべく徹底した情報管理システムを構築している一方、アメリカ以外の世界各地では激しい紛争が続いている。世界の紛争地域を駆け巡る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉のもとに、謎に包まれたアメリカ人ジョン・ポールの追跡ミッションが与えられる。紛争の予兆とともに現れ、その紛争が撃破すると、突如姿を消す謎の人物。かつて有能な言語学者だった彼がその地域で何をしていたのか、米国政府の追跡を避けて彼が企て立てていたことは何か。

「テロ」と「言語学」という、一見接点を持たないように見える二つのキーワードを中心にした作品。言語の力を使って人の脳を操作し、人の行動を操ることができるという斬新な設定が印象的であった。人間の持つ暴力性やテロなど、重いテーマを扱っている作品であり、原画学者だったがジョン • ポールの秘密を調べていく過程が興味深かった。しかし、本作品にはグロテスクな表現や描写が多く、人が残酷に殺されていく姿がかなり露骨に描かれるため、苦手な人は鑑賞に注意した方が良いと思われる。

21. 『サイバーパンク エッジランナーズ』 (アニメ)
あらすじ:日系企業アラサカなどの巨大企業に支配されたディストピア都市ナイト・シティ。そこに暮らす少年デイビッドは、富裕層向けの学校で浮いた存在だった。「あんたにはエリートになって、アラサカタワーの最上階に勤めるくらいになってほしい」と母グロリアは彼を学校に入れたが、高額の学費を払うには庶民が女手一つで懸命に働いても稼ぎが足りず、アパートの家賃は滞納が続いていた。

ある日、デイビッドと彼の母が二人で車に乗っていたところ、ギャングの争いに巻き込まれて車が横転。医療部隊が駆けつけ救われると思いきや、高額な契約金を払っている金持ちだけを運搬し去っていった。車から投げ出されたまま長時間放置されたグロリアは死亡し、医者は以前からの過労働で衰弱していたせいもあると指摘した。

デイビッドは母の遺品からサイバーウェア「サンデヴィスタン」の軍用品を発見した。救急救命士の母は、死者から剥ぎ取った物を売り捌くという違法行為によって学費を捻出していたのだ。その軍用サンデヴィスタンは、強力な戦闘能力を得られるが副作用で装着者を発狂させサイバーサイコにしてしまったという曰く付きだ。デイビッドは危険を承知でサンデヴィスタンを装着し、様々な仕事を請け負うエッジランナー(傭兵)として成り上がる道を歩む。偶然の出会いからデイビッドに傭兵稼業を教えるようになった少女ルーシーは、いつか足を洗って遠くへ行きたいと望み、テラフォーミングされ富裕層のみが移り住んでいる月面都市に行きたいと夢見ていた。彼女に惹かれるデイビッドは「俺が君を月に連れて行くよ」と約束する。

原作となっているゲームをやったことはないが、この作品を観てゲームの方にも興味を持つようになるくらい、良くできている作品だったと思う。アメリカン・コミック的な演出や色感が使われているということも個性的であった。魅力的なキャラクターと膨大な裏設定を持つ背景を作品の中で巧みに描き出していると感じた。ゲームのストーリーとアニメーションのストーリーは殆ど関係のない内容であると聞いたことがあるが、オリジナルのストーリーでこれ程良質の作品が作られということに感心した。

22. メシア(ドラマ)

あらすじ:中東に突如現れたカリスマ的人物アル・マスィーフが、民衆を駆り立て政情不安を引き起こした。その信奉者は彼をイエス・キリストの再来だと信じている。その存在を危惧したCIAの捜査官エヴァ・ゲラーは正体を探り始めるが、事態は国際的な騒動へ発展していく。

