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2年 佐藤
RES
春休みの課題
① エナメル(小説)
作者:彩藤アザミ
事故で寝たきりとなった、美少女、高飛車、大金持ち、天才探偵という盛りすぎな属性を持つ甘宮メルと、彼女に献身的に付き従う、寡黙でイケメン、彼女の前では少し気障な彼氏兼助手の江名。都市伝説や日常の謎を気まぐれに解決していく、一見すれば誰もが認める純愛カップルの彼らには、ある、絶望的な秘密があった。異色の青春全否定暗黒恋愛ミステリー。
『サナキの森』で新潮ミステリー大賞を受賞しデビューした作者の4作品目。
トロッコ問題のように自分の唯一の家族である妹と多くの人たち、それと運命を感じた彼女のどちらを命の危機から救うのかという局面に遭遇したことにより、メルから逃れられなくなったエナという関係の2人の物語。青春全否定暗黒恋愛ミステリーとあるが個人的には少し方向性の違う純愛モノという印象を受けた。読んで行くにつれ少しずつエナとメルの互いへの感情が読み取れ、彼らへの印象も変化していった。
② チュベローズで待ってる Age22(小説)
作者:加藤シゲアキ
就職活動に挫折した22歳の光太は栗スマホストである雫にスカウトされ、歌舞伎町の「チュベローズ」で働き始める。戸惑いの中で、客である美津子が憧れのゲーム会社に勤めていることを知り、彼女を誘惑して、利用しようとする。
『ピンクとグレー』で作家としてデビューし、アイドルグループNEWSのメンバー、俳優として活躍しながらも作家として活動している加藤シゲアキ著。
光太の最終面接を「なんとなく一緒に働くイメージができない」という理由で不採用に持って行った美津子が光太に対して罪悪感を抱いており、その罪悪感につけ込む形で光太は就職活動に利用していたのだが、次第に男女の仲になっていくというように初めは面接官と面接者、次にホストクラブの客とホスト、そして就活アドバイザーと就活生、最期には遠からぬ仲、と物語が進むにつれて関係性が変化していく。主人公の他の周りの人々も同じように変化していき、その変化が物語を複雑にさせていた。
③ チュベローズで待ってる Age32(小説)
作者:加藤シゲアキ
気鋭のゲームクリエイターとなった32歳の光太は自社のゲームが不祥事に見舞われるもチュベローズ時代の仲間の助けを借りて、会社を罠にはめようとする組織の存在を突き止める。そんななか、美津子をめぐる真相と向き合うことになる。
美津子の死の真相を探している内に想像だにしない真実を目にする。Age22での出来事と真相が繋がっていたり、登場人物たちが成長し、それぞれ別の立場となって光太に協力するため、読み終わった後にもう一度前作を読み返したくなる。
④ すずめの戸締まり(アニメ映画)
監督:新海誠
九州の静かな町で暮らす少女鈴芽と旅人の草太、猫のダイジンの出会いから始まる“戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながらたどり着いた場所で鈴芽を待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
「新海誠監督の集大成にして最高傑作」と歌われる作品。1700人を超えるオーディションから選ばれた原菜華や松村北斗らが声優を務め、3度目のタッグとなるRADWIMPSや映画音楽作家の陣内一真が参加している。
東日本大震災から10年以上経ち、直接被害があった人と、テレビで、ニュースで見ただけの人との今でも胸に秘めている恐怖や虚無感の差が浮き彫りになるような作品だと感じた。物語自体は多くは語らないため、何度も見ることによって多くの気づきがあり、深みが増していく作品。
⑤ ウェディング・ハイ(実写映画)
脚本:バカリズム 監督:大九明子
ウェディングプランナーの中越に支えられ、新郎新婦は幸せな式を迎えるはずだった。しかし、クセ者参列者たちの熱すぎる想いが大暴走!果たして、「絶対にNOと言わない」ウェディングプランナーは、全ての難題をクリアし、2人に最高の結婚式を贈ることができるのか。
