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2年 岩下 RES
春休み課題11~20

11.その淑女は偶像となる(漫画)
作者:松本陽介
かつて有名アイドルだった姫宮桜子は引退後、お嬢様学校で淑女としての生活を送っていた。アイドルだった過去を頑なに隠していた桜子であるが、ある日転校してきた駆け出しのアイドル・若菜あるみに一緒にユニットを組んでアイドルリーグ優勝を目指さないかと誘われてしまう。再びトップアイドルを目指すことを決意した桜子達が、年に一度の”トップアイドル”を決める祭典・アイドルリーグ優勝を目指す物語。
この作品は、アイドルという題材でありつつどこかスポ根漫画のような熱さを持っている。「トップアイドル」という漠然とした目標をアイドルリーグという架空の大会を用いて具体的に位置づけることによって、主人公らの目指す道が分かりやすくなっていると感じた。

12.奴隷遊戯(漫画)
原作:ヤマイナナミ 作画:木村隆
市原海のスマホに現れた謎のアプリゲーム「SRAVA GO」。その正体はアプリを通して撮影した人物を奴隷として捕獲・召喚して戦わせる、命の危機を伴うゲームだった。主人公の市原海はアプリの危険性に気が付くと、ゲーム運営に捉えられた幼馴染を助けるために奴隷を集めて戦うことを決意した。
この作品の魅力はぶっとんだ世界観と所々に散らばるパワーワードである。特に第一部は原則「手持ちの奴隷が敵と戦い、生き残ったほうが勝利」という分かりやすい構図であるため、作品独自の用語や設定が引き立っていると感じた。

13.夢魔子(アニメ)
原作:藤子不二雄A 監督:クニトシロウ 制作:シンエイ動画
謎の少女・夢魔子は悩んでいる人の前に現れ、その人の悩みを夢の世界で解放してあげる仕事をしていた。夢魔子に煙を吹きかけられた人はその後、自身の悩みに対する考えや周囲との関係性に変化がもたらされる。
この作品における変化とは、一概に良いこととも悪いことともいうことができない点が特徴である。世間一般的には望ましくないとされる変化であったとしても、その事実を周囲に隠したまま自分を殺し世間に溶け込むことが良いことなのか、己の欲望を解放することで社会不適合者とされることが良いことなのかといった問題について考えさせられる。
また、当時の社会情勢やジェンダー問題が反映された作風であり、他者からの抑圧と自らの欲望の間で揺れる3名の登場人物の心理描写が魅力的である。

14.武道館(ドラマ)
原作: 朝井リョウ『武道館』(小説)
脚本:和田清人 NEXT YOUプロデューサー:つんく♂
武道館ライブを夢見る5人組アイドルグループ『NEXT YOU』のメンバーたちがそれぞれの悩みやスキャンダルを乗り越え、念願の武道館公演を行うまでを描いた作品。
本作の特徴として、ドラマ内のアイドルグループと実在するアイドルグループの間に生じる奇妙な連動性が挙げられる。
本作のメインキャラクターである『NEXT YOU』のメンバーたちは、実在する5人組アイドルグループ(当時)『Juice=Juice』のメンバーが演じている。またNEXT YOU名義での楽曲リリースやYouTubeチャンネルの開設・運用、Juice=Juiceファンをエキストラにしたライブシーンの撮影など、作品の内外問わず架空のアイドルグループNEXT YOUがあたかも実在しているかのような演出が印象深い。
物語の結末においてNEXT YOUはリーダーの卒業、恋愛スキャンダルによるメンバー脱退、二期生募集による卒業加入制グループへの移行といった局面を迎えるが、本作の主演を務めたJuice=Juiceも後に同様の未来を迎えている点も興味深く感じた。

15.ブラックナイトパレード(漫画)
作者:中村光
クリスマスの日に悪い子の元に訪れるといわれる、黒いサンタクロースをモチーフにした作品。
同作者の過去作『荒川アンダーザブリッジ』ではエリートの主人公が河川敷ではいじられキャラになる、という逆転現象が描かれていたが、本作においては現実世界で上手くいかなかった主人公がサンタクロースの世界では天性の才を開花させるという、過去作とは真逆の現象が描かれている。
主人公がサンタクロースの世界における常識を把握しないまま物語が展開していくため、未知の世界に巻き込まれた戸惑いを読者と共有しながら体感することができる。また、主人公の視点から見るとギャグシーンのような場面にも後から読み直すと分かる事情が仕込まれており、笑えるのにどこか深みが感じられる作品でもある。
作中には労働環境や毒親問題、SNSによる承認欲求といった現代社会における社会問題が組み込まれている。また、クリスマスをモチーフにした作品であるため、登場人物の名前や設定に七頭のトナカイや聖ニコラウスの逸話、くるみ割り人形といったクリスマスに纏わる逸話が引用されている点も特徴である。