 イエス • キリストの再来という宗教的な問題を正面から描いている、ある意味では問題作。アル・マスィーフの正体をめぐって様々な人物たち意見が交差する。彼を「本物」だと信じる人と信じない人。本作品は実際に奇跡を行うことができる(ように見える)存在がこの世に現れた場合、社会にどのような影響を及ぼし、混乱をもたらすのかという疑問を現実的に描写している。スリラーとしても、アル・マスィーフの招待を徹底的に「曖昧」に描くことで緊張感を最後まで維持している。多少敏感なテーマを扱っているため作品であるため、宗教的に問題になる恐れがあったにも関わらず、パレスチナとイスラエルの葛藤など、タブーになっている部分についても触れているのが特徴である。

23. 『小林さんちのメイドラゴン』(アニメ)
あらすじ:朧塚という街に住むOLの小林さんは、酔った勢いから異世界のドラゴン・トールを助けた。トールは多大な恩を感じ、そして理由があって故郷に戻れないこともあり、人間のメイドに姿を変えて、小林さんの自宅に住み込んでお世話を始める。そして、小林さんのもとには、トールをはじめとしたさまざまなドラゴンが集まるようになっていくのだった。

「メイドラゴン」という言葉遊びを使ったタイトルが印象的な作品。京都アニメーション特有の秀麗な作画と個性的なキャラクターたちの組み合わせが良かった。基本的には一話完結の作品であるため、大したストーリーがあるわけではないが、人間とドラゴンという異なる種族間の葛藤や摩擦、共存の問題を日常の中で描いているため、作品の雰囲気が軽くなりすぎないようにし、適当な重みを持たせているのも特徴である。

24. 『小林さんちのメイドラゴンS』(アニメ)
あらすじ:自称究極メイドのトールは、今度オープンする新しいメイド喫茶にライバル心を燃やして殴り込みに行くが、なぜかトールは働くことに。
そんな変わらない日常を過ごしていると、トールのもとに混沌勢の最過激派のドラゴン・イルルが襲ってくる。街を守りながら戦うトールは全力が出せずに苦戦していたが、小林さんが機転を利かせてエルマと取引し、甘いものと引き換えに街に障壁を張らせたおかげで、トールは全力を出してイルルの撃退に成功するのだが...


 基本的な展開は1期とそれ程の違いはなかったが、新たなキャラクターとして追加された「イルル」など、既存のキャラクターたちに加え、新しく加わったキャラクターも個性的で魅力的であるため、作品をより豊かにしている。

25. 『トップガン マーヴェリック』(映画)
あらすじ:アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。

「映画を映画館で観る理由」を教えてくれる作品。映画館の大画面と音響が組み合って作品の面白さをお何倍も増加させる。戦闘機で繰り広げられる空中戦もスペクタクルで、観る人を圧倒させる。現実的な兵器描写や戦闘場面の構成にも気を使っており、リアリティーのある空中戦を具現している。ストーリーは単純であり独創的とは言えないが、その代わりに洗練された描写や繊細な演出で魅力的な物語を作っている。全体的に前作である『トップガン』の長所を見事に引き継ぎながら、それをさらに発展させる一方で、前作の短所も充分に補足した続編であり、前作を観た人なら尚更楽しめる作品である。

26. 『機動戦士ガンダム NT』(アニメーション映画)
あらすじ:U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が開かれて一年。
ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。

のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見えた。
その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。 白き一角獣と黒き獅子、2機の脅威は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった……。

しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。
金色の“不死鳥”……その名は、フェネクス――。

『機動戦士ガンダム UC』の後続編。UC本編には登場しなかったユニコーンガンダムの3号機、フェネクスの話を扱っている。時代の変化の中で成功も興幸福も諦めなければならない現実を3人の中心人物を通じて描いている。また、「ニュータイプ」というガンダムシリーズの重要な概念を新しく定義している点も特徴的である。しかし、本作は前作であるUCに比べて作画が不安定なところがあるため、違和感があった。

