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3年 岩下 RES
春休み課題 11~20

11.Joker(アメリカ映画)
監督:トッド・フィリップス 配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
脳の損傷によって発作的に笑いだしてしまう青年・アーサーが、DCコミックス『バットマン』に登場する悪役・ジョーカーに変貌するまでの過去を描いたアメリカ映画。
本作では観客による「主観」がテーマの1つとして提示されている。主人公のアーサーは作中で「喜劇なんて主観だろう(中略)この社会だって正にそうじゃないか。善と悪を自分の主観で決めている。全く同じだよ。自分で決めればいい、何を笑えるか、笑えないか」という言葉を残しているが、この言葉は作中人物に向けられた皮肉であるのと同時に、現実世界における我々視聴者に対して作品の受け取り方を示すメタ的な役割を担っている。また、本作においては信頼できない語り手の存在や物語終盤の主人公のセリフによって、現実と妄想の境界があえて曖昧にぼかされている。このような解釈の余地を残したストーリー構成によって、観客は自らの主観によって自由なジョーカー像を選択することが可能になっている。

12.ルパン三世VSキャッツ・アイ(Prime Video 限定配信アニメーション)
原作(漫画):モンキーパンチ『ルパン三世』/北条司『キャッツ・アイ』
監督:静野孔文 瀬下寛之  制作:トムス・エンタテインメント
1981年の東京を舞台に、行方不明の画家ミケール・ハインツが描いた三連作絵画「花束と少女」を巡る対決を描いた、怪盗三姉妹・キャッツアイと世紀の大泥棒・ルパン三世の周年記念コラボレーションフィルム。
本作において、ルパン一味はキャッツ・アイの先輩的存在として位置付けられており、怪盗技術に未熟な面を残す当時のキャッツ・アイを導く存在として描かれている。このような関係性をキャッツ・アイの視点から描くことによって、ルパン一味の偉大さとキャッツ・アイ(特に三女・愛)の成長物語を同時並行的に描いている。また、全編3DCGで作画されているため、日本を代表する盗賊×怪盗の夢のコラボレーションを『ルパン三世』とも『キャッツ・アイ』とも違った新しい絵柄で楽しむことが出来る。

13.ぼっち・ざ・ろっく!(アニメ)
原作(漫画):はまじあき
監督:斎藤圭一郎 制作:Clover Works 製作:アニプレックス、芳文社
「ギターヒーロー」として演奏動画で話題の匿名ギタリスト・後藤ひとりは、バンド活動に憧れつつも重度のコミュ障が原因で友達0人の生活を送っていた。高校生になったある日、話しかけてもらう切っ掛けとしてギターを背負って登校したところ、下校中に出会った虹夏に勧誘され急遽「結束バンド」のメンバーとして演奏することになる。ライブハウスに対する緊張から本来の実力を発揮できない中、チケットノルマや人前での演奏といった「コミュ障にとってのライブの障壁」を一つずつ乗り越えていくひとり(通称・ぼっち)の物語。
本作では戯画的な映像表現が多用されており、TV番組のパロディや部分的な実写や3DCGの使用、あえて落書き調に崩して描く表現といったアニメならではの視覚表現がふんだんに盛り込まれている。中でも先輩バンドによるライブシーンが印象的で、楽器演奏にカラフルなエフェクトを重ねることによってメンバーのカリスマ性や色彩豊かな音が表現されている。また、本作の主人公は人間関係の小さなことで悩む共感性の高い人物として描かれる反面、「分かる人には分かる才能を持っている」ヒーローとしての側面が強調されている。そのため、感情移入と万能感を同時に得ることのできる「応援しがいのある主人公像」が形成されている。

14.機動戦士ガンダム 水星の魔女(アニメ)
原作:矢立肇、富野由悠季 監督:小林寛
制作:サンライズ 製作:バンダイナムコフィルムワークス、創通、MBS
ガンダム開発者が「魔女」としてタブー視される時代において、非ガンダムのモビルスーツ企業・ベネリットグループが運営する教育機関「アスティカシア高等専門学校」に編入した少女・スレッタは、水星出身者として学園内で浮いた存在だった。到着初日、会長の一人娘・ミリオネの家出を意図せぬ形で妨害してしまったスレッタは、責任を取る形でグエルとの決闘を引き受けた。決闘の結果、学園最強のパイロット「ホルダー」の称号と「ミリオネの花婿」としての立場を手に入れたスレッタだったが、彼女の愛用機・エアリアルがガンダムであるとの嫌疑を掛けられ_。二人の少女の学園生活を通して描かれる、新たなガンダムの物語。
本作では、従来のガンダムらしい宇宙を舞台とする壮大な世界観の中で、歪な親子関係や人種差別問題、女性の社会的地位に関する問題といった極めて現実的な社会問題が描かれている。また、シリーズ初の女性主人公や少女同士で婚約を行う百合展開など、ポップで取りつきやすい話題性に富んでおり、若年層に向けたガンダム作品として新たな地位を確立している。

15.ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(マンガ)
原作:麻生羽呂 作画:高田康太郎
映像制作会社に新卒入社したアキラは、度重なる激務やパワハラによって疲労困憊しきって自殺願望すら抱いていた。ある朝、街中がゾンビで溢れていることに気づいたアキラは、もう二度と会社に行かなくていいことに歓喜して「ゾンビになるまでにしたい100のことリスト」通称・ゾン100を作成。常人なら心が折れるような命懸けの状況を全力で楽しみ、仲間や親友と共に「自分が今、やりたいこと」を追求していく。
物事をとことん楽観的に捉えるアキラの価値観は、コロナ禍に疲弊した社会を明るく照らし、前向きに生きる秘訣を教えてくれる。中でも、ゾンビに襲われている状況を無理やり「ゾン100」と結び付けて楽しむ様子は非常にコミカルで、ゾンビ×ギャグの新たな作品として楽しむことができる。

