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2年 木村 RES
夏休み課題2〜

2:『魔法少女まどか☆マギカ』制作:シャフト 監督:新房昭之

あらすじ:願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。(Wikipediaより)

プリキュアのようなポップなビジュアルながら、「代償のある奇跡」や「魔法少女になると人間ではなくなる」ことなど、ただ少女たちが敵を倒すだけではない重みのあるストーリーに驚かされた。かわいらしい絵柄と、禍々しい敵のデザインや、魔女の領域に入った時に切り絵のようなモチーフが多用されているのも絵面として美しいと感じた。

3:特『刀剣乱舞花丸』〜雪の巻〜 監督:直谷たかし

あらすじ:大きな万葉桜が見守る本丸が、真っ白な雪で覆われる頃――。
刀剣男士の大和守安定と加州清光は思い出話をしていた。
それは、自身が名刀・山姥切の本歌であるという“山姥切長義”が時の政府の指令により、
自分たちの本丸へ配属されてきたときのこと。
自身の写しである山姥切国広に対して挑発的な態度を取る山姥切長義と、彼に複雑な思いを抱く山姥切国広。そんな二振の気持ちを汲み取り仲間を支える加州清光に心の強さを見た大和守安定は、 加州清光にある提案をする。

原作ゲーム、アニメ版共に楽しんできたが、映画というだけあって作画が非常に美しいと感じた。花丸シリーズは基本ポップでコメディ中心だが、初登場のキャラクターの性格の掘り下げ、成長を描けている所が良いと思った。ゲーム中のイベントでもあった文久土佐での、龍馬と土佐にゆかりのある刀達のやり取りがポップさと時代の移り変わりを静観しているようで印象深かった。

4:特『刀剣乱舞花丸』〜月の巻〜 監督:越田知明

あらすじ:とある本丸に夏がやってきた。
新たな刀剣男士も増え、さらににぎやかな日々を送っていた彼らに、審神者から伝令が言い渡される。
それはなんと“3日間の休暇”だった!
審神者の粋なはからいに喜ぶ刀剣男士たちは、お返しに休暇を過ごすみんなの姿を集めたアルバムを作ることに。
山でしたいこと、海でしたいこと……各々やりたいことを考える刀剣男士たち。
一方、大和守安定は修行で不在の加州清光のためにもアルバムを作ろうと考え、できるだけ多くの仲間たちの姿を写真に収めるため、みんなの休暇を見て回ることにした。

アニメ版やほかの映像作品では、戦闘がメインで描かれているので、刀剣男士たちの休暇にスポットが当てられたのが新鮮で良かった。雪の巻同様非常に作画が綺麗で、安心して見ることができた。私が見に行った回は応援上映だったのだが、構成も盛り上がりやすく応援しやすかったと感じた。ただポップなだけでなく、修行から帰ってきた加州清光と大和守安定が再開するシーンは強い絆を感じられた。

5:特『刀剣乱舞花丸』〜花の巻〜 監督:野呂純恵

あらすじ:ある日、審神者が突然倒れてしまった――。
心配する刀剣男士たちをよそに、一向に目を覚ますようすがない審神者。
一方、審神者が倒れたことで時空転移装置が動かなくなり、遠征に出ていた三部隊が帰還できなくなってしまった。
本丸に連絡もできず、いつ戻れるかもわからぬまま、十八振の刀剣男士たちはそれぞれ平安時代・戦国時代・江戸時代で過ごすことを余儀なくされる。

刀剣男士たちの拠り所となる審神者が倒れてしまったり、別の時代へ出向していた部隊が帰還できなくなってしまったり、本丸がバラバラに動くというのは新鮮だったしハラハラさせられた。それぞれの時代でなんとかやり過ごそうとする刀たちの姿が健気で心打たれた。「審神者の夢の中に入ることで目を覚まさせる」というのが様々な作品を彷彿とさせて面白いなと感じたし、敵のデザインも禍々しくて良かった。また、映画のラストに映像ではなく声だけで加州清光と大和守安定が観客に語りかけてくる演出は、今までゲームをプレイしてきた「審神者」の心に響く良い演出だと感じた。

6:『あんさんぶるスターズ!!Road to show』監督:菱田正和

あらすじ:アンサンブルスクエアのアイドルたちが出演した映画3作品が「アイドルフィルムフェスティバル」にノミネートされた。授賞式に参加するため、代表に選ばれたアイドルたちはニューヨークへ向かうことに。そんな彼らに怪しい影が忍び寄っていたのだった…。