16.賭博黙示録カイジ(漫画)
作者:福本信行
バイト先の後輩の連帯保証人となって多額の借金を負ったカイジは返済のあてもなく、他人の高級車にイタズラを仕掛けることを数少ない趣味とする生活を送っていた。消費者金融を主とする日本最大級コンツェルン"帝愛"からの取り立て人・遠藤によって一攫千金のギャンブル船への乗船を持ちかけられたことを切っ掛けに、大金や生命を賭けた大勝負に乗り出すようになったカイジを描いた作品。
この物語における主人公・カイジは勝負強く情に厚い反面、自堕落で物事を都合のいい方向に捉えてしまう傾向がある。そのためギャンブル開始時には他者からカモにされるも、仲間の裏切りや敵の不正といった逆境に追い込まれて初めて実力を発揮するという特徴がある。このようなカイジの普段の性格と危機的状況下とのギャップが白熱する展開を生み出していると感じた。
また、本作のオリジナルギャンブル「限定じゃんけん」は単純かつ分かりやすいルールでありつつ戦術考察の余地もあり、実際に試してみたくなるようなゲームに仕上がっている点が魅力である。

17.一日外出録ハンチョー(漫画)
原作:萩原天晴 漫画:上原求・新井和也 協力:福本伸行
福本伸行による漫画『賭博破戒録カイジ』に登場する悪役・大槻班長を主人公としたスピンオフ作品。借金をした者が落とされる地下の強制労働施設で班長を務める債務者・大槻は、他の債務者からイカサマギャンブルや物販で巻き上げた金を使って一日外出をし、定期的に仲間とともに地上で美味しいグルメや和やかな一日を満喫していた。
一見穏やかな休日を軽快に描いた作品だが、端々から過酷な労働環境の中での搾取構造が感じ取れる点が興味深い。同時に、理想的な休日の在り方について考えさせられる作品でもある。

18.中間管理録トネガワ(漫画)
原作:萩原天晴 漫画:橋本智広・三好智樹 協力:福本伸行
福本伸行による漫画『賭博黙示録カイジ』に登場する敵役・利根川を主人公としたスピンオフ作品。消費者金融事業を主とし、債務者を対象としたギャンブルゲームを運営する日本最大級のコンツェルン”帝愛グループ”の最高幹部・利根川は強権的な会長の下、揃いの恰好をした部下たち(通称黒服)を束ねていた。上司の機嫌や部下との人間関係、業務上のハプニングに悩まされながらもプロジェクト成功を目指すチーム利根川の物語。
この作品は本編の裏側に隠された運営側の苦悩をコミカルに描いたギャグマンガでありながら、利根川を理想の上司としたお仕事マンガとしての側面も持っている。不器用ながらも部下や上司に真摯に向き合う利根川の姿からは人間関係において参考になる要素を学び取ることができる。

19.ハンター×ハンター(アニメ)
※本作は二度のアニメ化をしているが、今回取り上げるのは1999年フジテレビ版の作品である。
原作:富樫義博『HUNTER×HUNTER』 制作:日本アニメーション

12歳の少年・ゴンは両親は死んだと聞かされ叔母であるミトに育てられていたが、幼少期に出会ったハンターより父親の生存と偉大なハンターとしての功績を聞き、父親を捜すためにハンターになる決意をする。会場に辿り着くことすら困難である難関・ハンター試験を合格して父を見つけることを目指すゴンが、出会った仲間達とともに修行し旅する道中を描いた冒険譚。
本アニメ化では、特に序盤において原作にはないオリジナルエピソードが多数追加されている点が特徴である。これは休載の多い原作に追いつかないための措置だと考えられるが、このような翻案によって登場人物たちの人間性の補完や原作において描かれない行間的な場面の描出がなされている。中でもハンター試験において第二次試験と第三次試験の間に存在する「軍艦島編」は全編通してアニメのオリジナル展開である。各受験生の強みを活かして協調し、大きな難題を乗り越える展開が追加されることによって、その後の互いに競い合う展開に深みが増すとともに、原作では深く描かれていないサブキャラクター達の手ごわさや個性が際立っている。

20. 幽★遊★白書(漫画)
作者:富樫義博
不良中学生の浦飯幽助は車に跳ねられそうになっていた子どもを助けて死んでしまう。このような幽助の行動は霊界としても想定外であったため、幽助の魂は地獄にも天国にも行くことができず、成仏することすら不可能な状態であった。しかし、霊界の長の息子・コエンマより霊体として課された試練を乗り越えることができれば生き返らせるとの提案がなされ、現世で悲しむ母や友人の姿を目にした幽助はその課題に挑むことを決意した。人間界・霊界・魔界の3つの世界を架けるバトル作品。
本作は当初、悪い妖怪を人間である幽助が倒していくという構図を取っていたが、人間界&霊界=善、魔界に住む妖怪=悪といった構図は次第に崩れていく。当初は討伐対象であった妖怪の飛影が仲間に加わったり、人間である仙水が人類抹殺を企てることにより、悪とはなにかという問題について考えさせられる作品である。
2022/04/07(木) 17:29 No.1842 EDIT DEL
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