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3年 岩下 RES
夏休み課題11~20

11.親愛なる僕へ殺意をこめて(漫画)
原作:井龍一 漫画:伊藤翔太
大学生の浦島エイジは、15年前に発生した女子大生連続猟奇殺人事件の犯人・通称LLの息子であることを周囲に隠していた。ある時を境に、エイジの周囲で身に覚えのない出来事が起きていたことに気づく。記憶のないうちに同級生の雪村京花と付き合っていたり、身に覚えのない証拠品を持っていたり……。次第に記憶が抜け落ちる頻度が増えていく中で、エイジは同級生の真明寺麗から二重人格の疑いがあることを指摘される。周囲の人々のバックボーンや浦島エイジ自身の謎に迫っていくクライムサスペンス。
この物語の主人公は信頼できない語り手である。物語は基本的に一つの人格からの視点で進行していくが、どちらの人格による言動なのか明言されない場面も多数ある。よって、読者は作中で起きた事件の全容を把握することができない。それゆえいきなり身に覚えのない出来事が発生したり、裏人格の謎に迫っていく過程で思いがけない事実を知ったりといった衝撃的な展開が本作最大の魅力である。どこかリアリティーを感じさせる作風で、サスペンスドラマを見ているような作品だと感じた。

12.神様の言うとおり弐(漫画)
原作:金城宗幸 作画:藤村緋二
ある日突然全国の高校に現れただるまによって、世界中の高校生達は命懸けの「試練」を強いられた。前作「神様の言う通り」では高校生たちが神を目指す試練に強制的に巻き込まれていたが、本作では何らかの理由によって高校を休んでいたがため前作の試練を免れた欠席者たちに課された、もう一つの試練が描かれている。
本作の試練は昔遊びになぞらえられており、視覚的な懐かしさやルールの多彩さが魅力の一つである。また、クリア条件やルールは伏せられていることも多く、予想のつかない展開と徐々に明らかになっていく攻略法までの道のりが見ていてハラハラする作品である。
中でも、命を賭したゲームが故のスリルや、それを楽しむ独自の価値観を持ったキャラクターの数々が魅力的だと感じた。

13.ちはやふる(漫画、アニメ)
作者:末次由紀
競技カルタで日本一の名人を目指す少年・綿谷新との出会いをきっかけにカルタの面白さに気づいた綾瀬千早が「競技カルタの日本一は世界一」という言葉に動かされてクイーンを目指していく物語。
本作は小学校編から始まり高校生編につながる構成になっており、本編では直接描かれていない期間を感じさせる描写が巧いと感じた。また、高校で競技カルタ部をゼロから設立した千早が全国大会で優勝するまでの道のりはフィクションであるからこその爽快感が味わえるのと同時に、小学生の頃からカルタを続けて高校三年間の全てを賭けている、という点において絶妙な説得力がある。また、作中では主に高校三年間の大会に向けた努力や作戦が描かれているため、主要人物たちの成長やリアルな敗北、違うメンバー・違うライバルで同じ大会に挑むという学生ならではの面白さを味わうことができる。今まで知らなかった世界について知れるのと同時に、自らの青春時代を想起させられるような作品だと感じた。

14.早乙女さんにはもうデスゲームしかない(漫画)
作者:三上裕
お嬢様の早乙女麗華は片思い相手である新堂真を前にすると極度の緊張から会話すらまともにできない状態であった。新堂真との距離を縮めて最終的には付き合うべく、早乙女財閥の執事や資金をフルに使って保護者同意の安心安全なデスゲームを開催し、一緒に参加する中で距離を縮めていく様を描いた物語。
デスゲーム×恋愛という取り合わせが、保証された安全性と新堂真の驚異の身体能力によってコミカルに描かれている。デスゲームにありがちな状況をいかに安全に作り出すかという裏方の工夫が面白く、デスゲームとは思えないほどの快適な状況にツッコミを入れながら読むことができる作品である。

15.降り積もれ孤独な死よ(漫画)
原作:井龍一 漫画:伊藤翔太
エリート刑事の冴木仁が通報を受けて向かった屋敷には、13体の子供の遺体が隠されていた。灰川十三を父と呼ぶ謎の女性・蓮水花音とともに屋敷の主である灰川十三の謎を探っていくノワールサスペンス。
同一タッグによる前作『親愛なる僕へ殺意をこめて』同様に、信頼できない語り手が出てくる点が本作の特徴である。主人公の冴木は事件を追う善良な刑事である一方で、幼少期の虐待のトラウマから同じような境遇にある子供を助けるべく、加害者を私刑していた殺人者だという事実が途中で明かされる。また、作中には虐待により心身に傷を負った人物が数多く登場するが、それらの人物はどこか歪みを抱えた人格を表向きには隠して生活している。誰を信じて誰を疑えばいいのかわからない緊張感が本作の魅力である。