16.信長協奏曲(マンガ)
作者:石井あゆみ
歴史が苦手な男子高校生・サブローはひょんな切っ掛けから1549年の尾張にタイムスリップし、瓜二つな容貌の人物・織田信長に出会う。当時無名の田舎大名であった信長の頼みを受けて「織田信長」として生きるサブローの生涯を綴った、ユーモアと想像力に溢れた作品。
本作は、史実でも破天荒で不可解な言動の多い織田信長の逸話を「歴史について知らないサブローだからこその、独自の発想力や突破力」によって理由づけている点がユニークである。「歴史について知らない未来人」が主人公であるため、実際に起きたとされる出来事の穴を現代知識で埋めつつ、時には主人公すら予期せぬ展開を迎えるバランス感覚に優れた作品である。

17.三途の川アウトレットパーク(漫画)
作者:寺田浩晃
「三途の川アウトレットパーク」を訪れた死者たちは、生前の徳を使って買い物をすることで容姿・才能・環境などを選んで来世に備えたり、生前の思い出を振り返ることができる。冥界で働くアウトレットパークの案内人が、死者の生き様や生前の想いを見届けるヒューマンストーリー。
回ごとに変わる様々なバックグラウンドをもった死者の人生と、「死」のイメージに反して明るいアウトレットパークの雰囲気のギャップが魅力的な作品である。買い物を通じて明かされる死者の人生観や生前の人間関係は様々で、アウトレットパークというポップな題材ながらも、前世について振り返る冥界ならではの重厚なドラマが生まれる。一話完結型であるため、各回ごとに伏線や物語的な起伏を感じられる点も魅力である。

18.薬屋のひとりごと(漫画、小説)
原作(WEB小説):日向夏 表紙/キャラクター原案(漫画版):しのとうこ
作画:ねこクラゲ(スクウェア・エニックス)/倉田三ノ路(小学館)
※スクウェア・エニックスと小学館にて、同時並行でコミカライズ化が行われている。
花街の薬師として働くクールで達観した少女・猫猫は、薬草採取中に現れた人攫いによって後宮に身売りされてしまう。自らの能力を隠して下女として働く猫猫だったが、宮中で発生した「毒」に関する事件を解決したことを切っ掛けに美形の宦官・壬氏の目に留まり、毒見役として数々の事件に巻き込まれることとなる。高貴な身分の女性が集う中華風の後宮を舞台に、壬氏と猫猫の交流を描いた後宮ミステリー。
本作は「極端な男尊女卑」「纏足等の中国文化」といった日本人の価値観にそぐわない中世中華風の世界観をベースにしつつ、主要人物の壬氏と猫猫が「変人」として併せ持つ現代的な価値観によって、現代日本の読者にも受け入れられやすい作品に仕上がっている。また、猫猫が持つ豊富な医学や薬学に関する知識は現実世界にも応用が利くことから、作品を通じて知識や教養を身につけられる点も魅力の一つである。

19.私と脱出しませんか?(漫画)
作者:ヨウハ 監修:SCRAP
リアル脱出ゲームの「SCRAP」が監修した本格的な謎解きが楽しめる、リアル脱出×ラブコメディ作品。清楚で物静かな雰囲気のクラスメイト・綴野さんは、謎解きのことになると周りが見えなくなる「脱出ゲームオタク」だった。物事を深く考えすぎてしまう男子高校生・常深が拾った暗号付きノートを切っ掛けに始まった、二人の謎友としての交流を描いた作品。
リアル脱出ゲームを題材にしているだけあって、本作には数々の「謎」が登場する。それら全ての謎が読者に提示されている情報のみで解ける点が、本作一番の魅力である。謎の提示は本編のみならず、休載時のおまけページや各話のサブタイトルに至る細部にまで仕込まれており、作品全体を通じて謎解きの楽しさを最大限に味わうことができる。

20.妖狐×僕SS(マンガ、アニメ)
原作(漫画):藤原ここあ 制作:david production 監督:津田尚克
表向きは「厳重な審査をクリアした富裕層だけが入居できるシークレットサービス付きの高級マンション」として知られる『メゼン・ド・章樫』では、妖怪の「先祖返り」として生まれた人間達が純血の妖怪に命を狙われないように身を寄せ合って暮らしていた。
旧家の令嬢である白鬼院 凛々蝶は、鬼の先祖返りとして周囲から腫れ物に触るような扱いを受けるうちに「無意識のうちに悪態をついて、自己嫌悪で落ち込む悪癖」が身につき、人間関係に一線を引くようになった。高校入学を機に一人暮らしを始めた凛々蝶が、専属SSの男性・御狐神 双熾からの重すぎる愛情や、一風変わった住民たちの不器用な優しさに触れて変化していく様を、住民の生い立ちや「先祖返り」の謎とともに描いたミステリアス×ファンタジーラブコメディ作品。
アニメ化もされた第一幕のポップな日常感と、突如として物語の転機を迎える第二幕以降のギャップに惹きつけられる作品である。特に第二幕の登場人物が迎えた悲劇的な結末は、第三章への興味と登場人物への愛着を引き立てるスパイス的な役割を担っている。
2023/04/11(火) 00:01 No.1954 EDIT DEL
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