27. 『グッドフェローズ』(映画)
あらすじ:ヘンリー・ヒルはアイルランド系の父とシチリア系の母を持ち、物心がついた子供が野球選手や消防士に憧れるように、マフィアの一員になる事を夢見ていた。彼は11歳でニューヨーク・ブルックリンのタクシー配車センターでマフィアの使い走りとなり、やがて闇煙草の密売や、偽造クレジットカードの使用などを皮切りに、トラックの荷物強奪や違法賭博・ノミ行為・八百長試合の設定といった犯罪に手を広げていく。彼の一味はポール・ヴァリオ(劇中ではポール・シセロ)を長とし、トラック強奪を得意としたジミー・バーク(同じくジミー・コンウェイ)や武装強盗と殺人に秀でたトミー・デシモネ(同じくトミー・デヴィート)が同僚であった。

ジミー・バークを首謀者とした彼ら3人は共謀し、1968年に近傍のクイーンズ区・ジョン・F・ケネディ国際空港でエア・フランス現金強奪事件を成功させ、42万ドルを手に入れる。一味は1978年に同じくケネディ国際空港でルフトハンザ航空現金強奪事件を起こし、600万ドルと桁違いの成功を収めた。しかしこれが終わりの始まりとなった。

 ギャング映画の象徴的な作品の一つ。義理も、友情もない残酷で卑劣なギャングの世界を赤裸々に描いている。組織の一員として出世するために手段を選ばない3人が結局それぞれ破滅へと向かっていく過程を描いているという点で、犯罪 • ギャング映画のもう一つの代表作、『ゴットファーザー』とは対照的である。

28. 『ザ・フラッシュ』(映画)
あらすじ:フラッシュことバリー・アレンは母親のノラの死を防ぎ、彼女を救うために時間を遡る。しかし、"過去"を変えたことで"現在"滅亡の危機を招いてしまう。そんな彼のもとに、元の世界とは全く別人の異世界の"バットマン"、スーパーマンならぬ"スーパーガール"らも、時空を超えて集結するが・・・。人類滅亡の歴史を変える超速タイムループ・アドベンチャー!

 DCEUの自信作。タイムループや過去を変えることのリスクは様々な作品で扱われてきたテーマであり、本作もそれらの作品をほぼ踏襲している。ストーリーの斬新さには欠けているが、バットマンやスーパーガール、フラッシュのそれぞれの個性や戦闘スタイルを活かした戦闘シーンと、主人公フラッシュことバリー・アレンを演じたエズラ・ミラーの一人二役など、俳優たちの演技は抜群だった。

29. 『時をかける少女』(1983年映画)
あらすじ:筒井康隆の名作SF小説を、「転校生」の大林宣彦監督が映画化した青春ファンタジー。高校生の芳山和子は、学校の実験室で白い煙とともに立ちのぼったラベンダーの香りをかいだ瞬間、意識を失い倒れてしまう。それ以来、時間を移動してしまうような不思議な現象に悩まされるようになった和子は、同級生の深町一夫に相談するが……。

 細田守監督のアニメーション映画で「時をかける少女」という作品に始めて接したが、この映画はそれとはかなり違った雰囲気の作品であった。作品の舞台も現代的な風景ではなく、ノスタルジーを感じさせる伝統的な町並みの風景が使われている。また、時間の移動をモノクロとカラーで対比している点や、ホラー映画的な演出が所々に使われていることも印象的だった。

30. 『葬送のフリーレン』(マンガ)
あらすじ:魔王を倒し王都へ凱旋した勇者ヒンメル一行。各々が冒険した10年を振り返りながらこれからの人生に想いを馳せる中、エルフのフリーレンは感慨にふけることもなく、また魔法探求へと旅立っていく。50年後、皆との約束のためフリーレンは再び王都へ。その再会をきっかけに、彼女は新たな旅へと向かうことになる。

「勇者一行の冒険が終わった後」の後日談を語る形式の作品は以前にも幾つかあった気がするが、本作品の特徴は、その穏やかな雰囲気である。勇者が登場するファンタジー作品の中では例外的に、勇者全員が善人であり、貴族や領主など、いわゆる「お偉い方」も有能な人物として描写される。刺激的な展開や事件が殆どない点で、個性的な作品ではあるが、そのため、気楽に読むことができる作品になっていると思われる。
2023/10/09(月) 17:45 No.1997 EDIT DEL
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