芸人、タレントとしても活躍し、脚本家としてもその才能を発揮する笑いの鬼才、バカリズムの完全オリジナルストーリー。超豪華キャスト、スタッフが贈る、愛と笑いと感動のストーリー。
疲れた時こそ見て欲しい笑いの絶えない作品。参列者達一人一人の想い全てが良い方向に作用し、結婚式に参加した全員がハッピーエンドを迎える。
⑥ アリス殺し(小説)
作者:小林泰三
近頃、不思議の国に迷い込んだアリスという少女の夢ばかり見る栗栖川亜理。ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見たある日、亜理の通う大学でも玉子という渾名の研究員が転落死する。その後の夢と現実はリンクするように怪死事件が相次ぎ、最重要容疑者にアリスが名指されてしまう。
2014年に啓文堂書店文芸書大賞を受賞。作者は1995年に『玩具修理者』で第二回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しデビューして以来、多くの賞を獲得。
物語後半何度も訪れるどんでん返しに驚かされる作品。かなりグロテスクな表現や事件が多く、物語の面白さに対してページをめくる手が遅くなるのが難点。不思議の国のアリス特有の難解で意味不明な会話のあちこちで作品を読み解く上でのヒントがあり、何度も前のページを読み返したくなる。
⑦ 万能女中コニー・ヴィレ(ライトノベル)
作者:百七花亭、krage
お城に勤めるコニー・ヴィレは人並み外れた体力・膂力の持ち主で炊事洗濯、掃除戦闘なんでもござれの万能女中であり、ついでに結婚願望なしの徹底地味女子。そんな彼女に、母の再婚で義兄となった女好きで有名な美形騎士が近づいてきた。
漫画版も存在。
あらすじのみ見ると恋愛作品のようだが、しばらくは主人公の主である第二王子と愚王子である第1王子の継承権争いが描かれており、多くの謎をコニーが解きつつ、敵を倒していく話がメイン。恋愛要素が多くなってくるのは八巻以降で、主人公が強い謎解きファンタジーを読みたい人にもおすすめ。
⑧ 怪獣8号(漫画)
作者:松本直也
かつて憧れた世界とは遠い場所で働く男におとずれる予想もしない出来事…!その男、怪獣になりかつて憧れた場所を再び目指す…!
アニメ『怪獣8号』がアニメーション制作をProduction I.G、怪獣デザインとワークスをスタジオで2024年放送予定。
夢を諦めた主人公に降ってきた夢に近づくことができる、得体の知れない、しかも倒すべき敵に成り下がってしまうかもしれない「力」。自分の力をどう使いこなすのか、また、誰かの仲間である自分たちはどうやって誰かを支えるのかを様々な立場で考える作品。主人公はカフカだが、幾人もの登場人物たちにフォーカスが与えられる。
⑨ コンフィデンスマンJP英雄編(実写映画)
監督:田中亮 脚本:古沢良太
百戦錬磨のコンフィデンスマン達が降り立ったのは地中海に浮かぶマルタ島。中世の頃、聖ヨハネ騎士団の本拠地となっていたと知られるこの島で、騎士の装いに身を包んだダー子達は、時空をも超えたコンゲームを繰り広げる。
2018年四月期のテレビドラマから始まった大人気作品の映画版三作品目。
各メインの登場人物たちの視点で描かれ、視点が変わるごとに大どんでん返しが起こる作品。こうだと思っていたものが視点が変わると知っていたはずの事実がガラッと変わる。真実を知ってからも何度も見返したくなる魅力がある。
⑩ サナキの森(小説)
作者:彩藤アザミ
「祠に隠した鼈甲の帯留めを見つけて欲しい」という祖父からの遺言を受け取った荊庭紅は、訪れた遠野で起きた不可解な猟奇殺人事件を知る。その事件は祖父が書いた淫靡な怪奇小説『サナキの森』の「呪いによる殺人」に酷似していた。
「新潮ミステリー大賞」の記念すべき第一回大賞受賞作品。
引きこもり生活を送る主人公がこのお願いを通して友人を手に入れ、恋を進展させ、人間的にも成長する。一緒に謎を解いていった泪子の惹きつけられるようなキャラクター性が印象深い作品。また、恋愛と一口に言っても様々な感情や事情が絡み合っていると再確認する。祖父が書いたという設定の小説が所々挟まっており、冒頭から始まるその古い文体は、読み慣れていない人には少しおっくうになってしまいそうだが、読み進めるごとにその小説が気になっていく。