この作品もゲーム原作のアニメーション映画である。アニメ作品は、映画になると作画が丁寧になる傾向があり、この作品も非常に作画が綺麗だと感じた。キャラクター一人一人にスポットが当たるシーンがあり、キャラクター中心な部分からファン向けの作品だと感じた。その分、今まで何となくしか見ていなかったキャラクターも好きになれた所が良かったと感じた。la mortも桃源郷偶像拳もゲーム内のイベントで登場したものなので、ゲームをやっている人はより楽しめると思う。

7:『マイリトルゴート』制作:見里朝希

あらすじ:狼に食われかけたところを母ヤギに助けられたヤギの子供たちが暮らす家に、1匹だけ消化されて見つけられなかった子ヤギの代わりとして、母ヤギによって人間の少年が連れてこられる。家の中で少年は、狼の胃袋の中で消化され、体毛がはげ、皮膚も焼かれた子ヤギたちの姿を見る事になるが・・・

『PUIPUI モルカー』の監督が卒業制作として制作したストップモーションアニメ。羊毛フェルトの柔らかさと、狼の胃液で溶けかけ、原型から崩れかけた体の子ヤギたちのギャップがかわいらしくかつグロテスクで非常に衝撃的だった。オオカミと7匹の子ヤギを題材にし、狼の胃で消化されかけるというリアルな要素と、人間がヤギたちと生活するというアンリアルな要素が倒錯的で面白いと感じた。また、人間を攫ってきつつも自分の子として深い愛を注ぐ母ヤギと、実父でありながら息子に性的虐待をする男性の対比が、愛や家族の複雑さを感じさせた。ハッピーエンドと思いきや、子を守るためなら暴力も辞さない母ヤギの姿にも考えさせられるものがあった。

8:『CGWORLD 289sep.2022 あんさんぶるスターズ!!Music 3DダンスMV特集』publisher:村上徹

概要:CG専門雑誌での『あんさんぶるスターズ!!Music』で使われている3DMVの特集。モデルの作成方法からモーションキャプチャなど、どうやって3DMVが作られているのか事細かに特集されている。

あんさんぶるスターズというゲームを日常的にプレイしているのだが、いつも3DダンスMVの綺麗さに驚かされていたので、どうやって作られているのかをかなり細かく記載していてとても手間がかかっていることを感じた。専門用語が多く、分からない所も多々あったが、質感の違いを感じさせる為にハイライトの入れ方を変えたり、袖の長い衣装の時にマイクが手から浮いてしまわないように調整したりと、途方もない手間がかかっていることを知れた。また、カメラワークなどにも拘っているのを感じ、映像論としても非常に役立つ内容だった。

9:『ヨダカの箱庭』著者:シェリー

あらすじ:終末が近づいた世界で、生き残った数人のアイドルたちは、この生活の終わりが近づいていることを感じながらも、希望を夢見て今日もまた生きていく…。

『あんさんぶるスターズ!!』の二次創作作品だが、非常によく練られていて、読み応えのある作品だった。アイドルという夢を追っていた少年たちが、いきなり夢を見る所ではない状況に追いやられ、精神をすり減らしたり仲間を失うことへの恐怖を覚えつつも、最後まで命を輝かせ続ける姿が非常に美しいと感じた。また、「よだかの星」や、北欧神話などの要素もちりばめられている所に作者の教養の深さが感じられた。解説サイトも作ってある所も見事。

10:『ヨダカの巡礼』著者:シェリー

あらすじ:『ヨダカの箱庭』前日譚。いきなり終末が訪れ、仲間も学校もステージも失ったアイドル達は、大きな不安と絶望を抱えながらも前に進むしかなく…。

『ヨダカの箱庭』で語りきれなかった所を前日譚的に補足した作品。アイドルとして人を救いたい、希望を与えたいという気持ちで活動してきた彼等が、救える者も輝きを与えられる者もいない世界での絶望に直面しながらも、生きていく理由を探していく所に心を打たれた。生きる理由として誓約書を書くシーンは、長くないとは分かりつつも最期まで諦めない姿勢を感じられて良かった。前作同様、終末をモチーフとしているのに暗さがなく、どこかハッピーエンドらしさを感じられた。この作品でも解説サイトが作られていて流石だと思った。
2022/09/27(火) 04:43 No.1914 EDIT DEL