16.東大リベンジャーズ(漫画)
作者:船津紳平
『東京卍リベンジャーズ』の作者・和久井健容認の非公式スピンオフ作品。
主人公の井丁ミチタケは東大卒かつ東大至上主義の熱狂的な東大ファンで、在学中に片思いしていた同級生の早瀬ユウキが慶応大学卒の男と結婚したというニュースを目にしてショックを受ける。七年前にタイムリープしたミチタケが、早瀬を「救う」という名目のもと己の理想通りに運命を変えようとする物語。
東京大学独自のカルチャーを東大生以外にも分かりやすく、ユーモアたっぷりに描いた作風が面白い。また、ヒロインを死の運命から救うべく生死を賭けた戦いを繰り広げる『東京リベンジャーズ』とのギャップによって、本作のコミカルな世界観が際立っている。

17.恋と千里眼と青二才(漫画)
作者:御家かえる
童顔の中学生・英太は未来を見通せる千里眼を持つ女子高生、千里ちはやに助けられたことをきっかけに一目ぼれする。すぐに告白するも、子供と付き合うのは抵抗があるといった理由から振られてしまう。しかしその時、千里の脳裏には大きくなった英太と千里が幸せそうに結婚式を挙げている未来が見えていた。諦めずにアプローチし続ける少年と、社会的な目と運命の狭間で揺れ動く乙女による年の差恋愛を描いたラブコメディ作品。
本作で描かれる千里眼には、見える未来が頻繁に変わりやすいという特徴がある。そのため未来が分かっていながらどうすれば望む未来が手に入るのか、予測不可能な点が一つの魅力である。また、主人公の千里は千里眼を持っているが故の周囲からの偏見にさらされているが、このような描写は普遍的な問題にも通ずるところがあると感じた。

18.タコピーの原罪(漫画)
作者:タイザン5
ハッピー星からやってきた地球外生命体「んうえいぬkf」(通称タコピー)は、学校でのいじめと家庭の不和に苦しんでいた小学4年生・久世しずかに窮地を救われた。そのお礼としてハッピー星に伝わる秘密道具・ハッピー道具を使ってしずかを幸せにすることを提案するも、断られたり、価値観の相違によってむしろ逆効果となってしまう。家庭環境に問題を抱える3人の小学生、久世しずか、雲母坂まりな、東直樹と、タコピーの交流を描いたダークSF作品。
幸せであるがゆえに不幸な人間や悪意に対する理解のないハッピー星人と、悪意に満ちた地球の対比が面白い。また、そのような対比によって現代社会に隠された問題が浮き彫りになっている点から、社会風刺的な側面もある作品だと感じた。

19.レベルE(アニメ)
原作(漫画):冨樫義博
監督:加藤敏幸 制作:スタジオぴえろ
ドグラ星の第一王子であるバカ王子は天才的な頭脳を持つ一方で、その頭脳を「民衆の支持を下げずにいかに苦しめるか」という意地悪に悪用していた。突如地球にやってきたバカ王子の悪ふざけに苦しめられる地球人や異星人、バカ王子の悪巧みに唯一真っ向から反論する部下・クラフト隊長達がもがく様子をオムニバス形式で描いた物語。
本作には高校生や小学生、特殊な生態を持った異星人など様々な境遇の人々が登場するため、シリーズごとに様々なテイストの物語を楽しむことができる。また、それらの物語の軸には一貫してぶっ飛んだ言動をするバカ王子が存在していて、予想の斜め上を行く衝撃的な展開が物語全体に笑いとメリハリを生み出している。
バカ王子の行動は子供が持っている思わぬ残虐性にも似た純粋な悪意に満ちており、登場人物たちにとっては笑い話では済まないような結果をもたらすことも多い。しかしながら、コメディタッチな作風と的確なタイミングで入れられるクラフト隊長のツッコミによって、物語全体の主役かつ悪役という何故か憎めない不思議な魅力を持っている人物像として描かれている。

20.サマーウォーズ(アニメ映画)
監督:細田守 制作:マッドハウス

ある日、数学に秀でた高校生・小磯健二のもとに数字の羅列が記された謎のメールが送られてくる。戸惑いつつもメールの内容を解読して返信する健二だが、その暗号は世界中の人々が利用するインターネット上の仮想空間・OZの管理権限を不正利用するためのパスワードだった。その後OZは何者かによって乗っ取られ、被害は現実世界にも及んでいく。
事件を収束させようと手を尽くす田舎の大家族・陣内家の人々と、高校の先輩である夏希に依頼されて偶然にも陣内家を訪れた、小磯健二の奮闘を描いた物語。
昔懐かしさを感じさせる田舎の家族が近未来的な電脳空間で発生した事件に立ち向かっていく、というアンバランスさがおもしろい。また、一見ただの田舎に住む人間のような人々が膨大な人脈を持っていたり、秘密の組織に属していたりといった展開は「もしかしたら自分の身の回りにも、知らないだけで凄い人物が潜んでいるのかもしれない」という想像を搔き立てられる魅力がある。
2022/09/18(日) 23:31 No.1882 EDIT DEL
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