⑪ 白衣の英雄(漫画)
作者:とよはたつばさ、九重十造
ある日目覚めると異世界に転移していた稀代の天才研究者である天地海人。そこで彼が手に入れたのは何でも作り出せる創造魔法だった。類いまれな頭脳と創造魔法で異世界を謳歌する、天才による異世界ファンタジー。
ライトノベル版も存在。
天才が異世界に転生し、そのチート能力で無双するという王道物語。よくあるように多くの女性から好意を抱かれるが、自分の不注意で亡くなってしまった妻を想い続ける様は好感を持てる。
⑫ 大病院占拠(テレビドラマ)
チーフプロデューサー:田中宏史
日本が誇る大病院を鬼のお面を被った武装集団が占拠した。医師、職員が人質となる中、休職中の捜査官、武蔵三郎が事件に立ち向かっていく。果たして、犯人達の目的とは。ノンストップ籠城サスペンス。
日テレ系ドラマ。毎週土曜夜10時放送。
回を追うごとに増えていく事件の真相と謎が視聴者を引き込む。それぞれにそれぞれの事情があり、正義があり、考えかたがある、というように、何が正しいのかを考えさせられる作品。
⑬ 嘘つき魔女と灰色の虹(小説)
作者:そらる
舞台は”イロ”を失った世界。色彩が見えるのは”魔法使い”だけ。ある日、鮮やかな世界
に憧れを抱く少年・ルーマは、魔女が住むといわれている森へと向かう。迷い込んだ森
で出会ったのは、魔法使いの少女・イリア。二人の出会いが“イロ”のない世界の運命を
変えていく――。
歌い手・そらるが、自らの楽曲を題材に描くファンタジー冒険譚。前日譚が朗読劇となった。
装丁が綺麗で一目見ただけで手に取りたくなる。最期にまとめてある挿絵は色の使い方に目を奪われる。互いを想うという力の強さを感じることのできる作品。文章からキラキラした鮮やかな世界が読み取れ、美しく、幻想的な世界観となっている。
⑭ 探偵は教室にいない(小説)
作者:川澄浩平
中学生の海砂真史には長いこと会っていなかったちょっと変わった幼なじみがいる。しかし、彼女の元に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、その幼なじみ、学校に通わない名探偵、鳥飼歩と九年ぶりの再会を果たす。
2018年に第28回鮎川哲也賞を受賞し、その受賞作を改題した作者のデビュー作。些細な日常を描いた4つの短篇から成る。
事件の真相を探偵が解き明かしはするが、それを本人達に伝えることもなければそれで関係が変化することも無い。そんな学生のちょっと印象的な日常を描いた作品。大きな変化も無い代わりに中学生の心の成長を感じられる。
⑮ ハリーポッターと賢者の石(実写映画)
原作:J.K.ローリング
孤児の少年、ハリーポッターのもとにホグワーツ魔法学校への入学を許可する手紙が舞い込み、彼の両親が有名な魔法使いで、本人もその血を継いでいたことが判明する。彼は無事入学し、友人もできるが、やがて学校に隠された驚くべき秘密に気づく。
人気ハリーポッターシリーズの一作品目。
魔法はファンタジーの中の話だと思っていたハリーが魔法世界に馴染んでいく様には多くの人が憧れを抱くように思う。最期の加点のシーンは物語的には盛り上がるラストだったが、特に悪いこともしていないスリザリン生にはあんまりな仕打ちに思える。
⑯ ハリーポッターと秘密の部屋(実写映画)
夏休みを人間界の親戚の家で過ごすハリーのもとに「屋敷しもべ妖精」が現れ、ホグワーツに戻らないようにと警告するが、それに反して学校に戻ったハリーは新学期を迎えて二年生になる。そして、楽しい学校生活を送る中、秘密の部屋にまつわる文字が壁に現れる。
人気ハリーポッターシリーズの二作品目。
小さな謎を順々に解いていく構成で引き込まれやすい。水を効果的に使っており、戦闘シーンの迫力が増している。
⑰ ハリーポッターとアズカバンの囚人(実写映画)
ホグワーツの三年生になったハリーは進級そうそう人間の世界で誤って魔法を使ってしまい、退学の危機に。さらに牢獄であるアズカバンから脱走した凶悪犯がハリーを捜し回っているという噂を耳にする。
