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4年 橋本
RES
卒論概要
【タイトル】
「『ジャックジャンヌ』における男装にまつわるジェンダー観(仮)」
【概要】
『ジャックジャンヌ』は、株式会社ブロッコリーより発売されている少年歌劇シミュレーションゲームである。原作・キャラクターデザインを『東京喰種』を代表作にもつ石田スイが担当し、シナリオには実姉であり『東京喰種』や『NARUTO』のノベライズを担当している十和田シンが関わっている。女性主人公が男子校に入学し、学生生活を送りながらキャラクターと親密になっていく乙女ゲームの形態をとるこの作品を、ダークファンタジー作品を描く漫画家が手がけることは異例であると考えられる。本稿では、この点を踏まえた上で、主人公が男装をして男子校に通う少女であることを中心にジェンダー観の考察を行う。
石田は『ジャックジャンヌ コンプリートコレクション』にて『ジャックジャンヌ』のジェンダー観について、
前提として「ジャックジャンヌ」では男性が女性を演じているわけですが、何かのメタファーでもないし、一石を投じたいわけでもない。単純にそういう形のお芝居に対して全力で頑張る、爽やかなものにしたかったんです。
僕はジェンダー的な問題を抱えている当事者ではないから、完璧に理解できているかはわからないけど、そもそも性別をあまり気にしていないんです。男性に「女性の心を持っています」と言われても「そうなんだ」と思うだけというか……。この問題を重く捉えるほうが、違和感を覚えます。気にしなくていいと思うし、僕自身が語るべき言葉を持ってるわけでもないので。(p235)
と語っている。また、十和田は、
当初はそういう毛色が可能性としてあったものの、進んでいくうちに大げさに書く必要はないと思うようになりました。外から見たら大きく見える個性だって、本人からしたら一部でしかない。それがすべてであるかのように語ってしまったら、その人の他の部分を否定することになってしまう。どのキャラクターに関しても、いろんな個性を内包していることを考えて、とにかく自然体になるように心がけていました。(p235)
と語る。そこで、本稿ではまず作品内のジェンダー観の分析を行い、その結果が作者の意図している通りだったかどうかを明らかにする。その上で、漫画家を起用した作品であることを踏まえながら昨今のジェンダー観と比較し、この作品のジェンダー観が現代のプレイヤーにどのように受け止められているかを考察する。
【タイトル】
「『ジャックジャンヌ』における男装にまつわるジェンダー観(仮)」
【概要】
『ジャックジャンヌ』は、株式会社ブロッコリーより発売されている少年歌劇シミュレーションゲームである。原作・キャラクターデザインを『東京喰種』を代表作にもつ石田スイが担当し、シナリオには実姉であり『東京喰種』や『NARUTO』のノベライズを担当している十和田シンが関わっている。女性主人公が男子校に入学し、学生生活を送りながらキャラクターと親密になっていく乙女ゲームの形態をとるこの作品を、ダークファンタジー作品を描く漫画家が手がけることは異例であると考えられる。本稿では、この点を踏まえた上で、主人公が男装をして男子校に通う少女であることを中心にジェンダー観の考察を行う。
石田は『ジャックジャンヌ コンプリートコレクション』にて『ジャックジャンヌ』のジェンダー観について、
前提として「ジャックジャンヌ」では男性が女性を演じているわけですが、何かのメタファーでもないし、一石を投じたいわけでもない。単純にそういう形のお芝居に対して全力で頑張る、爽やかなものにしたかったんです。
僕はジェンダー的な問題を抱えている当事者ではないから、完璧に理解できているかはわからないけど、そもそも性別をあまり気にしていないんです。男性に「女性の心を持っています」と言われても「そうなんだ」と思うだけというか……。この問題を重く捉えるほうが、違和感を覚えます。気にしなくていいと思うし、僕自身が語るべき言葉を持ってるわけでもないので。(p235)
と語っている。また、十和田は、
当初はそういう毛色が可能性としてあったものの、進んでいくうちに大げさに書く必要はないと思うようになりました。外から見たら大きく見える個性だって、本人からしたら一部でしかない。それがすべてであるかのように語ってしまったら、その人の他の部分を否定することになってしまう。どのキャラクターに関しても、いろんな個性を内包していることを考えて、とにかく自然体になるように心がけていました。(p235)
と語る。そこで、本稿ではまず作品内のジェンダー観の分析を行い、その結果が作者の意図している通りだったかどうかを明らかにする。その上で、漫画家を起用した作品であることを踏まえながら昨今のジェンダー観と比較し、この作品のジェンダー観が現代のプレイヤーにどのように受け止められているかを考察する。
山田
『東京喰種』はずっと昔に一度読んだことがあるだけなので朧気な記憶になってしまいますが、『ジャックジャンヌ』とは全く違う、ダークファンタジーのジャンルに分類される作品なので、共通点を見つけたいといった観点から読むことを検討しているのであれば読まなくても卒論に支障はないのではないかと思います。読む際には、とあることが原因で主人公が今まで食べていたものを食べられなくなり、代わりに人肉に魅力を感じてしまう喰種(正確にいうと彼は半喰種です)というものになってしまうという話であることから、人が喰われる描写や拷問描写などがありますので、そのような描写が苦手だという場合はその部分を避けるなど、気を付けて読むことをお勧めします。
また、私は見たことがないのですが、BANDAICHANNELの紹介によると、『魔女の旅々』第7話の<旅人が刻む壁/ぶどう踏みの少女>は、「人によって隔てられた、競い合う2つの土地のお話。『ニケの冒険譚』に綴られた、壁で分断された仲の悪い2つの国。ある日役人が旅人のニケに、壁のこちら側がいかに素晴らしいかを自慢したいと相談する。ニケはおもむろに壁に賞賛の文字を掘り始める。/ぶどう酒が特産の「こっちの村」は、道を挟んで競い合う「あっちの村」の姑息な販売商法に対抗するため、イレイナの擁立を企む。最初は乗り気でなかったイレイナも、あれよあれよと担がれるうち、闘志に火が付いてしまう。」という内容で、特に<旅人が刻む壁>という方に壁で隔てられた仲の悪い2つの国が出てくるようです。少しでも参考になれば幸いです。
また、私は見たことがないのですが、BANDAICHANNELの紹介によると、『魔女の旅々』第7話の<旅人が刻む壁/ぶどう踏みの少女>は、「人によって隔てられた、競い合う2つの土地のお話。『ニケの冒険譚』に綴られた、壁で分断された仲の悪い2つの国。ある日役人が旅人のニケに、壁のこちら側がいかに素晴らしいかを自慢したいと相談する。ニケはおもむろに壁に賞賛の文字を掘り始める。/ぶどう酒が特産の「こっちの村」は、道を挟んで競い合う「あっちの村」の姑息な販売商法に対抗するため、イレイナの擁立を企む。最初は乗り気でなかったイレイナも、あれよあれよと担がれるうち、闘志に火が付いてしまう。」という内容で、特に<旅人が刻む壁>という方に壁で隔てられた仲の悪い2つの国が出てくるようです。少しでも参考になれば幸いです。
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