人気ハリーポッターシリーズの三作品目。
ハリーの家族であるシリウスブラックの初登場回。一作品目からでていたキャラクターでのどんでん返しがあり、印象的な展開は視聴者の目を惹きつける。
⑱ ハリーポッターと炎のゴブレット(実写映画)
伝説の三大魔法学校対抗試合が再開される。立候補した生徒の中から「炎のゴブレット」が各校から代表一名を選出するのだが、参加資格すらなかったハリーも何故か選ばれてしまう。そして、選手の4人は様々な課題に挑んでいく。
人気ハリーポッターシリーズの四作品目。
だんだんとシリーズの不気味な世界観が強調されていく作品。今で言う再生回数稼ぎのような新聞記者がハリーの周りをかき乱していく様子が今のネット社会と重なって見えた。
⑲ ハリーポッターと不死鳥の騎士団(実写映画)
ホグワーツの五年生に進級したハリーはヴォルデモート郷の復活に深い懸念を示していた。そんな中、魔法省は防衛術を教える女教師を学校の監視役として送り込んでくる。一方、ヴォルデモートは仲間を集め、ハリー達を陥れようと暗躍していた。
人気ハリーポッターシリーズの五作品目。
今までそこまで実力を見せていなかった校長の活躍回。戦闘面、権力面共にハリーを手助けしてくれる。ハリー達の恋愛模様を映し出す割合が多くなっており、登場人物たちの成長を感じることができる。
⑳ ハリーポッターと謎のプリンス(実写映画)
闇の帝王ヴォルデモートの支配力が次第に強まる中、ハリーも警戒を続けていた。最終決戦が迫っていることを知るダンブルドア校長は、そんなハリーに来たるべき戦いに向けて準備を施していく。
人気ハリーポッターシリーズの六作品目。
主要キャラクター2人の闇落ち回。ヴォルデモート側につくにあたっての心の葛藤やそれぞれの事情が描かれており、今後の2人の立ち位置や活躍に期待が持てる。また、校長が何かを意図したような指示をハリーに出しており、その後の『ハリーポッターと死の秘宝』への伏線が張られている印象を受ける。
① エナメル(小説)
作者:彩藤アザミ
事故で寝たきりとなった、美少女、高飛車、大金持ち、天才探偵という盛りすぎな属性を持つ甘宮メルと、彼女に献身的に付き従う、寡黙でイケメン、彼女の前では少し気障な彼氏兼助手の江名。都市伝説や日常の謎を気まぐれに解決していく、一見すれば誰もが認める純愛カップルの彼らには、ある、絶望的な秘密があった。異色の青春全否定暗黒恋愛ミステリー。
『サナキの森』で新潮ミステリー大賞を受賞しデビューした作者の4作品目。
トロッコ問題のように自分の唯一の家族である妹と多くの人たち、それと運命を感じた彼女のどちらを命の危機から救うのかという局面に遭遇したことにより、メルから逃れられなくなったエナという関係の2人の物語。青春全否定暗黒恋愛ミステリーとあるが個人的には少し方向性の違う純愛モノという印象を受けた。読んで行くにつれ少しずつエナとメルの互いへの感情が読み取れ、彼らへの印象も変化していった。
② チュベローズで待ってる Age22(小説)
作者:加藤シゲアキ
就職活動に挫折した22歳の光太は栗スマホストである雫にスカウトされ、歌舞伎町の「チュベローズ」で働き始める。戸惑いの中で、客である美津子が憧れのゲーム会社に勤めていることを知り、彼女を誘惑して、利用しようとする。
『ピンクとグレー』で作家としてデビューし、アイドルグループNEWSのメンバー、俳優として活躍しながらも作家として活動している加藤シゲアキ著。
光太の最終面接を「なんとなく一緒に働くイメージができない」という理由で不採用に持って行った美津子が光太に対して罪悪感を抱いており、その罪悪感につけ込む形で光太は就職活動に利用していたのだが、次第に男女の仲になっていくというように初めは面接官と面接者、次にホストクラブの客とホスト、そして就活アドバイザーと就活生、最期には遠からぬ仲、と物語が進むにつれて関係性が変化していく。主人公の他の周りの人々も同じように変化していき、その変化が物語を複雑にさせていた。
③ チュベローズで待ってる Age32(小説)
作者:加藤シゲアキ
気鋭のゲームクリエイターとなった32歳の光太は自社のゲームが不祥事に見舞われるもチュベローズ時代の仲間の助けを借りて、会社を罠にはめようとする組織の存在を突き止める。そんななか、美津子をめぐる真相と向き合うことになる。
美津子の死の真相を探している内に想像だにしない真実を目にする。Age22での出来事と真相が繋がっていたり、登場人物たちが成長し、それぞれ別の立場となって光太に協力するため、読み終わった後にもう一度前作を読み返したくなる。
④ すずめの戸締まり(アニメ映画)
監督:新海誠
九州の静かな町で暮らす少女鈴芽と旅人の草太、猫のダイジンの出会いから始まる“戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながらたどり着いた場所で鈴芽を待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
「新海誠監督の集大成にして最高傑作」と歌われる作品。1700人を超えるオーディションから選ばれた原菜華や松村北斗らが声優を務め、3度目のタッグとなるRADWIMPSや映画音楽作家の陣内一真が参加している。
東日本大震災から10年以上経ち、直接被害があった人と、テレビで、ニュースで見ただけの人との今でも胸に秘めている恐怖や虚無感の差が浮き彫りになるような作品だと感じた。物語自体は多くは語らないため、何度も見ることによって多くの気づきがあり、深みが増していく作品。
⑤ ウェディング・ハイ(実写映画)
脚本:バカリズム 監督:大九明子
ウェディングプランナーの中越に支えられ、新郎新婦は幸せな式を迎えるはずだった。しかし、クセ者参列者たちの熱すぎる想いが大暴走!果たして、「絶対にNOと言わない」ウェディングプランナーは、全ての難題をクリアし、2人に最高の結婚式を贈ることができるのか。
芸人、タレントとしても活躍し、脚本家としてもその才能を発揮する笑いの鬼才、バカリズムの完全オリジナルストーリー。超豪華キャスト、スタッフが贈る、愛と笑いと感動のストーリー。
疲れた時こそ見て欲しい笑いの絶えない作品。参列者達一人一人の想い全てが良い方向に作用し、結婚式に参加した全員がハッピーエンドを迎える。
⑥ アリス殺し(小説)
作者:小林泰三
近頃、不思議の国に迷い込んだアリスという少女の夢ばかり見る栗栖川亜理。ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見たある日、亜理の通う大学でも玉子という渾名の研究員が転落死する。その後の夢と現実はリンクするように怪死事件が相次ぎ、最重要容疑者にアリスが名指されてしまう。
2014年に啓文堂書店文芸書大賞を受賞。作者は1995年に『玩具修理者』で第二回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しデビューして以来、多くの賞を獲得。
物語後半何度も訪れるどんでん返しに驚かされる作品。かなりグロテスクな表現や事件が多く、物語の面白さに対してページをめくる手が遅くなるのが難点。不思議の国のアリス特有の難解で意味不明な会話のあちこちで作品を読み解く上でのヒントがあり、何度も前のページを読み返したくなる。
⑦ 万能女中コニー・ヴィレ(ライトノベル)
作者:百七花亭、krage
お城に勤めるコニー・ヴィレは人並み外れた体力・膂力の持ち主で炊事洗濯、掃除戦闘なんでもござれの万能女中であり、ついでに結婚願望なしの徹底地味女子。そんな彼女に、母の再婚で義兄となった女好きで有名な美形騎士が近づいてきた。
漫画版も存在。
あらすじのみ見ると恋愛作品のようだが、しばらくは主人公の主である第二王子と愚王子である第1王子の継承権争いが描かれており、多くの謎をコニーが解きつつ、敵を倒していく話がメイン。恋愛要素が多くなってくるのは八巻以降で、主人公が強い謎解きファンタジーを読みたい人にもおすすめ。
⑧ 怪獣8号(漫画)
作者:松本直也
かつて憧れた世界とは遠い場所で働く男におとずれる予想もしない出来事…!その男、怪獣になりかつて憧れた場所を再び目指す…!
アニメ『怪獣8号』がアニメーション制作をProduction I.G、怪獣デザインとワークスをスタジオで2024年放送予定。
夢を諦めた主人公に降ってきた夢に近づくことができる、得体の知れない、しかも倒すべき敵に成り下がってしまうかもしれない「力」。自分の力をどう使いこなすのか、また、誰かの仲間である自分たちはどうやって誰かを支えるのかを様々な立場で考える作品。主人公はカフカだが、幾人もの登場人物たちにフォーカスが与えられる。
⑨ コンフィデンスマンJP英雄編(実写映画)
監督:田中亮 脚本:古沢良太
百戦錬磨のコンフィデンスマン達が降り立ったのは地中海に浮かぶマルタ島。中世の頃、聖ヨハネ騎士団の本拠地となっていたと知られるこの島で、騎士の装いに身を包んだダー子達は、時空をも超えたコンゲームを繰り広げる。
2018年四月期のテレビドラマから始まった大人気作品の映画版三作品目。
各メインの登場人物たちの視点で描かれ、視点が変わるごとに大どんでん返しが起こる作品。こうだと思っていたものが視点が変わると知っていたはずの事実がガラッと変わる。真実を知ってからも何度も見返したくなる魅力がある。
⑩ サナキの森(小説)
作者:彩藤アザミ
「祠に隠した鼈甲の帯留めを見つけて欲しい」という祖父からの遺言を受け取った荊庭紅は、訪れた遠野で起きた不可解な猟奇殺人事件を知る。その事件は祖父が書いた淫靡な怪奇小説『サナキの森』の「呪いによる殺人」に酷似していた。
「新潮ミステリー大賞」の記念すべき第一回大賞受賞作品。
引きこもり生活を送る主人公がこのお願いを通して友人を手に入れ、恋を進展させ、人間的にも成長する。一緒に謎を解いていった泪子の惹きつけられるようなキャラクター性が印象深い作品。また、恋愛と一口に言っても様々な感情や事情が絡み合っていると再確認する。祖父が書いたという設定の小説が所々挟まっており、冒頭から始まるその古い文体は、読み慣れていない人には少しおっくうになってしまいそうだが、読み進めるごとにその小説が気になっていく。
⑪ 白衣の英雄(漫画)
作者:とよはたつばさ、九重十造
ある日目覚めると異世界に転移していた稀代の天才研究者である天地海人。そこで彼が手に入れたのは何でも作り出せる創造魔法だった。類いまれな頭脳と創造魔法で異世界を謳歌する、天才による異世界ファンタジー。
ライトノベル版も存在。
天才が異世界に転生し、そのチート能力で無双するという王道物語。よくあるように多くの女性から好意を抱かれるが、自分の不注意で亡くなってしまった妻を想い続ける様は好感を持てる。
⑫ 大病院占拠(テレビドラマ)
チーフプロデューサー:田中宏史
日本が誇る大病院を鬼のお面を被った武装集団が占拠した。医師、職員が人質となる中、休職中の捜査官、武蔵三郎が事件に立ち向かっていく。果たして、犯人達の目的とは。ノンストップ籠城サスペンス。
日テレ系ドラマ。毎週土曜夜10時放送。
回を追うごとに増えていく事件の真相と謎が視聴者を引き込む。それぞれにそれぞれの事情があり、正義があり、考えかたがある、というように、何が正しいのかを考えさせられる作品。
⑬ 嘘つき魔女と灰色の虹(小説)
作者:そらる
舞台は”イロ”を失った世界。色彩が見えるのは”魔法使い”だけ。ある日、鮮やかな世界
に憧れを抱く少年・ルーマは、魔女が住むといわれている森へと向かう。迷い込んだ森
で出会ったのは、魔法使いの少女・イリア。二人の出会いが“イロ”のない世界の運命を
変えていく――。
歌い手・そらるが、自らの楽曲を題材に描くファンタジー冒険譚。前日譚が朗読劇となった。
装丁が綺麗で一目見ただけで手に取りたくなる。最期にまとめてある挿絵は色の使い方に目を奪われる。互いを想うという力の強さを感じることのできる作品。文章からキラキラした鮮やかな世界が読み取れ、美しく、幻想的な世界観となっている。
⑭ 探偵は教室にいない(小説)
作者:川澄浩平
中学生の海砂真史には長いこと会っていなかったちょっと変わった幼なじみがいる。しかし、彼女の元に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、その幼なじみ、学校に通わない名探偵、鳥飼歩と九年ぶりの再会を果たす。
2018年に第28回鮎川哲也賞を受賞し、その受賞作を改題した作者のデビュー作。些細な日常を描いた4つの短篇から成る。
事件の真相を探偵が解き明かしはするが、それを本人達に伝えることもなければそれで関係が変化することも無い。そんな学生のちょっと印象的な日常を描いた作品。大きな変化も無い代わりに中学生の心の成長を感じられる。
⑮ ハリーポッターと賢者の石(実写映画)
原作:J.K.ローリング
孤児の少年、ハリーポッターのもとにホグワーツ魔法学校への入学を許可する手紙が舞い込み、彼の両親が有名な魔法使いで、本人もその血を継いでいたことが判明する。彼は無事入学し、友人もできるが、やがて学校に隠された驚くべき秘密に気づく。
人気ハリーポッターシリーズの一作品目。
魔法はファンタジーの中の話だと思っていたハリーが魔法世界に馴染んでいく様には多くの人が憧れを抱くように思う。最期の加点のシーンは物語的には盛り上がるラストだったが、特に悪いこともしていないスリザリン生にはあんまりな仕打ちに思える。
⑯ ハリーポッターと秘密の部屋(実写映画)
夏休みを人間界の親戚の家で過ごすハリーのもとに「屋敷しもべ妖精」が現れ、ホグワーツに戻らないようにと警告するが、それに反して学校に戻ったハリーは新学期を迎えて二年生になる。そして、楽しい学校生活を送る中、秘密の部屋にまつわる文字が壁に現れる。
人気ハリーポッターシリーズの二作品目。
小さな謎を順々に解いていく構成で引き込まれやすい。水を効果的に使っており、戦闘シーンの迫力が増している。
⑰ ハリーポッターとアズカバンの囚人(実写映画)
ホグワーツの三年生になったハリーは進級そうそう人間の世界で誤って魔法を使ってしまい、退学の危機に。さらに牢獄であるアズカバンから脱走した凶悪犯がハリーを捜し回っているという噂を耳にする。
人気ハリーポッターシリーズの三作品目。
ハリーの家族であるシリウスブラックの初登場回。一作品目からでていたキャラクターでのどんでん返しがあり、印象的な展開は視聴者の目を惹きつける。
⑱ ハリーポッターと炎のゴブレット(実写映画)
伝説の三大魔法学校対抗試合が再開される。立候補した生徒の中から「炎のゴブレット」が各校から代表一名を選出するのだが、参加資格すらなかったハリーも何故か選ばれてしまう。そして、選手の4人は様々な課題に挑んでいく。
人気ハリーポッターシリーズの四作品目。
だんだんとシリーズの不気味な世界観が強調されていく作品。今で言う再生回数稼ぎのような新聞記者がハリーの周りをかき乱していく様子が今のネット社会と重なって見えた。
⑲ ハリーポッターと不死鳥の騎士団(実写映画)
ホグワーツの五年生に進級したハリーはヴォルデモート郷の復活に深い懸念を示していた。そんな中、魔法省は防衛術を教える女教師を学校の監視役として送り込んでくる。一方、ヴォルデモートは仲間を集め、ハリー達を陥れようと暗躍していた。
人気ハリーポッターシリーズの五作品目。
今までそこまで実力を見せていなかった校長の活躍回。戦闘面、権力面共にハリーを手助けしてくれる。ハリー達の恋愛模様を映し出す割合が多くなっており、登場人物たちの成長を感じることができる。
⑳ ハリーポッターと謎のプリンス(実写映画)
闇の帝王ヴォルデモートの支配力が次第に強まる中、ハリーも警戒を続けていた。最終決戦が迫っていることを知るダンブルドア校長は、そんなハリーに来たるべき戦いに向けて準備を施していく。
人気ハリーポッターシリーズの六作品目。
主要キャラクター2人の闇落ち回。ヴォルデモート側につくにあたっての心の葛藤やそれぞれの事情が描かれており、今後の2人の立ち位置や活躍に期待が持てる。また、校長が何かを意図したような指示をハリーに出しており、その後の『ハリーポッターと死の秘宝』への伏線が張られている印象を受ける。
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